勝てるホールの見分け方は「8割稼働より3割稼働を狙え!」

シリーズ名
ホールサイン解読術 (毎週土曜日更新)
話数
第5回
著者
葛ヤスナリ
ジャンルは違っても、日々勝負している人たちの考え方には共通する部分があります。野球選手や競馬のジョッキーさんのインタビューを聞いていると、「これ、パチスロにも応用できるやん?」なんて思うことも多々ありますからね。

そんななか、最も感銘を受けた言葉が、羽生善治棋士の「直感は経験で磨く」というモノ。

パチスロの立ち回りでも直感が物をいうことってよくありますよね。出玉はあるけど、体感的にこの台は多分低設定、なんとなく今日はこの機種が全台高設定かも、などなど。こういった直感が働くのは、過去にそういった経験があるからです。

以前、看破要素がこれくらいの数値だった時は低設定だったなとか、あの機種が全台設定6だった時は序盤はこんな状況だったな、といったことを瞬時に思いだし、それを今の状況と結び付けて判断することが、直感ということなんだと思います。

羽生棋士の言葉のように、瞬時に判断する直感力の精度を高めるためには、経験を積み重ねてそれを体に染みこませておくことが何より重要だと思います。まあ、パチスロというよりは学業や仕事に生かすべきモノなのかもしれませんが(笑)。


それはさておき、前回のコラムでも触れた「新たにジグマできるようなホールを探す方法」。ここでも経験がモノを言います。以前に勝っていたホールの状況を覚えておけば、それに近いホールを見つければいいわけですからね。

「そんなホールないよ」という方もいると思いますので、今回は自分のこれまでの経験から、勝てるホール、通う価値のあるホール、つまり"ジグマれるホール"の条件を簡単に説明していきます。


■稼働率が高いホールは高設定があってないようなもの

最初にどうしても言いたいことがあります。

「ホールに行ってお客さんが少ないと不安になる」という声をよく聞きますが、少なくとも都内では朝イチに誰も並んでいなくても設定6を使うホールが何軒もありますし、人気店よりもそういったホールの方が勝ちやすいです。

当然、お客さんが多いホールの方が高設定の投入率は上がりやすいけど、自分が打てなきゃ意味がないですからね。

仮に設定6が30台あったとしても、朝イチに300人並んでいたら自分が6にたどり着くのは難しい。でも、設定6が1台しかなくても、そのホールに誰も並んでいなければ、毎日その6をツモれるかもしれないですよね。

そんな理由から自分の場合、常に8割以上稼働しているホールは候補から外します。絶対というわけではないですが、ほぼ外しますね。理想は3割程度の稼働でしょうか。3割の稼働があれば、自分の台以外の状況もある程度見えてくるのでそれで十分。5割を超えてきたら状況次第でどうするか考えますね。


■一番勝てるのはある変更対策をしているホール

これは前回のコラムでも触れましたが、本当に重要なことなのでもう一度。最も勝ちにつながりやすいホールのクセは、「朝イチの設定変更」にあります。

まず、全リセをしていないホールなら、変更判別をするだけで高設定の候補台を絞り込めますよね。

さらに良いのが、ガックン対策で設定変更台の出目を変えるクセ。つまり、設定変更した後に1G回してガックンしないようにすることですね。

これを行なっているホールは、閉店時にメモしておいた出目と朝イチの出目が変わっていれば設定変更ほぼ確定なので、立ち回りが簡単。前日低設定っぽくて、出目が変わっている台に座るだけで高設定の可能性が高くなりますからね。

とはいっても、さすがにホールもそこまで単純ではなく、実際には出目変更台の中に低設定も混ぜてくるのですが、それでも1Gも回さないで高設定台のアタリをつけられるのはかなり大きいです。


自分の経験上設定6を使うホールのうち、全リセしているホールが7割くらいでしょうか。そして出目を7揃いなどに統一するのが2割、まったく対策をしていないのが1割弱、先述した数台だけ出目を変えるというホールはわずか数軒といった感じです。

数台だけ出目を変えるホールにはなかなか出会えませんが、見つけたらそれだけで大きな武器となるため、少し面倒かもしれませんが、閉店前と翌日の朝イチに出目を見比べてみてはいかがでしょうか。これは土日しか打てない方でも可能だと思いますので。


それでは今回はこの辺で。次回は今回の話をベースに、より詳細な"ジグマれるホール"の見分け方をお届けする予定ですので、お楽しみに!