ノーマルタイプを終日打ち倒した末に待ち受けていたものとは?(その2)

シリーズ名
町民プールで鮪釣り (毎週火曜日更新)
話数
第35回
著者
ラッシー
【前回のあらすじ】
終日ノーマルタイプを打ち倒したい衝動に駆られ、仕事を後回しにしてホールへ。

朝イチこそバーサスに11Kを放り込むも、その後に移動したハナビで2000枚ほどの出玉を獲得。その後、移動したサンダーVリボルトで若干持ちコインを減らし、何か良い台はないかと探していると、500Gハマリのクレア2に出くわしたのだった——。



まずは少しだけ、そのホールのクレア2について語ろう。

設置台数は他のホールよりやや多めで、ちゃんとしたシマとして構成されている。そして連日、高設定らしきボーナス合算出現率の台が1〜2台ある。だが、この日は「それらしい台」が見当たらなかった。

そこで俺は、ふと思い出す。「この500Gハマリ中の台、さっきまで箱積んでたぞ」と。

現時点での総ゲーム数は2573Gで、BIG10回、REG7回。ボーナス合算出現率は1/151なので、設定2〜3に相当。魅力的とは言い難い。

だが、現在のハマリゲーム数を抜いてみるとどうだろう。現在は527Gハマリなので、それを引くと総ゲーム数は2046Gになる。そしてボーナスは17回当たっているから、前回のボーナス終了時点のボーナス合算出現率は約1/120ということになる。

設定6のボーナス合算確率は1/116.2だが、クレア2は小役同時当選主体の小役優先制御だし、ボーナス成立後はリプレイ&チャンス目(これもリプレイフラグ)確率が跳ね上がるため、仮にボーナス最速揃えを完璧にこなしても1/120程度になるハズだ。

ちなみにデータ表示器のボーナス履歴を見ると、これ以前に大きなハマリは1度もなかった。つまりコレ、今たまたまハマってるだけなんじゃない?


サンダーVリボルトに別れを告げ、約1700枚の出玉を持って件のクレア2へ。

ちなみに「今のハマリを無視して、前回ボーナス終了時のボーナス出現率で台を選ぶ」という考え方は、数学的・確率論的には間違いだと思われる。

この台のボーナス出現率は1/151。4号機のストック機であれば「通常A滞在中だから、高設定でもハマって当然」などという考え方ができるが、言わずもがなクレア2は完全確率抽選のノーマルタイプなので、毎ゲーム抽選を受けた結果527Gもハマっているのである。やはり、ボーナス合算出現率が1/151だという事実は曲げられないのだ。

だが、もし今日も高設定が使われているのだと仮定すれば、この台以外にないだろう。それに俺は、1000G以上ハマっているクレア2を見たことがない。低設定ですらそうそう1000Gもハマらないんだ。もしこれが本当に設定6ならば、そこまで大きくハマるまい。


「確率論で言えば、8倍ハマリまでは割と起こる。8倍ハマリを超えたら、いよいよ天文学的な事象になってくるんだ」

俺は死んだ魚のような目をしながら、そんな先輩の言葉を思い出していた。

打ち始めてから350Gが経過したが、1回もチャンス目が成立していない。チャンス目確率は約1/40。つまり俺は、今まさに天文学的な事象と対峙しているのだ。

ついでに言っておくと、チャンス目のないクレア2はツマラナイ。そりゃそうだろう。ゲーム性の核がないのだから。まるで寅さんのいない「男はつらいよ」を観ているようだ。クレア2が大好きな俺でも、目から光を失うくらいである。

当然、出玉はハイスピードで減っていく…。結局、最初のチャンス目を引いたのは、打ち始めてから376G目のことだった(ボーナスは当たらず)。


「確率論で言えば、8倍ハマリまでは割と起こる。8倍ハマリを超えたら、いよいよ天文学的な事象になってくるんだ」

俺はまた、先輩の言葉を思い出していた。

1000G以上ハマっているクレア2を見たことがナイと書いたが、それはたった今過去のものとなった。頭上のデータ表示器は1100Gを超えている。台移動した際に約1700枚あった出玉は、残り900枚を切った。周りのお客さんに笑われているのが分かる。

そりゃそうだろう。クレア2という当たりやすさがウリの機種で、1100Gもハマっているのだから。

「アイツ、なんであんな台打ってんだよ」「養分にもほどがあるだろ」。そんな声が、今にも聞こえてきそうだ。だが、我退かずっ!!


…ということで今回はここまで。ノーマルタイプの実戦コラムなのに、まさかノーボーナスのまま次回まで持ち越すことになるとは。

来週分は実戦中の写メも交えつつ楽しい内容に…なるかも!?

まさにDEAD or ALIVE!