今さらだが北斗の拳 強敵の堪らない瞬間とは!?

シリーズ名
町民プールで鮪釣り (毎週火曜日更新)
話数
第28回
著者
ラッシー
改札を出るや否や、駅前のホールへ飛び込んだ。雨がヒドかったというのもあるが、それよりも単純に打ちたくて仕方なかったからである。

遠くでの取材を終え、地元に着いたのが17時の少し前。2時間ばかりノーマルタイプを楽しむつもりだったのだが…。


座ったのは「パチスロ北斗の拳 強敵(以下、北斗強敵)」。俺のコラムやツイッターをチェックしてる人なら「珍しい」と思ったことだろう。それもそのはず、これまで誌面や携帯コラムだけでなく、ツイッターですら北斗強敵のことを書くことはほとんどなかった。

正直に言うと、まともに打ったのは導入日と収録日くらい。そのときは面白さを見出せなかったうえに、ついつい4号機の名機「パチスロ北斗の拳(初代)」と比べてしまったのである。

時代が違うし、スペックもまるで違う。比較すること自体がナンセンスだ。だが、俺がガッカリしたのはスペック面ではなく演出面だった。初代から受け継がれる演出法則は受け継がれているのだが、その傾向が弱まっているように感じたのである。

そもそも初代にはフェイク前兆が存在せず(確かね)、天国モード、現在でいうところの高確がその役割を担っていた。なのに今は明らかなフェイクがある。そして内部的に高確じゃないのに、ジャギステージに移行するシーンも多いように感じる。

小役ナビの発生タイミングやザコ敵の強弱も、初代ほど内部モードや小役の強弱とリンクしていないように感じていた。初代を知っているからこそ、単純に言えばオッサンだからこそ、北斗強敵を打たずにいたように思う。


そんな俺の考えを粉砕したのが、1人の後輩だった。無許可だが、あえて名前を出そう。畑ヒロフミである。「誰それ?」と思う人もいるかもしれないので軽く紹介を。

数々の動画で天賦の才を発揮し続けている、パチスロ必勝本の新人ライターだ。ちなみに彼の才とは「負ける才能」のこと。しかも「もう神様、ヤメてあげて!」と思うほどの惨めな負けっぷりなのである! なお、新人といっても年齢は30を超えてます。

この畑くんが、やたら北斗強敵に詳しい(負けてるクセに)。とある仕事で彼の動画を何度も繰り返し観ることなったのだが、おかげで北斗強敵の知識レベルが格段に上がったのである。

そして知ってしまうと、もう止まらない。ああ、あのアツい瞬間を体験したい…北斗強敵を打ちたい…北斗強敵を打ちたい…北斗強敵を打ちたい…。それが今の状況だ。

俺が影響を受けやすいだけという疑いもあるが、ここは彼の解説が良かったということにしておこう。そして思い出す。「そういえば初代も、演出解析が出てから急に面白くなったんだっけなぁ」と。

やっぱり北斗シリーズは、演出法則までしっかり知ってからが勝負。昔から打ってるのに、それを忘れてしまっていたとは情けない。


だいぶ回り道をしたが、実戦の話に戻ろう。座ったのは3500枚ほどお持ち帰りしている台。初当たりは10回で、履歴を見る限り400Gを超えるハマリは1度もない。

すると、打ち始めて数ゲームで中段チェリーを引き…


初当たりグゥェ〜ット!! 投資はもちろん1Kだ。そしてさらに…


上乗せバトルで華麗にシンを粉砕。その後、継続バトルへ。

継続バトル突入時にシャッフルを選択(枚数が0になった時の小役ナビ時に第3停止を一定時間押し続ける、またはボタンを押しながらPUSHするとシャッフルになる)。シンが出てきたら継続濃厚で、サウザーならやや危ない。ラオウなら敗色濃厚だが、ラオウに勝利すれば+100枚以上となる。

ココはとりあえずシンに期待したいところだが…Oh…オワタ…ラオウ。はいはい、お約束の剛掌波剛掌波…


…ハイきた! この瞬間が堪らねーんだ!!


そして次の継続バトルはノーシャッフルでシン→100枚の上乗せ!

「もしや百裂モードでは!?」と思ったが、継続時のボタンで試した結果、確定ボイスは非発生(百裂モードの場合、継続時の画面で第3停止ボタンを押しながらPUSHボタンを押すと「ひゃくれつ〜!」というボイスが発生する)。そして次の継続バトルで敗北し、3セットの約480枚獲得で終了。


うむ、投資1Kにしては十分だ。あとはこの出玉があるうちに次の初当たりを…






天井やんけ! 追加投資29Kで総投資は30Kに。なんでこんな目に…2〜3時間だけ軽く遊ぶつもりだったのにぃ。

とりあえず単発だけはご勘弁を! 500枚…いや、300枚でいい! 少しでもいいから返してください!

すると、AT開始直後に上乗せバトル→サウザーで…


+110枚! さらにこの1セット目で計4回サウザーとバトルして全勝!!

そして継続バトルで…


シャッフルラオウをシバいて+300枚!!!

長い2セット目を終えて継続バトルに行き、再びシャッフル→ラオウ。今回はさすがに逝ったかと思ったら…


ケンさん!


キターーーッ! まあ、百裂拳で100枚チョイだったけど。


結局、この天井からのATで約1200枚を獲得し、負債を5500円まで減らしてフィニッシュ。

「負けてんじゃん」って思うだろうけど、あまりにAT中が楽しかったから気分は3万勝ちですわ!

たとえ負けたとしても、いつもこんな展開なら全然アリなんだけどね。今度はガチで朝イチから北斗強敵を狙ってみようかな。