本当にパチスロを打ち込んでいる人の話は一般論から外れていたとしても面白い

シリーズ名
悪☆味の『ちょっといい話(仮)』 (毎週日曜日更新)
話数
第32回
著者
悪☆味
聖域を保護するという信条のもと、5号機時代になってから避け続けてきたジャグラー。誌上プロとして活動させてもらうようになったことを切っ掛けに、その封印を解いたのが3ヶ月ほど前でした。

でもね、ジャグラーってゲーム性はシンプルだけど決して簡単な機種ではないんですよ。それこそ、言ってみればジャグラー初心者の俺にはなかなか難しい相手。

ボーナスと小役だけをチェックすれば良いということで設定看破の面でもシンプルだし、AT機などと比べて展開に悩まされながら投資地獄に陥るという恐怖感も少ないので、手を出しやすい機種だと思う。それでも、その「打ちやすい」「わかりやすい」が、そのまま「勝ちやすい」には繋がらない。

実際、どうにかこうにか勝ててはいるんだけど、思いどおりになってくれないことも多くてね。そりゃ、パチスロなんて思いどおりになるわけないんだけど。


たとえば設定6確定告知が出現した台で負けたのであれば、自分のヒキが悪くて負けた…ってなるけど、設定6だと思って粘ったジャグラーで負けた場合は、自分のヒキが悪かったのか? そもそも設定6だったのか? という答えが出ないわけじゃないですか。

低設定でREGのヒキ強だったのか、設定6でBIGが引けなかったのか、それとも中間設定だったのか、ということもね。

答えがわからないからこそ面白いって部分もあるんだけど、それで負けるとモヤモヤした感じが残ってしまうこともあったりする。うん、まだジャグラー初心者なので。


それはさておき、以前だったら必勝本でジャグラーと言えば、とっぱちさんがまず思い浮かんだわけですよ。現在では、ジャグラーでイメージするのは椎名まいたけちゃん。

でね、最近はジャグラーを打っていて、ヤメようか粘ろうか迷っているときに、台のデータ(スランプグラフ付き)をまいたけに送って、『この台どうかな?』って聞いてみるんですよ。

すると、『グラフがうんたらかんたらならヤメたほうが良いかもしれません』とか、返信してくれるの。

もちろん、俺だって確実に設定6だと思って打っているような台ならヤメようとは思わない。なので、おそらく中間以上はありそうだけど、まず設定6はなさそうだなっていうときとかに、まいたけに聞くんですよ。

閉店までの残り数時間を打ち切ったところで、中間設定なら期待収支も数千円くらいだし、それなら他のホールをチェックしに行くのもアリかな〜とか悩んだときとかね。


で、ですよ。まいたけの面白いところは、スランプグラフからその後の展開を予想してくれること(笑)。

もちろん、ちゃんと各数値を把握したうえで、さらにスランプグラフに言及してくるの。

完全確率信者からしたらアホみたいな話に聞こえるでしょうけど、たとえば5000G回っている設定6のジャグラーが2台あって、それまでのスランプグラフからどっちの台が良い波になりそう? みたいな。

いやぶっちゃけ俺も、設定6が確定しているならどっちでも良いよってのが本音なんですけど、ジャグラーは正確な設定看破なんてできないし、何よりもまいたけの返信が面白くて(笑)。

彼女が単なるオカルト女子だったらそんなことも聞かないんだけど、数値の部分を含めて基本はしっかり抑えているし、実際にジャグラーで勝っているわけだからね。そのうえで、自分が打ち込んできた経験上のスランプグラフ理論を教えてくれるんですよ。

だから、どうせヤメようか粘ろうか迷ってるくらいだったら、まいたけに聞いて決めよう、みたいな。

でもやっぱり、本当にパチスロを打ち込んでいる人の話ってのは、たとえそれがちょっと一般論から外れていたとしても面白い。

まいたけのスランプグラフ理論、どっかで企画にならないかなぁ。