5.9号機に移行しても悲観せずにいられる理由とは!?

シリーズ名
あさってにむかって打て! (毎週水曜日更新)
話数
第20回
著者
担当編集・しゃっく(以下、し) 「今週は、来たる新時代についてのご質問をご紹介したいと思います」


5.9号機の概要が発表されました。打ち手に影響するのは、ATやARTのような付加機能が最大1500Gということと純増枚数が2枚以下になるということだと思います。

となると…5号機の傑作である初代エウレカタイプが主流になるのでしょうか? 是非とも新基準機に対する嵐さんの見解を伺いたいです。
(PN:おぐる)



「このように、5.9号機に関する発表があってからというもの、多数の読者様から5.9号機に関するご質問やご意見を頂いております。違うゲーム性の台が出てくるのは嬉しい…という肯定派の方もいらっしゃれば、ART等の上乗せや継続に限界ができるのは納得できない…という否定派の方もいらっしゃったりと、内容も様々です。ユーザーが減ることで高設定が入らなくなるのでは? という心配を抱かれている方も散見できました。このように様々な波紋を呼びそうな5.9号機ですが、嵐さんはどのようにお考えですか?」

「その件に関しては、アタクシはまだまだ勉強中で分かってないことも多いですし、どうなるかはあくまでも予測レベルでの意見なんですが…実はそこまで悲観的に考えていないですよ」

「ほう。悲観せずにいられる理由とは?」

「アタクシは4号機から5号機への変遷も体験したパチスロ打ちですので、あの時と比べたら、5.9号機への移行は小さくはないけれどそこまで大きな変化ではないのかな、と。たしかに、有利区間(※AT・ARTなどの付加機能をこう呼称する)は最大1500G継続or3千枚獲得まで…という上限が設けられることに一抹の不安や不満はありますが、それで全体的なゲームバランスが取れるのであれば、アタクシとしてはそんなに違和感を覚えなくて済むのではないか、という考えです」

「ゲームバランスと申しますと?」

「そうね…例えば、ノーマルタイプの機種に一撃5千枚クラスのフラグが存在しなくても、特に不満はないわけでしょ?」

「そりゃそうでしょ! 考えたことすらないですし」

「それは、ノーマルタイプが『BIGは約300枚、REGは約100枚』という出玉増加契機と、投資リスクのバランスが絶妙に取れているからだと思うんです」

「まあ、そう言えなくもないですかね」

「これがもし、ノーマルタイプでも50枚あたりの回転数が30Gを下回っていて、さらにBIGの獲得枚数が約100枚、REGだと約50枚…とかだったら、バランスが悪すぎて打っていられないでしょ?」

「そりゃそうですよ。一撃5千枚フラグ…とは言わないまでも、REG後はそれなりに純増枚数の多い無限RTにでも入ってくれないと、触ることすらしないでしょうね」

「ですよね。だからこそ、付加機能の強弱というのは、全体のゲームバランスに左右される…とアタクシは考えているんです。だから5.9号機も、ゲームバランスさえしっかりと取れていれば、有利区間に限界があってもそんなに不満にはならないと思うんです」

「そういうもんですかね」

「たとえば有利区間が、『過剰に膨らんだ投資額を取り戻す』という役割ではなく、いまある出玉にどれだけ上積みをできるか…という側面が強い機能となるようなゲームバランスであれば、大きな問題は生まれないのではないかな、と」

「それなら納得できそうですね。ハナビやバーサスなどのノーマルタイプのボーナス後に付いてくるRTの『もっと出玉が増える版』程度に捉えられれば。要は、メインの出玉増加機能の1つではあるけれど、ソレに特化しすぎてさえいなければ…というバランスですかね」

「そうだね。まとめると、ボーナスという太い出玉増加の軸があって、ソコにオマケで有利区間が付いてくるというようなバランスだったら、限界があっても問題はなさそう…というのがアタクシの見解ですね」

