年末年始はパチンコの撤去と入替で例年になく厳しくなる予想なので、ホール選びがかなり重要

シリーズ名
あさってにむかって打て! (毎週水曜日更新)
話数
第38回
著者
担当編集・しゃっく(以下、し) 「あっという間にもう12月ですねぇ」

「そうだねぇ」

「こうやって矢の如く1年が過ぎ去っていくワケですから…嵐さんも歳を取るワケですねぇ」

「アタシもって…アナタもそんなに歳は変わらないじゃないの(苦笑)」

「現実を思い出させないでください。僕は永遠の二十代でいるつもりなのですから」

「ザーさん(=スロカイザー)みたいなこと言わないの。まあ、アッチは永遠の17歳を自称してるから、1枚も2枚も上手だけど(笑)」

「ですね(笑)。ところで、あっという間に残り1ヶ月ですけど、トータル収支のほうはどうですか? 少しは上向いて来てるんですか?」

「…んにゃ。現在、破竹の8連敗を継続中ですから、地上…即ちプラマイゼロに到達するどころか、順調に黄泉比良坂を転げ落ちて冥府にまで到達しそうだよ(苦笑)」

「は、8連敗ですか!? いくら嵐さんがパチスロがド下手だといっても、さすがにちょっと負け過ぎですね」

「前回も帰国したあとはこんな感じになったから…どうもマカオに行くと、毎回なにかを吸い取られて帰ってくるみたいだね(苦笑)」

「いや、それはマカオじゃなくて日頃の行ないのせいでしょうね」

「え? おかしいな…品行方正に日々を過ごしているつもりなんだけど。今年は例年以上に年末年始のパチスロの状況が厳しくなりそうなのに、このままだと無事に年を越せるかほとほと心配になりますよ」

「え? 年末年始がいつも以上に厳しいって、本当ですか?」

「あくまでも個人的な憶測ですけど、パチンコの状況を考えると…その余波がパチスロにも及ぶのは想像に難くないですからね」

「そうか…パチンコは、もうすぐ大々的な機種の撤去と、それに追随する形で新機種の大量導入が始まるんですね」

「そうなんです。そこにかかる費用を、パチンコのシマだけでまかなえるか…と考えると、難しいよね? それに加えて、客離れを防ぐためにパチンコ全体を甘く使わざるをえないという状況も考えられるから、そうなるとその分の利益をパチスロのほうで回収しよう…と考えるケースも出てくるんじゃないでしょうか」

「パチンコ・パチスロ併設店だとそうなるところもあるでしょうね。…ん? じゃあ、しばらくはパチスロ専門店で打った方がいいってことですか?」

「そこまで言ってしまうと極論だし、パチスロ専門店でも元々状況があまりよろしくないところもあるだろうから一概には言えないけど、影響が少ないことは間違いないだろうね。まあ、その店舗がスロ専でも、他のグループ店舗が併設店で、そこでの影響を受ける…というケースもあったりするかもしれないけど」

「なるほど…。いまのパチンコが置かれている状況は小耳に挟んでおりましたが、そうやってパチスロにも影響が出てきそうだ…という可能性まではあまり考えておりませんでした」

「まあ、あくまでも憶測だから話半分に聞いておいて欲しいけどね。ただ個人的には、この年末年始は例年以上にホール選びが重要になりそうだな、と考えております」

「僕もそんな気がしてきました。ちなみに、嵐さん的にはどういったホールを選んでいこうと考えているんですか?」

「さっきも話題に出たけど、影響の少なそうなスロ専、または影響が出ても動じずにやっていける体力のありそうな稼働の良い大型併設店などを最初は選んでいこうかと思っています」

「最初は…というのは?」

「どんな時でもそうだけど、こういう苦しい時こそ他店と差を付けるチャンスだ…と捉えて頑張るホールもあるだろうから、固定観念に囚われすぎないように、色んな規模や立地のホールを見て回ることも大事だろうな、と思って」

「なるほどね。4号機から5号機へと時代が移り変わるときも、それまで状況が良かったホールが急にダメになったり、逆にそれまであんまり注目してなかったホールが急に状況が良くなったり…といった変化が見て取れた地域もありました」

「そうなんです。まあ、我々打ち手はホール経営に関しては完全にズブの素人なんですから、勝手に憶測から結論付けずに、こういう時こそ普段はスルーしているようなホールに足を運んでみるのもアリじゃないかな、と。美味いラーメン屋と良いホールは、自分の足で探すもんだ」

「また黒沢さんのパクリじゃないですか。ホント好きですね、天牌」

「パクリじゃなくてインスパイアね、インスパイア」

「それにしても、今回は嵐さんらしくなく真面目な話に終始しましたね」

「アタシも必死なんです。勝ちたいんです」

「そうなんですね。僕は嵐さんは、負けたくてパチスロを打ってるのものだと思ってました」

「そんな人間いるかいっ!」