台は悪くない…そう、自分のヒキが全て悪いんだ…
- シリーズ名
- F山科の自堕落な日々 (毎週金曜日更新)
- 話数
- 第27回
- 著者
- F山科
『真田純勇士』。
初代はノーマルタイプ、二代目は斬新なARTシステムで、固定ファンが多く存在するニューギンのオリジナルコンテンツである。実際、2015年頭に会社近くのホールで復活導入された時は、私もかなりの頻度で打っていた。
その最新作である『ラブストライク』。ホールで配布されている小冊子にスロカイザー&マコト氏が出演しているが、実は自分も"前作の知識"が豊富ということで、裏方で参加していたりする。
加えて、最速導入日であった6/27の深夜には、映像制作会社の繋がりからか、なぜか実戦解説を頼まれていたりする。要するに、ホールで実際に打つ前にも色々と触る機会があったのである。
そして、とある休日出勤の日。仕事が早めに終わったので真田純勇士のパチンコとパチスロを両方打とうとホールへ。パチンコでハマリ→単発地獄を見たあと、ようやく『真田純勇士ラブストライク』を実際にお金を使って実戦することになった。
ところで、真田純勇士というのは真田幸村を守る十人の勇士たる乙女なわけですが、皆さんそれぞれお好みのキャラはいらっしゃるでしょうか。私は青の霧隠才蔵が初代から好きなので、割といいポジションにいるのは嬉しい限りです。
ただ、あまりにも由利鎌之助の人気が高すぎて、人気投票でもこの娘さんの牙城を崩せる気がしないのですが…それ以上に目立っていないのが猿飛佐助ではないでしょうか。
赤いイメージカラーを持つことから分かるかもしれませんが、メインヒロイン的な立ち位置です。幸村の傍にいることが多く、甘やかすことも多いかと。あと、優秀な子だと思われるので、連続演出などで登場するとかなり期待度が高かった印象があります。
逆を言えば欠点があまりないというか、個性が埋もれている気もします。平均的に優秀すぎて才蔵のようなツンデレや、鎌之助のような寡黙な中の美しさといった個性が見られない…というか。
しかし、この佐助が、ラブストライクでは色々と面白い面が出てきています。今回は連続演出で佐助がダイエットに挑戦するモノがあるんですが…
まあ、ひどい。何がひどいって失敗した時に水を飲んでいるのかと思ったら、カ〇ピスの原液らしきモノを飲んでいるんだもの。お前、絶対頑張る気ないだろ…。「明日から頑張る!」というセリフの信頼度は、幸村の特訓が成功するレベルだぞ…。
もう一つ、REG中のスイカ割りがあるんですが、前作では佐助が担当だったこのポジション…今回は才蔵に奪われます。それで佐助が拗ねているのも面白い。
さて、実戦の方に話を戻しましょう。REGに当選した後、消化中の3択当てを3回正解して「滑走台への道」を獲得。いわゆるボーナス後の前兆のようなモノですが、前作のREGが完全に無理ゲー(5択でナビなし)だったことを考えると、今作はまだ希望があるといえます。
このREGから常夏30Gを手に入れて…
新しく搭載された「クンクンタイム」も堪能。ARTの一つであるバナナスプラッシュ中に引いたレア役で当選し得る上乗せ演出です。
前作はTAGキャラの対応役以外のレア役は上乗せが絶望的でしたが、今作はコレに当選する可能性もあるらしいので、希望が増えました。
このARTを抜けた後は奈落の底へ真っ逆さまに落ちるかのごとくハマリへ…。今回は25周期で天井到達で、現在17周期目。ただし前作の天井と異なり、今回はあくまでも「常夏の陣」が確定すると考えたほうがいいでしょう。
※前作は天井で常夏の陣が100or150Gとかなり破格だった。
しかし17周期目がもうすぐ終わろうかという時にチャンス目出現。その次ゲームですぐさまSINが揃ってボーナスが否定されたと思ったら…
速報で「常夏の陣」が確定したんだと。どうやらチャンス目でARTに当選して、それが周期到達で告知…ということらしい。天井に行く前にココでARTが当選するとは。
常夏の陣はゲーム数管理のARTで、ここでは現状維持or転落のリプレイか、バナナスプラッシュ突入or現状維持のリプレイが成立しています。
目的はゲーム数があるうちに突入リプレイを引いて、バナナスプラッシュに入れる。そして、バナナスプラッシュ中にTAGで決まった対応役を引いて常夏の陣のゲーム数を上乗する…ことです。
突入リプレイは約1/12で成立。初期ゲーム数は基本20G。さあ、ここから頑張ろうと意気込んだならば…
駆け抜け。なんだこの悲し過ぎる画面は、途中でレア役を引いて5G上乗せしているのに。
とはいえ、終わってしまったモノは仕方がない…ということで、レバーONすると…
周期がリセットされていない…。なるほど、周期のリセットは、ボーナスかバナナスプラッシュに当選した時か。この場合、天井も有効なのだろうか。ならば25周期まで追う必要があるだろう。
しかし、次の19周期目。チェリー成立から珍しい「いち!」のかけ声。チャンス目やスイカではよくあるが、チェリーは発生したらチャンスなんですね、はい。
連続演出中に逆押しで赤7下段。この時点でチェリーorチャンス目の可能性があります。右リールを適当打ちして上段スイカ停止時の成立役は基本チェリーorチャンス目ですが、下段赤7停止の場合はSINの可能性もあるので注意。
連続演出中なので、レア役成立時は基本的に才蔵のちゃんすランプが点灯しますが、それはナシ。で、左リール上段にブランクの伊達巻を狙うと、ズルリとスベって赤7ハサミテンパイ。レア役もSINも否定したので、ボーナスでした。天井…どうなったんだろうか。
逆押しはここぞという時に狙うと面白いです。特にバナナスプラッシュ中に、上乗せのチャンスとなる対応役が決まっている時。これで成立役を限定すると、面白さが格段にアップします。
例えば別の日に実戦した時の写真なんですが…
チェリー対応の清海と佐助が出たことで、チェリーMAX状態。その状況下で逆押しで上段スイカ停止と来たもんだ。さあ、上乗せをいただきましょう。
なんで、ここでチャンス目が出るんだろうか。しかもなんで、次ゲームでもチャンス目引くんだろう。さらにどちらもボーナス非当選とか、切ないにもほどがある。噛み合わないにしても、悲惨すぎるだろーがぁぁぁ!!!!
そんな状況を察してか、
最終ゲームでPUSHボタン。押すと才蔵のツンデレ演出ですって。しっかりチェリー成立…しかも大盤振舞の20G。常夏の性能を考えると20Gは他の機種とは重みが違う。ああ、才蔵は本当に良い娘やで…しっかし派手な水着だね、相変わらず。
まあ、調子が良かったのはここまでのようで、ART終了後はまたしても奈落の底に落ちるハマリ。今度こそ天井に行くかと思ったら、24周期目にチアガール演出。コレ、この台の中でもアツめの演出ですって。
はーい、上段赤7テンパイは2リール確定ですよー。下段ラインは無効だから、リプレイは揃いませんよー。24周期目だから天井もナシですよー。どうしろってんだ!! しかもREGとか泣きっ面にハチじゃねーかぁぁぁ!!!
獲得したのは…わずか40枚。これが飲まれたらヤメようと思っていたら、1周期目でチャンス目を引く。これが前兆に突入してどうせガセ…と思っていたら、連続演出中にチャンスアップ2回。成功して常夏の陣に返り咲き。天井がダメなら自力で入れるしかないっしょ!!
いざ、常夏の陣へ。
グッバイ、常夏の陣。
ベルナビすら出なかったので、獲得枚数も0枚…。悪いのは自分のヒキだ。台は悪くない、悪くない…んだが、理不尽な展開に自分を抑えるのに必死だったことは分かってほしい。特に先ほどのREG中に…
押し順当てを失敗するたびにガッツポーズをする佐助。ポジションをとられたお前の気持ちはよくわかる。だから裏方の仕事をしていた時は面白いキャラになったなぁと思ったさ。
でも違ったさ。散々ハマって天井を消したREGで、間違えるたびにそんな顔されるとさ…正直イラッとします。この状況で可愛いなんて思える余裕なんて無いわ!! 逆に、可愛さ余って憎さ百倍だよこの野郎!!
このままだと面白いところが何一つ伝えられないので、次々回のコラムはほぼ一日対峙した実戦コラムを予定しております。待ってろよ猿飛佐助!! 俺は負けねぇぇぇぇ!!!!
初代はノーマルタイプ、二代目は斬新なARTシステムで、固定ファンが多く存在するニューギンのオリジナルコンテンツである。実際、2015年頭に会社近くのホールで復活導入された時は、私もかなりの頻度で打っていた。
その最新作である『ラブストライク』。ホールで配布されている小冊子にスロカイザー&マコト氏が出演しているが、実は自分も"前作の知識"が豊富ということで、裏方で参加していたりする。
加えて、最速導入日であった6/27の深夜には、映像制作会社の繋がりからか、なぜか実戦解説を頼まれていたりする。要するに、ホールで実際に打つ前にも色々と触る機会があったのである。
そして、とある休日出勤の日。仕事が早めに終わったので真田純勇士のパチンコとパチスロを両方打とうとホールへ。パチンコでハマリ→単発地獄を見たあと、ようやく『真田純勇士ラブストライク』を実際にお金を使って実戦することになった。
ところで、真田純勇士というのは真田幸村を守る十人の勇士たる乙女なわけですが、皆さんそれぞれお好みのキャラはいらっしゃるでしょうか。私は青の霧隠才蔵が初代から好きなので、割といいポジションにいるのは嬉しい限りです。
ただ、あまりにも由利鎌之助の人気が高すぎて、人気投票でもこの娘さんの牙城を崩せる気がしないのですが…それ以上に目立っていないのが猿飛佐助ではないでしょうか。

