不ヅキに悩まされている所にさらなる追い打ち! 心が折れる「おは1000」

シリーズ名
とら × パチ (毎週火曜日更新)
話数
第32回
著者
たいがー山本
まいど! たいがーです。

お盆前あたりから既にその予兆はあったのですが、最近はめちゃんこ不調です。スランプというほどではないですが、実に厄介な展開が続いてるんですよね。言うなれば、「大当たりはするけど、ここぞという時に不ヅキになる」という感じ。

具体的に言うと、ST機であれば通常確率前後で初回大当たりは取れるんだけど、いざSTに入ると鳴かず飛ばずでスルーばかり。ループ機であれば、確変大当たりしてもワンセット終了って感じです。自分の中では「大当たりに見放される」というスランプ状態ではないので、ここは粘りと根性で乗り切れると思っているのですが…。


2016年08月22日(月)
本当に毎日蒸し暑い日が続きますが、それでもこの日はお盆明けの通常営業週の初っ端ということで気合を入れて梅田巡回に向かいました。

そこで感じたのは、『お盆中とさほど釘が変わらん』ということ。しかしそれは「今年のお盆期間はさほどマイナスじゃなかった」とも言えるわけです。結果的に今年のお盆期間はほとんどお休みしないで稼働しまくりましたしね。

最終的にはマイナス収支になってしまったんですけど、それに懲りず、今週からは慎重かつ大胆にいってやろうと決めています!!


一通り巡回を終え、いつもの千円ランチをグレードアップさせた1200円ランチを食しました。そしてひとり作戦会議を開き、今日これからの自分の立ち回りをイメージします。

『とにかく回転率最優先で、機種の選り好みはなしやな。回るんならマックス機もありや! これからはマックス機のさよなら調整もあるやろし、今日は羽根デジじゃなくてマックス機から見ていくか』

そう心に決め、いつものホールに飛び込みました。


時刻は13時過ぎ。店内にはそれなりの先客がいらっしゃいましたので、少々遠慮がちに釘をチェック。するとボリーマンらしき男性の視線から、「釘なんかいくら見ても一緒じゃ!」という心の声が聞こえてきたので、

『うん…確かに。でも、ヘソは一律調整っぽいけどワープ入口やスルーの抜け具合はかなり差があるんだよね〜』

と、脳内で応酬を繰り広げながら台選びを続けます。


…が、どうもいまいちっぽい台ばかり。これではどうしても大当たりしやすい羽根デジやライトミドルの方に気持ちが向いてしまいます。

『でもなあ、最近の不ヅキっぷりからしてそろそろ大きな返しが来ると思うねんけどなあ。やっぱ、ここは無理してでもミドルスペック以上の台で回転率を追及しよ』

そう思ったところで俺の目に飛び込んできたのが、新台で導入された「蒼天の拳 天帰」。しかし、ヘソを見る限りどうも回りそうな開け具合ではないようです。


読者の皆さんの通うホールのこの台のヘソの開け具合はどんなもんですか? この台は向かって右側の釘は開いていますが、左側も同じくらいなら文句なしだと思いませんか?


まあ、ウダウダ言うてもしゃあないので打ってみることにしました。ちなみに今日がこの台に対しての初打ちですが、今日は前もってきちんと予習していますので、スペックや演出に対してもバッチリ対応できます!!

『ゲージ構成も予習済みやもんね〜。この台のベストストロークはこの辺のはずやっ!』

といっても、ほぼほぼブッコミ狙いのストロークですけど。

とりあえずこのストロークで玉の流れをチェックしてみたところ、思った以上にワープ抜けがよろしくありません。「だいたいなんでこんな場所に入口を作ったんだ?」と少しだけ悪意を感じつつもチェックを続けましたけど。すると…

『このステージ、めっちゃ使えるなっ』

道釘からの乗り上げしかり、きちんとワープ経由でステージに導かれた玉がほんまに綺麗にヘソ入賞してくれたんです。

そしてなんと、最初の千円で試行できた回転数は28回! 嬉しい誤算とはこのことですね。自分の中ではせいぜい千円22回がやっとかなと思っていました。

これこそが、「打ってみないと分からない」という今のパチンコの特徴を如実に示している現象だと思います。やはり、ステージの存在が大きいですね。このステージ性能だけはゲージ表や盤面画像を見ただけでは分かりませんから。


ここで一気にヤル気が出ました。これは文句を言わずに打ち込むしかありません。必ず結果が出ると信じて打ってやりますよっ!!







