閉店1時間前のハナビ実戦が5分も持たずに終了した理由とは!?
- シリーズ名
- 町民プールで鮪釣り (毎週火曜日更新)
- 話数
- 第16回
- 著者
- ラッシー
つい先日のことである。某所での収録を終え、約1時間の電車移動。自宅の最寄駅に着いたのは21時50分頃だった。
「まだノーマルタイプでワンチャンあるな」
当然収録や取材でパチスロを打っているのだが、「打ち足りない」と感じることも多い。というかホールが営業している時間に手が空けば、極力ホールにいたいというのが本音である。俺は割と重症なのかもしれない。いや、きっとみんなもそうだろ!?
駅から徒歩1分以内にあるホールのラインナップを思い出す。ハナビ・サンダーVリボルト・ゲッターマウスあたりでサクッと出すのが理想か。とりあえず、ハナビとゲッターマウスを設置している某店へ向かった。
向かった先は、当コラムにも何度か登場している「第3の町民プール」である。しばらくは仕事が忙しく、覗くことすら叶わなかった。
久しぶりに足を踏み入れると、サミット明けに新台を大量導入したようで、ラインナップが大きく変わっていた。
目的のハナビは…空き台アリ。高設定っぽい台は絶賛稼働中ゆえ、仕方なくヤル気の全く感じられない台に着席(ツッコミ禁止)。それほどハナビが打ちたかったんですわ。
どうせ閉店時間まで1時間もないんだから、フルウェイトで打ってもウン万負けなんてことにはならないし、BIGが1〜2発当たればヤメちゃってもいい。
しかし…この環境で打つハナビは堪らんなぁ。ただでさえ客が少ないホールなのだが、閉店が近いからいつも以上に客がいない。普段ならハナビの遅れを聞き逃す俺も、こんな環境なら聞き逃さない。スタート音、停止音、払い出し音…その全てに愛おしさすら感じる。至福の時間である。
そのときだ。今回の入れ替えでハナビの隣に設置された新台にオジサンが着席。その新機種には俺も興味があるのだが、まだ1度も触れていなかった。
「新機種がどんな感じか、隣でさりげなく拝見させて頂こう」。そう思ったのだが…
新台「ブリリーン、バキョバキョバキョーン!!」
俺「!!!(ふわあぁぁぁ、ウルサすぎぃぃぃ!!!)」
オジサンが座ってたった2Gである。レバーONでショートロック的なものが発生し、そこからずっと爆音。REGが当たり、REG終了後もずっと爆音が続いている。
慌てふためく俺。低投資で当たってニッコリのオジサン。ハナビの実戦は5分ももたず終了となった。
結局、件の爆音機種から遠く離れたアイジャグAPEXに着席。そして…ひたすら店長を恨んだ。
店長の意図は分かる。件の爆音機種は、いわゆるノーマルタイプに分類される(個人的にはノーマルタイプじゃないと言いたいが)。「似たようなゲーム性だから並べて置いたろ」と思ったのだろう。
たしかに考え方は間違っちゃいない。だが、あんなに音量に差があると、静かな機種のほうは全く楽しめなくなってしまう。
ほとんどのホールは深夜に新台を設置する。そして設置が終わると、試しに少し回してみるのだ。「ちゃんとデータ表示器のカウントが上がるか」や「台に不具合がないか」を調べるために。
その時点で気が付いてほしいわけです。「あれ? この台ウルサすぎるからハナビの横に置いちゃダメじゃね!?」と。
新台が届く前から、シマの配置は決まっているのだろう。容易に変更できないのは分かってる。だからこそ、新台が届く前にもっとよく設置位置を考えて頂きたい。
ちなみにホール店長や幹部社員が、みなパチンコ・パチスロに詳しいかというと全然そんなことはない。
