原作を見てから打つと面白さも1.2倍増し!?

シリーズ名
運留のふっといでぇ (毎週土曜日更新)
話数
第37回
著者
運留
最近のお気に入りは『仄暗い水の底から』。藤商事お得意のホラーパチンコですな。

実はこの『仄暗い〜』、導入前の夏休みにDVDを借りて観たんです。過去にパチンコで出るぞ〜、つってDVDを借りてまで観たのは『冬のソナタ』と『エヴァンゲリオン』くらい。どちらもさすがの名作でしたね〜。


『仄暗い〜』はパチンコだと娘の視点で描かれているけれど、映画では黒木瞳さん演じるお母さんが主役。離婚協議中の黒木瞳が幼稚園児の娘を連れて新居となるマンションを探す所から始まります。不動産屋のオヤジを「勉強しまっせ、引っ越しの〜サカイ〜」の役者さんが演じていてニヤリとさせられますね。

ちなみにこのシーン、パチンコでも撮り下ろしで再現されていて、大当たり中に不動産屋のオヤジが「あれ〜? 前も来ましたよね〜?」つって「このシミ、気になります? …よね」な〜んてシーン。あのオヤジの『スキっ歯』が適当さをかもしだしててイイんだよな〜。

映画と違うのは、娘が園児でなく女子高生になっている部分。リングなんかでもそうだけど、藤商事のホラーマシンといえばST中にJKを呪えば大当たりという演出もまた魅力のひとつ。それ故にお母さんが連れていた娘はJKなんでしょうね。さすがに幼稚園児を呪えば大当たり〜! なんて演出は無理だろうしね。


さて、映画の続き。天井のシミに気づかずに住み始めた黒木瞳と娘。ソッコーで天井からの水漏れに悩まされます。

引っ越しのサカイのおっさんに苦情を言うも、管理人のじいさんのせいにしたりしてモタモタした対応。もう、ここで引っ越ししとけばよかったやん!? と思うも後の祭り。様々な怪現象に遭遇していくんですな。

例えばパチンコでもちょくちょく出てくる、ウサギの絵が描かれた子供用の赤いカバン。黒木瞳の娘がアパートの屋上で見つけてくるんだけど…コレ、管理人のじいさんに渡したら「落とし物です」みたいな感じでアパートの入口に置かれます。でも、しばらくしたらゴミ置き場に出されてます。

にもかかわらず、娘がまた拾ってきたり、部屋の中にあったりするんです。オオッ怖ッ。捨てても捨てても出てくるウサギのカバン。子供用のカワイらしさがより怖さを増幅させます。


アパートの最上階にある貯水漕もパチンコでよく出てくるけど、映画でもコレ重要。この中に女の子が落ちちゃって死んでしまい、お化けになるわけです。

で、黒木瞳の部屋の上階がこの子の家にあたり、様々な事が起きるってわけです。ほらほら、パチンコでも水浸しになった部屋とか出てくるでしょ? あれが、この部屋をイメージした演出なわけです。STの最上階モードもそう。最上階にある貯水漕を前に起きる事象でもって演出が展開していくわけです。

こんな感じで、やっぱり原作を観てからパチンコを打つと「ココは原作のあの場面だな」とか「ココはパチンコ用に作り替えたな」なんて事が分かって面白さも1.2倍増しになります。


あと、パチンコで重要となる停電クラッシュ。


突如役モノがずり落ち、ランプが消え、音もなくなり、壊れたんちゃうかいな? と思わせられる演出。

先日も回転開始時にこの停電クラッシュが出た後、


全回転リーチに発展しました。

これ、打っている時は「停電ね、はいはい、原作でも重要重要」と思っていたけど…そんなシーンあったっけ? 自分の記憶をたどっても、そんなシーンは覚えていないんです。いや、もしかしたら忘れてるだけかもしれんが…信頼度60%を超える演出、そこそこ重要な場面かと思うが、忘れてるくらいだからそうでもないのかもしれない。

また、ちょくちょく保留の所に出てくるハムスター。エサである何かの種を食べきると大チャンスという演出らしいが…ハムスター? 出てきたっけ? これまた映画の記憶をたどっても全くナイ。


久々に原作を観てから打った『仄暗い水の底から』。観たからこそ立つことができる観点ってのもあるんだな〜、なんて思いながら打ってます。

ちなみに映画の原作は小説とのことで、多分、小説から映画になった時点でも大分違う部分があったりなかったりしたんじゃないかと思います。小説ならこうすれば面白い(怖い)、映画ならこうした方が面白い、はたまたパチンコならこうした方が面白い、それぞれの特長に応じて変化するもんなのかもね。

映画では親と子の愛なんかも描かれていて非常におススメです。機会があったらTSUTAYAで借りてみ?