『な〜んも期待できそうな演出が発生せえへんのお…』

機嫌よく打ち出したものの軽やかに確率線を超えていきました。当たらんでもええからちょっとはアツくなれる瞬間が欲しかったなという気持ちを抑え、ウェイトボタンを巧みに操り、「絶対にオーバー入賞させないぞ!」とほとんど液晶を見ないというスタイルでひたすらに玉を弾き続けます。

すると…!

『なんかおもろないな〜。いきなり座って速攻で万発持って帰る人がおるのにほんま確率って無情やなあ』

あっさりと20Kが溶けていったのです…。

しかし試行できた回転数は523回。回転率は千円25回をキープしてくれるようなので、これならイケると思い更に次の万札をブチ込みましたよ。


しかし、気持ちと演出はすれ違ったまま。ちらちらグチもこぼれ始めます。

『つまらん! ほんまにつまらん!』

文句を言おうにも「北斗文句予告」なんて出てくる気配すらありませんよ!


それでも俺に勇気を与えてくれるのは途中から隣に座ったおばちゃん。そのおばちゃんも、期待できそうな演出が一切出ない中で淡々と確率線を突破していきました。

『おばちゃん頑張れっ! 俺も頑張る! でも当てるのは俺の方が先だからね!』

そんなアホなことを思いながらとにかくひたすら回していると、

「やっ、ええのん出たやん!」

いきなり隣のおばさまが話し掛けてきたのです。その時の演出がこれ。


俺、やっとそれらしい演出が発生したと思い、すかさずスマホのカメラ機能を立ち上げました。ただ、レンズが自身のカラダの熱気でボケボケになってますやん(笑)。


で、隣のおばさまが「これは当たる!」とおっしゃるので、俺はそれを鵜呑みにしてカメラを構えたままの姿勢を継続。

『おおっ、これは前作でも期待度の高かったオオカミのやつや!』

ちゃんと予習はしていますが、正式なリーチ名称が分からずええ加減ですな。そんなことより、今の俺には大当たりすることが必要なのです! だってもうすぐ千回に到達しそうなんですもん!!!


そして最後のボタンプッシュの場面。祈りを込めて優しくプッシュ!


『あほー!! そんなことやと思ったわ!』

キリン柄とかアツい予告演出が一切出てなかったので当たり前かもしれませんが、隣のおばさまに煽られてまんまと期待してしまいました。このリーチハズレを見て、このおばさまはチラ見はするもののその後は一切無言となってしまいました。なんだか見放されたような気分ですわ。


そして遂に…


おはようやないけど、おは千喰らいました(泣)。

普段からマックス機を触る方なら耐性もあるかと思いますが、特に今の不ヅキに悩まされている俺にはもうモチベーションを維持することは不可能かなと感じました。もうここでヤメようか…。

『いや、ちゃんと回ってるんやから、最低でも50Kまではぶち込む!!』

気持ちを一旦リセットして新たな気持ちで打ち続けることにしましたよ!!


もうあかん。ダメっす。


ここで精根尽き果てました。時間的にはまだまだ打てるのですが、完全に気持ちが負けてしまっています。それくらいここんとこの不ヅキがボディーブローのようにジワジワと効いてきてるのかと思います。

自分の中では「大当たりに見放される」というスランプ状態ではないなどと言ってましたが、それなりのスペックを打てばやはりこうなるのかと…。

今日は素直に負けを認めて、明日から気分一新して粘りと根性で乗り切りますわっ!!


ほな、また来週!

それまでじゃんじゃんバリバリ稼いでや〜!!


【CR蒼天の拳 天帰 FWG】
大当たり…0回
稼働時間…13:15〜19:00
投資…50000円
回収…0円(3.3円)
収支…-50000円