俺がホールでアルバイトをしていたときの幹部社員(店内で3番目に偉い人)は、一切パチンコ・パチスロに興味がなかった。おそらく「給料が高いから」との理由で、ホールに就職したのだろう。客の立場からするとちょっとイヤだが、採用を決めるのは客じゃなくてホール側だから仕方ない。
ここからは純度100%の理想論になるが、パチンコ・パチスロが好きな人にこそ、店長や幹部社員になって頂きたい。全く興味がなくて打たない人に、打ち手側の気持ちが分かるはずがない。
静かに打ちたい機種の隣には爆音の機種を置いてほしくない。これは実際にパチスロが好きな人じゃないと理解できないだろう。
朝イチの抽選にしたってそう。たまに抽選の列への割り込みが横行しているホールがあるけど、常連客はそれを容認しているから黙ってるのじゃなくて、モメたりすると怖いから黙ってるだけだ。注意するのはホール側の仕事。常連客にイヤな思いをさせないよう、しっかりとルールを作って頂きたい。
打ち手もバカじゃないから、店長がパチスロを好きかどうかくらい見抜いてますよ。
旬の過ぎた機種をバラエティに導入する場合もそう。人気のあった機種ならまだしも、大コケぶっこいたク〇台なんて入れてどうすんの? 誰が喜ぶんだよ。これ入れようって言った人、全然パチスロ知らないだろ…って常連客は思っていますよ。中古でタダ同然で売ってたから…みたいな発想なんでしょうけどね。
別に爆音の機種を出しちゃダメって言ってるわけじゃない。個人的には「パチスロに爆音が必要か?」とは思うけども。
たらたらとホールへの不満を書いたけど、もう少し客の立場に立って、機種の設置場所や店内ルールを決めて頂きたいなと思っただけ。
ジャグラーのシマの周りに、あまりピカピカ光る装飾を置くのもどうかな。ペカッたと思ったら装飾の光の映り込みでしたってこと、よくあるでしょ?
就職場所やバイト先としてホールを選ぶ権利は誰にでもあるけど、やっぱりパチンコ・パチスロが好きな人にこそ働いて頂きたい。
実際には、ホントにパチンコ・パチスロが好きで好きで堪らないという店長もたくさんいます。俺はそういう人たちを応援したいな。
「まだノーマルタイプでワンチャンあるな」
当然収録や取材でパチスロを打っているのだが、「打ち足りない」と感じることも多い。というかホールが営業している時間に手が空けば、極力ホールにいたいというのが本音である。俺は割と重症なのかもしれない。いや、きっとみんなもそうだろ!?
駅から徒歩1分以内にあるホールのラインナップを思い出す。ハナビ・サンダーVリボルト・ゲッターマウスあたりでサクッと出すのが理想か。とりあえず、ハナビとゲッターマウスを設置している某店へ向かった。
向かった先は、当コラムにも何度か登場している「第3の町民プール」である。しばらくは仕事が忙しく、覗くことすら叶わなかった。
久しぶりに足を踏み入れると、サミット明けに新台を大量導入したようで、ラインナップが大きく変わっていた。
目的のハナビは…空き台アリ。高設定っぽい台は絶賛稼働中ゆえ、仕方なくヤル気の全く感じられない台に着席(ツッコミ禁止)。それほどハナビが打ちたかったんですわ。
どうせ閉店時間まで1時間もないんだから、フルウェイトで打ってもウン万負けなんてことにはならないし、BIGが1〜2発当たればヤメちゃってもいい。
しかし…この環境で打つハナビは堪らんなぁ。ただでさえ客が少ないホールなのだが、閉店が近いからいつも以上に客がいない。普段ならハナビの遅れを聞き逃す俺も、こんな環境なら聞き逃さない。スタート音、停止音、払い出し音…その全てに愛おしさすら感じる。至福の時間である。
そのときだ。今回の入れ替えでハナビの隣に設置された新台にオジサンが着席。その新機種には俺も興味があるのだが、まだ1度も触れていなかった。
