何処の馬の骨か知らないが相応しい男は俺だ!

シリーズ名
町民プールで鮪釣り (毎週火曜日更新)
話数
第24回
著者
ラッシー
ことパチスロに関しては、ライバルがいないほど都合がいい。朝イチからの立ち回りでも、ゾーン狙いやハマリ台狙いの立ち回りでもそうだ。完全なる専業(スロプロ)であれば、ライバルなんて1人も欲しくないだろう。

だが、ライバルがいないと張り合いがないのもまた事実。俺はシマにライバルがいたほうが燃える質(たち)なのである。


先日ぽっかりと予定が空いたので、某店にサンダーVリボルトを打ちに行った。

某店のサンダーVリボルトとゲッターマウスのシマは、最近俺以外ほとんど打つ人がいない。稼働率が急激に上昇する夕方までは、ほぼ俺の貸し切り状態だ。

開店の少しあとに店内に入り、AT機・ART機には目もくれず真っ直ぐサンダーVリボルトのシマへ向かう。俺のテリトリーだ。今日はのんびり人目を気にせずサンダーVリボルトと戯れよう。そう思っていたのだが…ゲッターマウスに先客が! 嫉妬である。

ぐぬぬ、今日は俺のほかにもこのサンクチュアリに足を踏み入れる者がおったか!

もちろん全てのスロッターはどこのホールでどの台を打っても構わない。自由に打つ権利がある。ただ、単純に悔しい。

俺はサンダーVリボルトはもちろん、ゲッターマウスも大好きだ。そんな俺よりゲッターマウスを愛しているみたいではないか!


たとえるならこうだ——。

財閥御曹司かつ超絶イケメンの俺は、サン子(サンダーVリボルト)とゲッ子(ゲッターマウス)との三角関係にある。今日はサン子とデートしようと思っていたのだが、偶然街中で目撃したのだ。ゲッ子が他の男と楽しそうに歩いているのを!

必然、壁ドンである。誰だよその男、お前には俺しかいねーだろ!!

気が変わった。サン子とのデートはおあずけだ。ゲッ子の腕を強く握り、強引に連れ去る俺(イケメン)。


ゲッ子「やっ、ラッちゃん(俺)痛いよ!」

ラッシー(イケメンVer.)「うるせぇ! 誰がお前の男にふさわしいか、見せてやんよ!!」


一応、誤解がないように記しておこう。当コラムを書いている今、俺はシラフである。もちろん違法薬物も使っていない。そして、もうすぐ35歳になる。


かくして、あえてライバルのいるゲッターマウスへ着席することに。

ちなみに実戦店は、珍しくゲッターマウスに高設定を投入する優良ホールだ。さすがに設置が少ないため1日で複数台の投入は望めないが、1台くらいなら設定5・6を期待できそうな雰囲気。

さあ、どこの馬の骨か分からねえが、ゲッ子に相応しい男がどっちか決めようじゃねーか!


すると、投資3Kの60Gで…


オレンジB同時当選でネズミBIG! そしてわずか5G後…


赤7BIGである!! その後も…

120  ネズミBIG
_ 4  ネズミBIG
_ 73  赤7BIG
_ 6  赤7BIG

…と、怒濤のBIG連打!

ふん、見たか。これが俺の実りょ…なっ、なにィ!? ライバルも怒濤のボーナス連打! 俺のボーナス合算は1/58程度。ライバルもREG割合こそ高いものの、1/89程度で喰らいついてくる。

クッ…さすがゲッ子が見込んだ男。なかなかヤリやがる。だが、五十嵐グループ御曹司のこの俺(イケメン)が、負けるワケにはいかねーんだよ!



そりゃッ!


スフォイ!!


これでどうだっ!!

184  REG
_ 11  赤7BIG
_ 24  赤7BIG
_ 71  REG
_ 50  REG
145  ネズミBIG
_ 22  赤7BIG
_ 98  ネズミBIG
_ 14  赤7BIG
_ 6  赤7BIG
200  赤7BIG

ハァハァ…どっちがゲッ子に相応しい男か、思い知ったか!


開店から2時間が経過しても、俺の台のボーナス合算は変わらず1/58前後を行き来。しかし、ライバルも1/90前後を行ったり来たり。

クッ、ここまで付いて来るとは予想以上だ。だがな、負ける気がしねーんだよっ!!

——ここで試練が訪れる。

278  REG
285  REG
_ 8  REG

く…苦しい。だが、俺がこの程度で退くと思ったら大間違いだっ!!

_ 72  REG
112  REG
_ 65  REG
_ 6  REG

悪夢の7連続REG。フゥフゥフゥ…まだ…だっ!!

一時3000枚を大きく超えていた出玉は、2000枚ほどにまで減った。だけど、そんなのどうでもいい。ゲッ子は…ゲッ子は俺が守るッ!!

130  ネズミBIG
151  赤7BIG
111  REG
172  REG

ここでスッと席を立ち、ジェットカウンターに向かうライバル。勝った…俺は勝ったんだ!

ゲッ子「もうラッちゃんったら、ムチャしちゃって」


そして俺とゲッ子は閉店時間まで激しく愛し合った——







…という展開にはならず、出玉を大きく減らして涙目撤退!!

一時は3500枚くらいあったんだよ? なのに流した枚数はおよそ1350枚。

たしかに通常時の小役出現率が全くダメだったから、イヤな予感はしていたんだけど。恋は盲目とはよく言ったものだ。


おそらく俺が打ってた台の設定は良くなかったと思う。ヤメた際のボーナス合算出現率は総ゲーム数3334Gで約1/111と十分優秀だったけど、その後、見てみたら大ハマリの連続で1/147くらいまで落ちていたし。

やっぱりライバル、それもとびっきりの強敵がいたからこそ、あそこまで頑張れたんだと思う。

1人でつまらなく打つより、誰かを密かにライバル、目標にする。俺はなんとなくそのほうが楽しく打てるなぁ。


最後にゲッ子のグラビア特集をどうぞ。


オレンジだよってウソつくゲッ子かわいい。



順押しで不意にオレンジをハズすゲッ子かわいい。



中リール中段に7なしスイカを止めちゃうゲッ子かわいい。



スイカかもよって揺さぶりにくる、ウソがヘタなゲッ子かわいい。



オレンジorハズレと思わせて、右リールで急に大胆になるゲッ子かわいい。