マカオに行って知る。日本のパチスロは100倍面白い。

シリーズ名
あさってにむかって打て! (毎週水曜日更新)
話数
第36回
著者
担当編集・しゃっく(以下、し) 「嵐さん、いまマカオにいるって本当ですか?」

「本当です。…ったく、こんな時くらい休ませてくださいよ(苦笑)」

「ダメです。嵐さんは見た目が猪八戒みたいなクセに、すぐに体調を崩すので元気な時には極力原稿を書いて頂くのが編集部方針なので」

「日頃の行ない…というヤツですか(苦笑)。それにしても、何が悲しくて滞在先のホテルで、アプリの無料通話を使いながらアンタと長電話しなきゃいけないのか…小生、真に遺憾ですわ」

「どんまい(ハート)。ところで、今回のマカオは普通に遊びに行かれてるんですよね?」

「そうそう。先だって誕生日を迎えたものですから、自分へのご褒美に…じゃなかった(汗)。ウオッホン! 違いますよ、取材です、取材! 仕事で行ってるんです」

「はあ? 取材って一体なんの? マカオにパチスロはないでしょう?」

「そりゃ、日本式のパチスロはありませんが、カジノマシンのスロットは沢山置いてあるワケで…今回は、そういったマシンやゲームが沢山展示されている、ゲームショウの取材でマカオに渡ったんです」

「はいはい、そういう名目でね。ちなみに、カジノのスロットマシンってどういったものなんですか? やっぱりパチスロとは全然違うんですか?」

「全然違いますね。まず、レバーもなければストップボタンもないですし」

「となると、ゲーセンのスロットマシンに近い感じですか?」

「近いというか、ほぼ同じですね。自分でベット額を決めてスタートボタンを押したら、あとは勝手にリールが停止して、小役やボーナスが止まれば払い出しを受けられる形です」

「ベット額は大体どれくらいになるんですか?」

「カジノによってベースとなる額が違うんですけど、日本のパチスロで例えると大体『5スロ〜100スロ』くらいって感じですね」

「ひゃ、100スロ!? に、日本の5倍ですか?」

「探せばもっと高いマシンもあるんだろうけど、アタクシが見たことがある範囲だと、大体それくらいがオーソドックスなベット額だと思われます」

「僕には一生無理ですわ」

「大丈夫。アタシにも一生無理だから(苦笑)」

「正直、面白いですか?」

「アタクシは日本のパチスロのほうが100倍好きですけど、カジノマシンにはカジノマシンの面白さがありますね。特にアルゼなど、日本のパチスロメーカーが作っているスロットマシンは、予告やリールアクションなどの演出がしっかりしていて、我々向けだと思います」



「スロットマシンは大半が全面液晶なんだけど、やっぱりアタクシはドラムリールが好きなので、つい惹かれて打っちゃいますね。なかなか勝つヴィジョンは見えてこないですけど(苦笑)、ミニマムベットで打っていれば大ケガはしないですし、上手いコト払い出しの多い小役やボーナスがポコポコ引ければ、プラスで勝ち逃げできることもありますし」

「やっぱりソッチのマシンはヒキ次第なんですね」

「技術介入性がゼロだからね」

「ちなみに、ボーナスってどんな感じの仕様なんですか?」

「色々仕様はあると思うのですけど、アタクシが触ってきたマシンは『フリーゲーム』に突入するモノが大半ですね」

「フリーゲーム?」

「パチスロで言うところのRTみたいなモノですね。決められたゲーム間、クレジットを消費せずにプレイすることができます」

「なるほど。そこで一気に出玉が増えるワケですね」

「ソコもヒキ次第ですね。スロットマシンは、同じ絵柄が揃っても有効ラインの数で払い出しが天と地ほども変わる仕様なので、そこのヒキが弱いと、通常の小役揃いよりも少ない枚数でボーナスが終わってしまうこともしばしばです(苦笑)」

「恐ろしい」

「そのぶん夢もある、という感じですかね。…まあ、見果てぬ夢ですけど(苦笑)。ちなみに、スロットマシンは全機種全台コインレス…というのも、日本のパチスロとの大きな違いですね」

「そうなんですか? それはちょっと寂しいですね」

「そうなんだよね。めちゃめちゃ便利は便利なんだけど…どうせなら、出た時はカチ盛りとかしたよね(笑)」

「そう考えると、パチスロとは全く異なるゲームなんですね、スロットマシンは」

「そうだね。だからこそ新鮮に楽しめるし、打つことで改めて日本のパチスロの素晴らしさを知ることもできます」

「早くパチスロが打ちたくなってきたんじゃないですか?」

「うん。クランキーセレブレーションとか、A-SLOT北斗の拳将とか、目押しがバリバリ必要な機種を無性に体が欲しています(笑)」