「新機種がどんな感じか、隣でさりげなく拝見させて頂こう」。そう思ったのだが…
新台「ブリリーン、バキョバキョバキョーン!!」
俺「!!!(ふわあぁぁぁ、ウルサすぎぃぃぃ!!!)」
オジサンが座ってたった2Gである。レバーONでショートロック的なものが発生し、そこからずっと爆音。REGが当たり、REG終了後もずっと爆音が続いている。
慌てふためく俺。低投資で当たってニッコリのオジサン。ハナビの実戦は5分ももたず終了となった。
結局、件の爆音機種から遠く離れたアイジャグAPEXに着席。そして…ひたすら店長を恨んだ。
店長の意図は分かる。件の爆音機種は、いわゆるノーマルタイプに分類される(個人的にはノーマルタイプじゃないと言いたいが)。「似たようなゲーム性だから並べて置いたろ」と思ったのだろう。
たしかに考え方は間違っちゃいない。だが、あんなに音量に差があると、静かな機種のほうは全く楽しめなくなってしまう。
ほとんどのホールは深夜に新台を設置する。そして設置が終わると、試しに少し回してみるのだ。「ちゃんとデータ表示器のカウントが上がるか」や「台に不具合がないか」を調べるために。
その時点で気が付いてほしいわけです。「あれ? この台ウルサすぎるからハナビの横に置いちゃダメじゃね!?」と。
新台が届く前から、シマの配置は決まっているのだろう。容易に変更できないのは分かってる。だからこそ、新台が届く前にもっとよく設置位置を考えて頂きたい。
ちなみにホール店長や幹部社員が、みなパチンコ・パチスロに詳しいかというと全然そんなことはない。
俺がホールでアルバイトをしていたときの幹部社員(店内で3番目に偉い人)は、一切パチンコ・パチスロに興味がなかった。おそらく「給料が高いから」との理由で、ホールに就職したのだろう。客の立場からするとちょっとイヤだが、採用を決めるのは客じゃなくてホール側だから仕方ない。
ここからは純度100%の理想論になるが、パチンコ・パチスロが好きな人にこそ、店長や幹部社員になって頂きたい。全く興味がなくて打たない人に、打ち手側の気持ちが分かるはずがない。
静かに打ちたい機種の隣には爆音の機種を置いてほしくない。これは実際にパチスロが好きな人じゃないと理解できないだろう。
朝イチの抽選にしたってそう。たまに抽選の列への割り込みが横行しているホールがあるけど、常連客はそれを容認しているから黙ってるのじゃなくて、モメたりすると怖いから黙ってるだけだ。注意するのはホール側の仕事。常連客にイヤな思いをさせないよう、しっかりとルールを作って頂きたい。
打ち手もバカじゃないから、店長がパチスロを好きかどうかくらい見抜いてますよ。
旬の過ぎた機種をバラエティに導入する場合もそう。人気のあった機種ならまだしも、大コケぶっこいたク〇台なんて入れてどうすんの? 誰が喜ぶんだよ。これ入れようって言った人、全然パチスロ知らないだろ…って常連客は思っていますよ。中古でタダ同然で売ってたから…みたいな発想なんでしょうけどね。
別に爆音の機種を出しちゃダメって言ってるわけじゃない。個人的には「パチスロに爆音が必要か?」とは思うけども。
たらたらとホールへの不満を書いたけど、もう少し客の立場に立って、機種の設置場所や店内ルールを決めて頂きたいなと思っただけ。
ジャグラーのシマの周りに、あまりピカピカ光る装飾を置くのもどうかな。ペカッたと思ったら装飾の光の映り込みでしたってこと、よくあるでしょ?
就職場所やバイト先としてホールを選ぶ権利は誰にでもあるけど、やっぱりパチンコ・パチスロが好きな人にこそ働いて頂きたい。
実際には、ホントにパチンコ・パチスロが好きで好きで堪らないという店長もたくさんいます。俺はそういう人たちを応援したいな。