「実際のところそういう感じになるんでしょうか?」

「アタクシも全容を把握しているワケではないので断言はできないですけど、『有利区間の突入確率には設定差を設けてはいけない』というのも5.9号機の規定の1つになっていますから、オマケ的な役割が強くなるんじゃないかな…と予測しています」

「ええ!? そうなんですか?」

「そうみたいなんです。分かりやすいイメージでいうと、GOD揃いみたいな全設定共通確率のフラグを契機にして有利区間に入る感じになるんじゃないでしょうか。もちろん、GOD揃いほど確率が重くはならないと思いますけど」

「なるほど…いや、ちょっと待ってください。じゃあ、どうやって設定ごとの出玉の差を付けるんですか?」

「それは、通常時の小役確率とか、ボーナス確率の差で十分に付けられるじゃないですか」

「あ、そっか(笑)」

「その考えがパッと出てこないということは…しゃっくはかなりの『AT・ART脳』になっちゃってるってことだね(笑)」

「ず、図星…。AT・ARTがメインの時代が長く続きすぎたせいか、完全に『ボーナスがオマケ』というイメージが強くなちゃってるかも(苦笑)」

「5.9号機ではソレが完全に逆転する…とイメージしておいて間違いはないと思います。ただ、もちろん高設定ほど有利区間中にボーナスなどに当選しやすくなるハズですから、結果的には高設定ほど有利区間の滞在ゲーム数が長くなりやすい…といった差は生まれてくるでしょうけどね。有利区間中のボーナスがゲーム数上乗せや継続の契機の1つになる可能性は高そうですから」

「そっか。そういう上乗せや継続の抽選は、5.9号機でもできるんですもんね」

「できるハズです」

「こうやって聞いてみると、確かに純増枚数の上限はいまの2/3になって、継続の上限もある…という形にはなりますけど、そんなに違和感はなくプレイができそうですね」

「結局は"慣れ"だと思いますけどね。4号機から5号機に変わるタイミングは仕様がいま以上に激変したけど…実際にそれでも変わらずにパチスロを打ってこられた方も多いワケですから。むしろ、ゲーム性的には4号機よりも5号機のほうが確実に面白くなっていると思いますし、ココはそういった実績のあるメーカーさんの開発力の凄さを信頼しましょう! 絶対に面白い機種を世に送り出してくれるハズですから!」

「そうですね。5号機に移り変わった時には、万枚なんてもう2度と拝めないんだろうな…と思っていましたが、結局、それでも2万枚を超える機種が生まれてきたからこそ再び時代が転換することになったんですもんね。そう考えたら大丈夫そうな気がしてきましたよ」

「ちなみに、5.9号機でもさすがに2万枚は無理だとしても、万枚を超えるようなスペックを有した機種の開発は十分に現実的みたいですから、そこまで夢がない…というワケでもないようなので、その点は安心してもいいかもね」

「そうなんですね!」

「まあ、しゃっくにはハナから縁のない話だろうけど」

「ず、図星。そうなんですよね。僕みたいなヒキ弱は万枚どころか千枚が関の山…って、やかましいわっ! 同じくヒキ弱な嵐さんには言われたくないです」

「アタクシも、最近はとんと3千枚なんて出してないですから、限界があっても全くもって問題はなさそうです(苦笑)」

「ヒキ弱万歳。だからこそ、我々はどんな時代になったって強く生きていける(苦笑)」

「悲しくなるからこれ以上はヤメようか(苦笑)。ちなみに、来週の土曜日、8月6日に開催予定の『パチスロの日』イベントでは、5.9号機に対するディスカッションを他誌のライターさんと一緒に行なう予定となっておりまして、その模様は会場に来られなくても、ネットでの生配信で観覧できるそうなので、ご興味のある方はぜひご覧になって頂ければと!」

「嵐さん以外のライターさんがどんな意見を持っているのか…それは興味がありますね。当日は僕も観覧してみようと思います」