赤いイメージカラーを持つことから分かるかもしれませんが、メインヒロイン的な立ち位置です。幸村の傍にいることが多く、甘やかすことも多いかと。あと、優秀な子だと思われるので、連続演出などで登場するとかなり期待度が高かった印象があります。
逆を言えば欠点があまりないというか、個性が埋もれている気もします。平均的に優秀すぎて才蔵のようなツンデレや、鎌之助のような寡黙な中の美しさといった個性が見られない…というか。
しかし、この佐助が、ラブストライクでは色々と面白い面が出てきています。今回は連続演出で佐助がダイエットに挑戦するモノがあるんですが…
まあ、ひどい。何がひどいって失敗した時に水を飲んでいるのかと思ったら、カ〇ピスの原液らしきモノを飲んでいるんだもの。お前、絶対頑張る気ないだろ…。「明日から頑張る!」というセリフの信頼度は、幸村の特訓が成功するレベルだぞ…。
もう一つ、REG中のスイカ割りがあるんですが、前作では佐助が担当だったこのポジション…今回は才蔵に奪われます。それで佐助が拗ねているのも面白い。
さて、実戦の方に話を戻しましょう。REGに当選した後、消化中の3択当てを3回正解して「滑走台への道」を獲得。いわゆるボーナス後の前兆のようなモノですが、前作のREGが完全に無理ゲー(5択でナビなし)だったことを考えると、今作はまだ希望があるといえます。
このREGから常夏30Gを手に入れて…

