ボーダー超をブン回すのがプロ、だけどここまでトキメキのない台は拷問…

シリーズ名
とら × パチ (毎週火曜日更新)
話数
第41回
著者
たいがー山本
まいど! たいがーです。

ここんとこやたらパチンコの調子が良いからか、読者さんから頂くメッセージも嬉しい励ましが多くていつも以上に調子に乗っています。この波に乗り続けることが出来れば、これほどパチンコが楽しいと思うことはないんですけどね。

「山高ければ谷深し」

パチンコも人生と同じですよね。ちょっと油断すると谷底に転落することもしばしば。あまり調子をこかずに慎重に立ち回らねばと思う今日この頃です。


2016年10月24日(月)

最近めっきり寒くなりました。とはいっても朝晩だけで、大阪の日中はまだまだ暑いのですが、日陰に入るとさすがに肌寒い。こういう時期って本当、服装に困りますよね。俺、毎年この時期は風邪をひいてしまうんですよ。なので、今日は上着を片手に梅田の巡回からスタートしました。


先週に続き、巡回は沖海4を重点的にチェックしましたが、どこのホールも人気は落ち着いたようです。朝イチから満席になっているホールもなく自由に台選びが出来る環境に変化しており、その影響もあるのか釘も微妙にですがメリハリのある調整に。その中でも特に注意したい部分はワープ周辺です。前回も少し触れましたが、「やたらワープを閉めたがる」という気がしました。

『これ、なんでなんやろ? この台のステージ性能はそんなに良いとは思わへんねんけど…。もしかして設置した時点でのネカセ具合が良いと使えるステージなんやろか?』

正直、そうとしか思えないほどの調整。とりあえず、俺の通うホールのステージ性能は少しだけ個体差を感じる程度なんで、なぜここまでワープを閉めるのか意味不明ですわ。

あ、あと新基準の牙狼。今日から大阪は導入だったのですが、打てる調整かなと感じました(今だけだと思いますが…)。ただ金色になれのファンからすれば打ちやすいスペックかもしれませんが、連チャン性に魅了されていたファンには物足りないと感じるかもしれませんね。


ということで、本日の主要店舗のチェックは終了。何店舗か打ちたいと思える台があったので、これは新台入替イベントと給料日前という環境がそうさせていたのかもしれません。

いずれにせよ、俺の今日のお目当てはここんとこお世話になっている沖海桜ライトです。こいつの釘が潰れるまでとことん追い掛けてやろうと思っているので、ちょっと遅めのランチを済ませていつも通うホールに向かいました。


『あ、ここは明日が「CR牙狼 闇を照らす者」の導入か。いつも1日遅れやな。まあ、魔戒の釘だけは先に見とくかな…』

表の看板を見てそう思い、まずは魔戒のシマをチェック。相変わらずの盛況ぶりで数台の空き台しか見ることが出来ませんでしたが、見た限りでは1000円20回かなという程度なんで俺はそのままシマをスルー。まずはお手打ち台の桜ライトにタバコを置いてから他のシマもチェックすることにしました。

『どこもほぼほぼ据え置きか…。なぜか北斗無双だけ若干マイナスにした気がするけど、気のせいかな…?』

いつもなら満席の北斗無双が今日は全部空き台になっています。このことからも気のせいではないと思うのですが、念のためいつも北斗無双を打っている常連さんがどこにいるのかを探しました。

あっ、「常連」と書きましたが、たぶん「専業」で打っている方だと思われます。ただ、「完全ボーダー」というわけではないようで、どちらかというと「波読み派」という感じです。

具体的にいうと、海で魚群がハズれたら速攻でブン投げしたり、なぜかGARO保留がハズれてブン投げた台のオカマ狙いをしてみたりと、少々オカルトな立ち回りをしています。でも、なぜか20時過ぎに見てみると、いつも出しているんですよね。それはそれで何か持ってるもんがあるんやろなと感じています。


『な〜んや、沖海かいな…。まあこの店で1番回せる釘は海物語やもんな。その選択はやはり正解でしょ う。やっぱり回転率優先で台選びはしてるんやな』

沖海を打っている常連さんにちょっとだけ感心して、俺はタバコを置いた桜ライトへ着席。昼を過ぎてもまだ誰も打っていないところからのスタートです。


打ち出しを開始。回転レベルは最初の1000円で22回でしたが、盤面を流れる玉の動きを見る限り、先週と何も変わっていないと判断したので後は当てるだけやとばかりに保留3個止めを徹底しました。

『なんや、これ…。なんか嫌な雰囲気やなあ。魚群とまではいわんから、せめてチャンス目連続とか大泡予告くらい出せよ。つーか、スーパーリーチにもならんし、なんちゅうトキメキのない台なんじゃ〜』

俺も先程の常連さんと同じ属性かも…。パチンコの演出なんて大当たりには何の影響もないということは分かっていても、淡々と試行するだけでは『ほんまに抽選してるのか?』なんてついつい思ってしまいます。


そしてやっとこさ発生したチャンス目予告。該当保留で魚群の発生を期待するものの、プカプカとノーマル泡が出た瞬間に興醒めです。

『なんか先週打ってた台と違う台を打ってるみたい…』

思わずそんな気持ちになってしまうほど本当にトキメキがありません。なので今日は確率分母だけ試行して追い掛けないでおこうという気持ちに。

すると、176回転目にチャンス目連続から待望の魚群が発生したのです。

『おしっ! なんとか確率内で当たったぞ!』

この時点では完璧にそう思っていました。…が、無情にも半コマ行き過ぎて戻りもなし。ここで完全にキレてしまったんですかね、もう絶対に魚群で当ててやるとばかりに闘志が漲ってきたのです。


待望の大当たりは280回転目。サメのシングルリーチで魚群が発生して見事に大当たりしました!


