ホールの女性店員に恋をしてしまったらアナタはどうする!?

シリーズ名
あさってにむかって打て! (毎週水曜日更新)
話数
第23回
著者
担当編集・しゃっく(以下、し) 「今週は、長年パチンコ・パチスロ店に通い詰めている男子であれば共感できる方も少なからずいらっしゃると思われる、こんな読者様のお悩みを嵐さんにぶつけてみたいと思います」


嵐さん、しゃっくさん、こんにちは。僕の悩みを聞いてください。

長年通っているホールがあるんですが、そこで1年ほど前から勤め始めた女性店員に恋をしてしまいました。決して嵐さんの得意な不純な動機ではありません(笑)。

その女の子とは挨拶する程度の面識しかないのですが、そんな状況で告白をしてもいいものなのでしょうか?

もちろん、彼氏がいるかどうかも分かりません。恋愛マスターの嵐さんのご意見をぜひお聞かせください。

ちなみに、高確率で振られる覚悟はできています! 振られても後悔はしないと思います…多分。
(PN:愛しさと切なさと小諸そば屋と)



「…ということなんですが、どう思いますか? マスター(笑)」

「えーっと、その言い方、完全にバカにしてるよね?」

「そんなワケないじゃないですか。畏れ多い」

「まあいいですわ、実際問題、アタシは全然マスターじゃないし(苦笑)。こういう問題は梅屋大明神とかにご相談されたほうが良いと思いますけどね。…ただ、せっかくアタクシに意見を求めてくださったのですから、拙いながらも真剣にお答えさせて頂く所存ではあります」

「"失敗は成功の母"と言いますから、これまで恋愛で数多くの失敗を経験してきた嵐さんだからこそ、生まれてくる金言があるかもしれません」

「それは確かにそうなんだけど、そこまでハッキリと言われるとなんか腹立つね。原辰徳読売巨人前監督」

「さ、今日もギャグが冴え渡らないところで、早速ご意見をお願いいたします」

「そ、そうですね(謝)。さて、こういう場合はですね、アタクシが生来の片思い体質だからか、まずは上手くいった時のことよりも、上手くいかなかった時のことをよくよく考えるんです」

「パチスロに対してはあんなにポジティブなのに、恋愛に対してはネガティブから入るんですね。意外です」

「いやホラ、やっぱりそれはそれ、これはこれでしょ(苦笑)。でもね、後悔しない選択をするためには、まず1番にソコを考える必要があると思うんです。上手くいったら何も考えることなく万々歳なワケですから、大切なのは成功ではなく失敗を想定することかと」

「それは一理ありますよ? ただ、上手くいったらいったで、そこからどう付き合っていこうか…を考えることも大事だと思いますが」

「それはそうなった時に、1人ではなく2人でじっくりと時間を掛けて考えていくべきかな? と。せっかく好きな人と両想いになれたのだから、独りよがりなお付き合いにはしていきたくないし」

「ん〜…微妙に気持ち悪いですよね、嵐さんからそんな話を聞くと」

「しゃっく! 話の腰を折らない! ここはすごく大事なところだよ? で、失敗を想定する場合ですけど、まずはダメだった時のことを真剣に考えて、そのうえで自分がどういう選択をすれば後悔しないで済むか…を明確に把握しようとします」

「ん〜…どんどん興味が削がれていくんですが。ちなみに、嵐さんはどういう選択肢を想定するのですか?」

「月並みだけど、『振られて後悔するのか? それとも告白しなかったことを後悔するのか? そのどっちの後悔が大きくなりそうか?』を考えます」

「まぁそれはそうでしょう」

「小諸そば屋さんは、挨拶を交わす程度の関係でしかないのに告白をしてしまってもいいものか…ということにお悩みのようですけど、この際それは思考の外に取っ払ってしまっていいと思うんです。職場の同僚とかなら時間を掛けて関係を深めていくこともできますが、ホールの店員と客の間柄ではそれはなかなか難しい。そのうえ、そこで手をこまねいている間に、その方がそのホールを辞めて会うことすら難しくなってしまう可能性だってあるワケですから、告白するなら早いほうが良いんじゃないかな、と」

「え? じゃあ告白しちゃえってことですか?」

「いや、そういうわけではありません。こういうケースは告白しても玉砕するケースが圧倒的に多いと思うので、その多大なるリスクを背負ってでも告白したいのかどうか? を1番に考えてみるべきだと思うんです。告白してダメだったら、顔を合わすのが気まずくなるかもしれない。そのうえ、他の店員さんにもその話が伝わってしまうかもしれない。そうしたら、長年慣れ親しんできたホームグラウンドに足を運びづらくなるかもしれない。そういったあらゆることを冷静になって考えてみて…それでもやっぱり告白したい! と思ったら、迷わずGOすべきだと思います。そこまでの思いなら、いつか告白しなかったことを後悔することになると思うので」

「じゃあ、逆に少しでも足踏みするような気持ちが芽生えたら?」

「その時は、告白せずに淡い恋心を胸の奥に仕舞っておくべきでしょう。いつか告白したことを後悔することになりかねないような気がしますから」

「まあ、そうでしょうね。足踏みする…ということは、いまの環境・現状を壊したくないという気持ちの表れでしょうから」

「だからまずは、自分の気持ちと徹底的に向き合うことが本当に大切かと。そのうえで、自分が最も後悔しない道を選んで頂くことを切に願いつつ、愛しさと切なさと小諸そば屋とさんを心より応援したいと思います!」