新しく搭載された「クンクンタイム」も堪能。ARTの一つであるバナナスプラッシュ中に引いたレア役で当選し得る上乗せ演出です。
前作はTAGキャラの対応役以外のレア役は上乗せが絶望的でしたが、今作はコレに当選する可能性もあるらしいので、希望が増えました。
このARTを抜けた後は奈落の底へ真っ逆さまに落ちるかのごとくハマリへ…。今回は25周期で天井到達で、現在17周期目。ただし前作の天井と異なり、今回はあくまでも「常夏の陣」が確定すると考えたほうがいいでしょう。
※前作は天井で常夏の陣が100or150Gとかなり破格だった。
しかし17周期目がもうすぐ終わろうかという時にチャンス目出現。その次ゲームですぐさまSINが揃ってボーナスが否定されたと思ったら…

速報で「常夏の陣」が確定したんだと。どうやらチャンス目でARTに当選して、それが周期到達で告知…ということらしい。天井に行く前にココでARTが当選するとは。
常夏の陣はゲーム数管理のARTで、ここでは現状維持or転落のリプレイか、バナナスプラッシュ突入or現状維持のリプレイが成立しています。
目的はゲーム数があるうちに突入リプレイを引いて、バナナスプラッシュに入れる。そして、バナナスプラッシュ中にTAGで決まった対応役を引いて常夏の陣のゲーム数を上乗する…ことです。
突入リプレイは約1/12で成立。初期ゲーム数は基本20G。さあ、ここから頑張ろうと意気込んだならば…

