新台入替の悪循環は根本的な改革がないと変わらないと思う

シリーズ名
悪☆味の『ちょっといい話(仮)』 (毎週日曜日更新)
話数
第30回
著者
悪☆味
最近は導入初日の新台でも競争率がそこまで高くはないので、ある程度はホールを選べるようになった。

これには様々な要因があるんだろうけど、遊技人口の減少・入れ替えサイクル・期待度の低さ、この3つが大きいのではないかと思う。


遊技人口の減少によって、そもそも朝イチからホールに足を運ぶユーザーが減り、また新台が次々とリリースされる現状では、新台入れ替え(新装開店)に対する目新しさも薄れてしまっているのかなと。

それによる悪循環で、結局はホール側も新台だからといって設定を使わなくなり、そうなると当然、打ち手も新台を打つために並ぶということがなくなってくる。

一応、確認しておくけども、全てのホールがそうであると言っているわけじゃないですよ? あくまでも、大きな流れ、全体の傾向としての話。

なので、新台入れ替えを盛り上げようと頑張るホールもあるし、実際に俺も入れ替え初日の新台を設定狙いで打つことはあります。

ただまぁ、以前と比べれば期待できるホールは激減していますよね。


遊技人口が減ったといっても、設定状況に期待できるのであれば、現在でも打ち手は集まると思うんですよ。

イベント規制によって、高設定投入をあからさまにはアピールできなくなったとはいえ、しっかり設定を使っていれば次第にそれは打ち手にも伝わるはずなんです。

なぜ、それができないのか?

それはもう、入れ替え費用の高騰こそが最大の原因になっているのでしょう。


4号機時代と比べて、機械代はおよそ2倍にまで跳ね上がり、しかもそれが毎週のように各メーカーからリリースされるわけです。

機械代だけでも2倍、にもかかわらず新台の平均寿命は驚くほど短くなっている。これだけ新台が出てきても、まともに稼働してくれる機種なんて一握りですからね。

このことについては以前から何度も書いているし、あくまでも俺の持論です。パチスロメーカーに恨みがあるとか、メーカーだけに責任があると言っているわけではないんです。それこそ、新台に頼らない営業ができなくなってしまったホールの努力不足だってあるわけだし。


どんな機種でも設定1ばかり打たされていたら面白いわけがないし、逆にそれによって本当はよく作り込まれている機種なのに、人気が出ることなく早々と撤去されてしまう機種も多いわけですよ。それって悲しいじゃないですか。

だからこそ、もう販売方法から変えていったらどうだろうか。


メーカーはまずは安価で新台を販売して、その代わり一定以上の設定ベースをホールに約束してもらう。

その結果として稼働が維持されて、ホールが継続してその機種を設置するならば、3ヶ月目以降はメーカーにいくらか支払う、みたいな。

まぁ、中古台のやりとりとかもあるから、実際には難しいんでしょうけども。ただ、それくらいの抜本的な改革がなければ、この流れはもう変えられないような気がする。


最近の新台だって、ゲーム性は面白そうだなと思っても、現実にはまどか☆マギカ2と北斗修羅以外はホールの扱いが微妙そうだから打てそうにないんだもん。

新台にワクワクしながら並んでいた時代に、とは言わないけれど、もうちょっとなんとかならないかなと思いますわ。