「メリハリ設定の20スロ」と「高設定が多い低貸専門店」はどっちがお得!?

シリーズ名
あさってにむかって打て! (毎週水曜日更新)
話数
第16回
著者
担当編集・しゃっく(以下、し) 「今週は、嵐さんにとってはおそらく苦手な系統となる読者様からのご質問をぶつけてみたいと思います」


近所に「設定にメリハリがある20スロ」と「高設定がゴロゴロある低貸(※10スロや5スロなど)専門店」の2つがあるんですが、どちらの方がお得だと思いますか?

また友達に「20スロのノーマルタイプ高設定と、低貸のAT・ARTの高設定ではどちらが得?」と聞かれて困りました。どうかご指導をお願いいたします。
(PN:琥珀刀)



「…という内容なのですが」

「なるほど。これは確かに悩ましい状況ですな。…ところで、コレのドコがアタクシにとって苦手な系統のご質問なの?」

「いや、ホール選びや立ち回りって、嵐さんの最も不得手とするモノじゃないですか?」

「馬鹿にすんなっ! …と、強気で言い返せないのがシャクだけど(苦笑)、一応アタクシもパチスロは18年選手ですから、ホール選びや立ち回りが達者じゃないにしても自分なりの考えを述べることくらいはできますよ」

「良い回答は期待できなそうですが…一応、聞いておきましょうか?」

「最初に『メリハリのある20円』と『高設定がゴロゴロある低貸専門店』の選択ですが、どちらがお得か…というのは、状況や目的・モチベーションによって変わると思います。だから、それらをふまえて臨機応変にチョイスするべきですよね」

「具体的には?」

「ガッツリと立ち回って、勝つか負けるかのギリギリの勝負を楽しみたいならメリハリ設定の20スロ。逆になるべく負けずに、日がな1日まったりとパチスロを楽しみたいなら高設定ゴロゴロの低貸店。…というのが、オーソドックスなパターンになるんじゃないでしょうか」

「嵐さんにしては至極まともな回答ですね。…まあ、当然と言えば当然の選択と言えるかもしれませんが」

「あとは、新台を試し打ちして、演出や高設定挙動を勉強したい…という時も、高設定ゴロゴロの低貸店で打ったほうがいいですよね。そこで高設定挙動を体感してから、20スロで勝負したほうが、設定看破やそれに伴う押し引きの精度が各段にアップしますし」

「なるほど」

「せっかく異なる環境で、しかも状況が良いお店が近所に2店舗あるワケですから、TPOに応じて上手に使い分けていくのがベターだと思います。例えば、朝イチは20スロの高設定狙いで勝負して、スカったらその場で潔く退店。以降は低貸店で1日凌ぐ…というようなやり方も可能になりますからね。これだとパチスロで食べていくのは難しいかもしれませんが、趣味の範囲で楽しむ程度であれば問題ないでしょう。低貸店をリスク回避として上手く活用すれば、あまりタネ銭を減らさずに遊べるようになると思います」

「ふむふむ。どちらかの店舗に傾倒して入り浸るのではなく、状況に応じて店舗間移動を繰り返していくワケですね?」

「店移動は面倒だろうけど、歩いて行き来できる距離ならタダですし、車移動しなきゃならない距離でも、近所というくらいですから、ガソリン代はサンドにブチ込む1Kよりも安く済むハズ! 移動に時間をかければ、無理してどちらかの店舗でツッパるよりも遥かにリスク回避にもなりますし、労を惜しまず投資を惜しむ…くらいの心がけで、フットワーク軽くいきたいですよね、この状況なら」

「嵐さんがまともなことを言い過ぎて若干怖くなってきたんですけど(苦笑)」

「アタシだって、たまにはオカルトばかりじゃなくてまともなコトも言うよ! ちなみに、次のご質問である『20スロのノーマルタイプの高設定』と、『低貸店のAT・ART機の高設定』についても、TPO次第じゃないでしょうか? 打てる時間が短いなら20スロのノーマルタイプが断然有利だと思いますし、逆に長時間打てるなら両者にそこまで有利・不利は生まれないから、その時の気分で選択して良いと思います。ただ、いずれにせよ大きく勝てる可能性が高いのは、20スロのノーマルタイプの高設定になると思います」

「そうですか? ソコも、さっき嵐さんが言ったように優劣がないと思いますが…。だって、低貸店でもAT・ART機の高設定で大量出玉獲得に至れば…」

「もちろん、それなりの収支は期待できます。ただ、単なる勝ち負けは設定に準じるところが大きいですが、そこからさらに大きく勝てるかどうかになると、設定以上に展開が大きく関わってくると思うんですよね。例えば…


同じ15000円の交換額でも、必要となるコインの枚数は…

20スロ:750枚
5スロ:3000枚
※それぞれ5枚交換、20枚交換で算出


と、なるワケですよね? どっちなら出せそう?」

「それはやっぱり…20スロの方になっちゃいますね。ノーマルタイプなら、BIG2回+REG1回分の差枚数でOKなワケですから。対して5スロのほうは、いくらAT・ARTの高設定といえども、よっぽどスペックが優秀じゃないと、差枚数で3000枚はなかなか出ませんからね。でも、そのぶん投資がかからなくて済むのが、低貸店の最大の魅力なんですけどねぇ…」

「そういうことなんです。当たり前のことだけど、20スロは『ハイリスク・ハイリターン』、低貸店は『ローリスク・ローリターン』になるワケで、それぞれにメリット・デメリットもあるんです。だから、ドッチがお得かお得じゃないか…優劣をつけるのは難しいし、逆にそういった概念は一切捨てた方が良いかと。時と場合に応じて柔軟に選択し、両方のお店に通っていく…というのがこのご時世をしたたかに生き抜く秘訣の1つじゃないかな、と思います」

「ま、僕も『給料日前は1ぱちor5スロ』、『給料日後は4ぱちor20スロ』という感じで使い分けてましたけどね、自然と(笑)」

「さすが、しゃっくはしたたかですな(笑)。でも、ソレが賢いやり方だよ」

「なんか実のある話を真剣にしていたらお腹が減ってきましたね。…とりあえず、このあとご飯でも行きませんか? 編集部の近くに美味しいタイ料理屋がオープンしたんですよ」

「おっ! いいね。仕事終わりで一杯引っかけたい気分だし♪」

「決まりですね。じゃあ行きましょう」

「…ちょっと、しゃっく!? 机の上に財布を忘れてるけど」

「…チッ」

「そういうところはしたたかにならなくていいから(苦笑)」

「まあ、別に持って行ってもいいんですけどね。どうせ600円くらいしか入ってないですし」

「ハナっから俺にタカるつもりだったんじゃねえかっ!」

「えへへ」

「…キミのしたたかさはホント称賛に値するよ(苦笑)」