人生最大賭け額の馬券を握る僕の手は震えていた…

シリーズ名
ホールKEN聞録 (毎週金曜日更新)
話数
第23回
著者
KEN蔵
※2016年夏の特別企画「人生最大の大勝負」というテーマで書いています

どーも、KEN蔵です。

若干失速し始めたカープですが、なんとかまだ2位と5.5ゲーム差をキープしております。この前の3連戦で改めて巨人の強さを感じました。独走は面白くないなぁなんて思っていましたが、迫られたら迫られたで心臓にめちゃくちゃ悪いので、もうこのまま突っ走ってほしいです。とりあえず、早くマジックを点灯させて、1つ1つの勝ちの嬉しさを噛み締めたいです!


さて、今週はお盆企画でパチ&スロ必勝本の全コラムが「人生最大の大勝負」というテーマで書く…とのこと。

パチスロに関しては、収支は「毎日の積み重ね」が大事だと思っているので、パチスロを打ち始めてからの10年間、震えるような大勝負をした記憶がありません。

"狙い台がアレとアレの2択!"とか"抽選番号次第で高設定確定台が!"みたいな部分的な勝負事はありましたが、いちギャンブラーとして勝負の世界に身を置いている立場として、やっぱり…ね? そんじょそこらのことじゃアドレナリンは出ません。

で、僕が生涯で一番アドレナリンが出た瞬間、それは…


『2008年12月28日 G1「有馬記念」』


まだ競馬歴が浅かった僕に、競馬の魅力を教えてくれた「ダイワスカーレット」という馬の引退レース。"逃げ"という脚質の持ち主で、デビューから11戦すべてで連対(1or2着)。それすなわち、スタートからゴールまでこの馬の前に2頭以上の馬が一度に走ったことがない(同じ逃げ馬がいた時に3番手で走ったことは一度ありますが…)ということです。

そんなダイワスカーレットが、この有馬記念で逃げ馬にとって最も重要と言われるスタートする時のゲートで、最も引きたくなかった"大外枠"を引いてしまったんです。

開催している中山競馬場は、数ある競馬場の中でも1、2位を争うほどそのスタート位置が重要になる馬場で、なおかつこの有馬記念に限っては過去にこの大外枠から好走した馬が長い歴史の中でもたった1頭しかいないんです。

さらに、有馬記念で牝馬(女の子馬)の優勝は37年間ナシ。逃げ馬が1番手で押し切ったことは過去20年で1度のみ…と、とにかくダイワスカーレットに味方するデータは1つもなかったんです。


けど、僕に競馬の魅力を教えてくれた馬であることには間違いはなく、当日、僕はこの子にすべてを託すことにしました。

馬の実績か…? それとも過去の傾向か?

それを除いても、生涯オール連対馬。

ほぼ1着or2着の"2択"…。


『[13]ダイワスカーレット』
1番人気
オッズ2.6倍

単勝1本勝負!


発走5分前、過去最大賭け額の馬券を握る僕の手は震えていました。

ファンファーレが鳴り止み…運命の時。

そして…スタート!

見事に全馬が綺麗なスタートを決め、その集団の中、外からグググイー! っとダイワスカーレットが抜け出していつものポジション(先頭)で第1コーナーを通過。

無理に張り合っても敵わないと判断した他の先行馬は大人しく2〜5番手に位置取ったので、よどみのない展開のまま、ダイワスカーレットのペースでレースは進んでいきました。

そして、先頭のまま向こう上面へ行き、馬2頭分の差で第3コーナーを曲がり、馬1頭分の差で第4コーナーを曲がり、さぁ、残るは中山競馬場の短い最後の直線…。

ジョッキーの手応えと馬の様子を見る限りまだ余裕はありそうだけど、大外から前に位置付けた代償は間違いなくありそう…。

この時点で2番手の差は…半馬身!

競馬場も僕がいたウインズ(場外馬券場)もボルテージも最高潮!

「おおおおおおー!」

「いけいけぇぇぇー!」

「耐えろぉぉぉー!」」


(ごくりっ…)


間違いなく今まで一番アドレナリンが出た"大勝負"。馬も生き物。感情があります。パチスロ(機械)では起こり得ないことが起こるのも競馬の面白いトコ。

そして、何よりサラブレッドはカッコイイ! 機会があったら是非、競馬場で、近くで馬を見てみてください。
その大きさと格好良さに度肝を抜かされると思いますよ。


そして…ふふ、大勝負の結果ですか?

僕の文才がないことも一因ではありますが、競馬には文章では伝えきれないものがあります。なので是非とも動画で観てもらいたいんです。そして、「ダイワスカーレット」の…いや、「競馬」の魅力が少しでも伝われば光栄です。

僕の大勝負バナシは以上となります。競馬ネタで突っ走ってしまいましたが、いかがでしたか? 来週は通常営業に戻りますよ!


では、今週も良きパチスロライフを♪