パチスロは負けられる額に限度がある…!?

シリーズ名
悪☆味の『ちょっといい話(仮)』 (毎週日曜日更新)
話数
第10回
著者
悪☆味
昔からハイスペック機の設定6狙いにこだわってきた理由。それは立ち回り力が劣っている部分をカバーするためである。

狙い台を絞り込む能力が高ければ、無理にハイスペック機を狙わなくても結果は残せる。むしろ競争率が低くなる分、ハイスペック機狙いよりも勝率や収支が安定するはずだ。

でも、それで立ち回れる自信も能力もないため、最近の絆がそうであるように、ずっとハイスペック機を中心に立ち回ってきた。


ハイスペック機狙いのメリットと言えば、やはりツモ率が低くてもなんとかなること。そしてもうひとつ、設定1と設定6の機械割の差が大きいこと。これは設定看破要素となり得る部分の数値の差が大きくなるため、結果、設定看破の難易度が下がるということだ。

あらためて考えると不思議なもので、高設定域のスペック(機械割)は機種によって大きな差があるのに、設定1の機械割に関してはどんな機種でも大体97%前後となっている。


以前から言っているように、俺が考えるパチスロ最大の美点。それは『負け額が有限』なこと、である。

他の公営ギャンブルは自分で賭け金を設定できるので、負けようと思えばいくらでも負けられる。それに対して、パチスロにおいてはどんなに酷い展開になっても、負けられる額に限度があるのだ。

しかも、最も大きく負ける可能性がある設定1を打ったとしても、機械割にして97%程度。つまり、等価の店で終日それを打っても2万円弱、半日なら1万円ほどの負けで済むというわけだ。とはいえ、それはあくまでも『平均』すればの話である。

実際、波の荒いAT機などを打つ場合、設定1に座ってしまったら大きな負けを覚悟するもの。ただ、設定1でも誤爆で勝ててしまう台もあるから、それらをならして97%程度に落ち着くということ。

5台の設定1が終日フル稼働した場合、全台がそれぞれ2万円ずつの負け(客側)となるわけではなく、1台は10万円勝ちで残りの4台が5万円ずつの負け、みたいな感じになる。

ただそれも、試行を繰り返せば収束していくものなので、同じ機種の同じ設定を打ち続ければ、いずれはスペックどおりの期待値に落ち着いていく。


…でもね、気付いている人も多いと思うけど、実際のところきっちり収束するまで同一機種を打ち込めることなんてそうそうないわけですよ。

ジャグラーなどのノーマルタイプならまだしも、AT機のような複雑なシステムを搭載している機種なんて、収束を期待するだけ無駄なんじゃないかとさえ思う。

いや、だからといって、どんなに期待値の"下ブレ"を喰らおうと高設定狙いを放棄するわけではないので、別にやることは変わらないんだけどね。

でもまぁ、そろそろ収束してくれなきゃ困るものがいっぱいあるのよ。たとえば、絆の無想一閃。直近の10回で成功が1回って、いくらなんでも開眼しなさすぎでしょ? まどか☆マギカのフリーズだって、いい加減に引いても良いんじゃない?

何十万ゲームと打っている機種でそれなんだから、パチスロで収束を待つということがどれほど遠い道のりなのか、わかってもらえるでしょう。