パチスロライターになるために必要な2つのこととは!?

シリーズ名
あさってにむかって打て! (毎週水曜日更新)
話数
第30回
著者
担当編集・しゃっく(以下、し) 「今週は、当コラムでも何度か取り上げたことのある、こんな質問をご紹介したいと思います」


嵐さんに単刀直入に質問です。パチスロライターになるためにはどうすればいいですか? 僕はパチスロが大好きで、収支も毎月プラスです! そのことをぜひ仕事に活かしたいと思っています! やる気もあります! ぜひ教えてください!
(PN:蒼穹のふぅあふぅあ)



「いまやパチスロライターという職業は本当に人気がありますよね。定期的にこういった質問が来ますし」

「そうだね。アタクシも個人的に、読者様や視聴者様からこうした内容の質問を頂くことが凄く多いです」

「そうした質問に対して、嵐さんの答えはいつも同じですよね?」

「はい。雑誌等に掲載されている募集要項を見て、履歴書を送付する…これが不変にしてまっすぐな、パチスロライターへの一本道と言えるでしょう」

「そうですね。今夏に開催されたスロ姫カップでしたっけ? ああいった特別な機会でもない限り、パチスロライターになるためには履歴書を送って、書類選考に通ったら面接を受ける…という普通の就職活動と同じ道筋で採用を勝ち取っていくことになりますよね」

「アタクシも同じ道筋を辿ってパチスロライターになってますからね。しかもこれはアタクシだけでなく、現在パチスロ必勝本に所属しているライターのほとんどが通った道でもあるわけですよね」

「嵐さん的には、パチスロライターになるために何か特別なスキルって必要だと思います? 」

「スキルと呼べるものではないですが、コレはあったほうがいい…と考えるものは何点かありますよ」

「ほう。それは興味深い。せっかくなんで教えて頂いてもよろしいですか?」

「まずは、パチスロを愛する気持ち!」

「いきなり精神論ですか(苦笑)」

「まあ黙ってお聞きなさいっての。仕事としてパチスロを打つのは決して楽なことばかりではないし、むしろ理不尽に感じることだって少なくはないんです。その中で、いかにパチスロとまっすぐに向き合えるか。楽しさだったり、勝ち方だったり、自分の伝えたいことをまっすぐに伝えられるか。その成否って、結局はどれだけパチスロを好きかってことに起因してくると思うんですよね。本当にパチスロを好きじゃなきゃ続けられない仕事、それがパチスロライターであったり、パチスロ雑誌の編集者だったりすると思うんです。だからパチスロを人並み以上に好きであることは、この仕事をするうえで最も大事な資質であると言えるかと」

「それはそうでしょうね。いまウチに所属している人達は、ライターであれ編集であれ、バカが付くほどパチスロが好きですもんね。結局そういう人しか残っていかないですし。で、他には?」

「2つ目は行動力。面倒くさいことを平気な顔でどれだけやれるか、どこまでやれるか。これはもの凄く大切なことだと思います。そしてこれは、まず入り口の段階で試されることでもあると思います」

「入り口? というと?」

「パチスロライターになるためには、履歴書と一緒に作文も同封して送るケースが大半じゃないですか」

「そうですね。むしろ作文は必須だと思います」

「ですよね。もちろんアタクシも書いて送ったワケですが…これが思いのほか、相当に面倒くさいワケで(苦笑)。作文なんて書くのはとんでもなく久しぶりだし、下手な文章を送ってしまったらそれだけで道は閉ざされる…ということも容易に想像できたので、プレッシャーもあって、ま〜筆が進まない進まない。いかに学生時代に読書感想文などを適当に書いてきたか…ということをこの時に思い知らされました(苦笑)。それくらい、真剣に向き合ったときの原稿用紙1枚って重いんですよよ。正直、何度も投げ出しそうになったし、もうこうなったら次の機会でいいかな? という先延ばしの衝動にも駆られました。もしあの時…あの後ろ向きの衝動に身を委ねていたらいまのアタシはなかったでしょう」

「惜しかったですね。委ねちゃえばよかったのに」

「おいっ!」

「冗談ですよ」

「ならいいんだけど。でもホント、それぐらい入り口から文章には苦しめられる。そしてそれはライターになってからもこの仕事を辞めない限り延々と続くわけです。そして行動力と忍耐力ですよね。この2つもぜひとも持ち合わせておかなければ続けられません」

「そう言いつつも、〆切ブレイカーとして名高い嵐さんは、この2つを全くもって持ち合わせていないように思えるんですけど」

「小生はまだまだ修行中の身ですから。あと、〆切を破るのも、それはそれで行動力がいるしね(笑)」

「なるほど…ってか編集長! 嵐さんがこんなことを言ってるんですが!!!」

「ば、バカっ! 冗談だからっ、冗談っ!!」

「ならいいんですが」

「と、とにかくだね? 話をまとめると、パチスロライターになるためには、パチスロに対して誰にも負けないと自負できる愛情を持ち、そして思い立ったらすぐに行動すること! これが必須だとアタシは思います。雑誌や携帯サイトなどで、まずは募集要項が掲載されているかを調べる。調べて掲載されていたらできるだけ早く履歴書と作文用紙を揃え、それらを全力で書く。一文字一文字妥協なく丁寧に、スロットへの熱情を一滴一滴絞り出して文字に落とし込んでいく。それでも受かるかどうかはタイミングの良し悪し、運に左右される部分も大きいですが、少なくともこれでスタートラインには間違いなく立てます。そして最後に…」

「最後に?」

「アタクシが考える、作文を書くうえでのコツ的なものを、ひとつご紹介できればと」

「コツ?」

「前述した通り、作文を書くのは面倒で苦しい作業ですが…それでもできるだけ楽しんで書いてみてください。そして、読み手となる編集部員も一緒に楽しませてやるぜ! くらいの気概で書いてみてください。そのほうがいい結果に結びつきやすいんじゃないかとアタクシ的には思います!」

「ほう。それはなんでですか?」

「パチスロという楽しいものを扱う雑誌を作るわけですから、楽しそうな人と一緒に作ったほうが、その雑誌がより楽しくなりそうじゃないですか?」

「それは一理ありますよ。少なくとも、暗い印象を持たれるよりは良さそうですね」