「パチンコ=悪」というイメージばかりを煽る一部メディアには腹が立つ

シリーズ名
悪☆味の『ちょっといい話(仮)』 (毎週日曜日更新)
話数
第20回
著者
悪☆味
※当コラムはパチ&スロ必勝本の掲載日より1週間後の掲載となりますので、時期と内容がズレることがございますことをご了承ください。


連日、日本選手の奮闘ぶりが伝えられているリオオリンピック。そのオリンピックの開催直前、週刊誌にとある記事が掲載された。

『高橋尚子 金メダリストが堕ちたパチンコ蟻地獄』


高橋尚子さんといえば、言わずと知れたマラソンの金メダリスト。Qちゃんの愛称で親しまれ、現在はスポーツキャスターとして活躍中です。

そのQちゃんがパチンコ蟻地獄…。衝撃的な見出しだがなんてことはない、休みの日にパチンコを打っていたというだけの記事。もうほんと、個人的には蟻地獄ってなんだよとしか思わないわけですよ。

蟻地獄と聞いてイメージするのは、一度落ちたら抜けだせない。そして、落ちた先には最悪の事態が待っている。そんな感じではないでしょうか?

でもさ、実際のところは単にパチンコを楽しんでいただけでしょ? 借金があるわけでもないだろうし、むしろ記事になった日などはドル箱をいっぱい積み上げて大勝ちしていたらしいし。

そういった事実だけを見れば、その記事にはもう悪意しか感じられないんですよね。パチンコを打つのは悪だ、長時間パチンコ屋にいるのは依存症だ…みたいな。

自立した大人が自己責任の範囲内でパチンコを打つ。そこに何か問題でもあるのでしょうか? 誰かに迷惑をかけているわけでもないし。

スマホ片手にずっとポケモンをやっている人と何が違うんだろう、と。むしろ、歩きスマホをしながらぶつかってくる人のほうが迷惑だっつーの。


いやでも、Qちゃんのような有名人にとっては、ああいった記事が出ると本人以外にも迷惑がかかってしまう可能性だってあるわけですよ。

そういった意味でも、「パチンコ=悪」というイメージばかりを煽る一部メディアの論調に腹が立つ。ただでさえ、昨今は射幸心の抑制や依存症の問題が取り上げられているからね。


でもさ、本当は俺がこんなことを言ったらダメなのかもしれないけど、大人のやることなんて基本的にはすべて自己責任だと思うんですよ。

そんなのパチンコ・パチスロに限ったことではなく、依存症と言われるほど身を滅ぼすくらいまで自分を管理できないのであれば、パチンコ以外の何をやっても同じような結果が待っているんじゃないかな。パチンコ・パチスロにしたって、他のギャンブルにしたって、誰かに強制されてやるものではないんだから。

そして、自分の意思で行動したことについては、そこに介在するリスクを考えるべきだし、それがギャンブルだとしたら当然負けることも想定しなくてはならない。

でも、こんなことわざわざ書かなくたって、ほとんどの人はわかっていることじゃないですか。だからこそ、自己責任で完結するはずのところを、パチンコ・パチスロの存在自体が悪という風潮になっていることに納得がいかないんですよ。


こういったことがあるたびに、自分としてはこの仕事を続けているうちにやらなきゃならないことがあるなと思わされる。

『国民栄誉賞を受賞したQちゃんも楽しむパチンコ』

一般メディアが、そう報じてくれるようになるまでは。