さあ、ここからいつものように出しまくるぜと気合を入れるも、僅か3連で終了。俺の中では2桁連を想定していたんですけどね…。

しかも入れた金を確認すると想定外の1万3000円も使っていたのです。

『なんでや? 1000円22回を切ってるやないか…。先週はどんなに悪くても25回は維持してたのに…』

また俺のヌルい部分が露呈しましたね。きっとイライラが丁寧な打ち方に悪い影響を及ぼしたんだと思います。なので、気持ちを引き締めて台に向かおうとここで一旦缶コーヒータイム。インターバルを取ることにしました。


その後、ここからは「何かが変わる」と信じ、ひたすら丁寧に打ちますが…

『ほんまなんのトキメキもないな〜! なんかつまらん!!』

本当に何も起きない。その上、3連の出玉も全てなくなりまた現金投資に入ったこともあり、再びイラついてきました。

『これ、演出どうのこうのやなくて単純に今日はダメな日なんかもしれん』

今のパチンコ、運が占める要素が大きいのは誰もが理解しているところですよね。ほんまもんのプロもそれを十分理解して受け入れてるからこそ、高い回転率を求め、少しでもボーダーを下げる努力をして、とにかくブン回すことに専念しているのですが…

『そんなことは分かってても、こんなトキメキのない展開は拷問じゃー!』


海を打つプロは時間効率や回転率の高い台が見つけやすいという理由が大半です。俺はそれにプラスして「演出がシンプルだから」ということが筆頭にくるのですが、ここまでシンプルにハズレばかり引いているとなんだか切ない気持ちになります。

『もうええわ。確率2倍で捨てよ…』

他にアテがあるわけでもないのに、台移動することにしました。

だってね、さっきの2倍ハマリ中には、1度もチャンス目予告が発生せず当然のように魚群も無し。唯一出た大泡予告も半コマ手前のノーマルリーチという寒い演出展開だったんですから。


移動した先も桜ライト。


しかし、打ってみたところ、1000円20回を割る極悪なレベルで話になりません。既に時刻も夕刻を過ぎているので、ここから沖海4に立ち向かうのも躊躇してしまいます。

『あかん。打てる台がない…。ええいっ! これじゃっ!』

結局、自分が捨てた台に逆戻りです。


ところが、再び打ち出すといきなりチャンス目予告が発生。期待する魚群は発生しませんでしたが、それだけでもなんとなくいつもの台に戻ったような気持ちになるところがパチンコの怖さですわ。

そして待望の魚群が発生したのは467回転目。これで遂に当たると思ったのですが、あっさりとハズれてしまい、また「ただ回しているだけ」という時間に突入です。

『あ〜、でも回転率は上がってきたわ。なんとか24回ペースになったど〜』

もうなんだか大当たりを目指しているとは思えない思考状態。とにかく回転率を上げるということだけが今日の課題のようになってきました。


黙々と打ち続け、気づけば仕事帰りのサラリーマンらが続々と訪れる時間帯。するとここで久しぶりのチャンス目が発生したのです。そこですかさずスマホを取り出し撮影準備に入ったんですが、その俺を見て隣の若いリーマンも俺の台をチラ見しています。

「リーチ!」


「おおーっ!」

そのリーマン、まるで俺が分かって撮影準備をしたとでも思ったんですかね。俺的にはクソ泡予告でおろろ〜んという画像のつもりだったのですが…


やっとこさ当たりました! そして華麗にSTをスルー!!!

『もうどうでもええわ。今日はそういう日やったんや…。持玉全て打ち込んでお帰り一発じゃーっ!』

そう思っていたら、今日1番の早い当たりが!!


166回転目、なんとか持玉で凌ぎました。もう時間的に捲るのも厳しくなってきたので、このSTでなんとか連させて少しでも入れた金を返してもらおうと、俺の必殺奥義「トラ打ち」のポイントとなる連続入賞を全身全霊で試みます。

大当たりラウンド終了後に電チューが開くのを見計らって打ち出しを開始! すると、電チュー保留の消化に入った途端にこれです!


『よしっ! イケるぞ! このST、きっちり決めてやるっ!!』

と、ここから一気に巻き返せばかっこ良かったんですけどね。残念ながらリーチの発生は5回もあったのに全てハズレでSTを抜けてしまいました。


その後、また抜け殻のようにただただ試行するだけという展開で持玉全滅。読者さんには「こんな日もあるさ」と言いたいところですが、今日はほんまにつまらんかったの一言に尽きます。

よく「負けても楽しかった」と言うパチンカーがいますよね。メーカーさんやホールさんもそう思ってもらえるように台作りや環境に努力されていますが、一般のユーザーが今日のような展開を経験したら果たして継続して遊技してくれるのだろうかと危惧するところです。

かといって、トキメキだらけでハズれる台は俺は敬遠しますけどね(笑)。


ほな、また来週!

それまでじゃんじゃんバリバリ稼いでや〜!!


【CRスーパー海物語IN沖縄3 桜ライト】
大当たり…6回
稼働時間…14:00〜21:00
投資…44000円
回収…0円
収支…-44000円