駆け抜け。なんだこの悲し過ぎる画面は、途中でレア役を引いて5G上乗せしているのに。
とはいえ、終わってしまったモノは仕方がない…ということで、レバーONすると…

周期がリセットされていない…。なるほど、周期のリセットは、ボーナスかバナナスプラッシュに当選した時か。この場合、天井も有効なのだろうか。ならば25周期まで追う必要があるだろう。
しかし、次の19周期目。チェリー成立から珍しい「いち!」のかけ声。チャンス目やスイカではよくあるが、チェリーは発生したらチャンスなんですね、はい。

連続演出中に逆押しで赤7下段。この時点でチェリーorチャンス目の可能性があります。右リールを適当打ちして上段スイカ停止時の成立役は基本チェリーorチャンス目ですが、下段赤7停止の場合はSINの可能性もあるので注意。
連続演出中なので、レア役成立時は基本的に才蔵のちゃんすランプが点灯しますが、それはナシ。で、左リール上段にブランクの伊達巻を狙うと、ズルリとスベって赤7ハサミテンパイ。レア役もSINも否定したので、ボーナスでした。天井…どうなったんだろうか。
逆押しはここぞという時に狙うと面白いです。特にバナナスプラッシュ中に、上乗せのチャンスとなる対応役が決まっている時。これで成立役を限定すると、面白さが格段にアップします。
例えば別の日に実戦した時の写真なんですが…

チェリー対応の清海と佐助が出たことで、チェリーMAX状態。その状況下で逆押しで上段スイカ停止と来たもんだ。さあ、上乗せをいただきましょう。

なんで、ここでチャンス目が出るんだろうか。しかもなんで、次ゲームでもチャンス目引くんだろう。さらにどちらもボーナス非当選とか、切ないにもほどがある。噛み合わないにしても、悲惨すぎるだろーがぁぁぁ!!!!
そんな状況を察してか、

最終ゲームでPUSHボタン。押すと才蔵のツンデレ演出ですって。しっかりチェリー成立…しかも大盤振舞の20G。常夏の性能を考えると20Gは他の機種とは重みが違う。ああ、才蔵は本当に良い娘やで…しっかし派手な水着だね、相変わらず。
まあ、調子が良かったのはここまでのようで、ART終了後はまたしても奈落の底に落ちるハマリ。今度こそ天井に行くかと思ったら、24周期目にチアガール演出。コレ、この台の中でもアツめの演出ですって。

はーい、上段赤7テンパイは2リール確定ですよー。下段ラインは無効だから、リプレイは揃いませんよー。24周期目だから天井もナシですよー。どうしろってんだ!! しかもREGとか泣きっ面にハチじゃねーかぁぁぁ!!!
獲得したのは…わずか40枚。これが飲まれたらヤメようと思っていたら、1周期目でチャンス目を引く。これが前兆に突入してどうせガセ…と思っていたら、連続演出中にチャンスアップ2回。成功して常夏の陣に返り咲き。天井がダメなら自力で入れるしかないっしょ!!
いざ、常夏の陣へ。

グッバイ、常夏の陣。
ベルナビすら出なかったので、獲得枚数も0枚…。悪いのは自分のヒキだ。台は悪くない、悪くない…んだが、理不尽な展開に自分を抑えるのに必死だったことは分かってほしい。特に先ほどのREG中に…

押し順当てを失敗するたびにガッツポーズをする佐助。ポジションをとられたお前の気持ちはよくわかる。だから裏方の仕事をしていた時は面白いキャラになったなぁと思ったさ。
でも違ったさ。散々ハマって天井を消したREGで、間違えるたびにそんな顔されるとさ…正直イラッとします。この状況で可愛いなんて思える余裕なんて無いわ!! 逆に、可愛さ余って憎さ百倍だよこの野郎!!
このままだと面白いところが何一つ伝えられないので、次々回のコラムはほぼ一日対峙した実戦コラムを予定しております。待ってろよ猿飛佐助!! 俺は負けねぇぇぇぇ!!!!