『何を打っても勝てない』という時期が来た結果…

シリーズ名
あさってにむかって打て! (毎週水曜日更新)
話数
第12回
著者
「ふぅ」

担当編集・しゃっく(以下、し) 「どうしたんですか、ため息なんかついちゃって」

「いや、ここのところパチスロの調子が本当に悪くて…」

「なーんだ、そんなのいつものことじゃないですか!」

「ふっ、それはそうなんだけどさ(苦笑)。でもね、ここ2ヶ月の戦績が異常なんですよ、ホラ(収支管理アプリを見せる)」

「どれどれ…って、うわっ! 4月も5月もカレンダーが真っ赤じゃないですか!? こ、これはさすがに…引きますよ」

「毎年、年イチで『何を打っても勝てない』という時期が来るんだけど…今年のソレは例年以上だね。1〜3月で上げたプラス収支を、一気に吐き出しちゃったから」

「3月を終えた時点で500K近く勝ってたのに、6月に入った時点で+100円って…よくもまあ、これだけ負けらますよね」

「そんなに無茶な打ち方はしてないにも関わらず、コレだからなあ」

「じゃあ、立ち回り的な部分よりもヒキってことですよね?」

「まぁそういうことになります。不調を顕著に感じるのはハナビなんですが、打つたびにBIG出現率が1/1000以下になる…みたいな」

「せ、1/1000以下!?」

「ええ(泣)。アタクシはスランプの時は、低設定でも甘めの機種を打つようにしてるんです。そうやって負債を最小限に抑えつつ、小さな勝ちを拾いながら勝ちグセをつけよう…と考えるタチなんですよ。しかしその小さな勝ちすら拾わせてもらえないから、カレンダーも真っ赤になるワケで…」

「どれほどハナビが甘かろうが、BIGが引けなきゃ勝てませんよね…」

「他にもパチスロ偽物語やアステカなど、ノーマルに限らずボーナス+ART機でも、甘い機種を積極的に打ってるんですが…一向に結果は出てくれないですね。パチスロ偽物語ならボーナス中の特殊画面の比率がアップ寄り、アステカだったら魚CZの比率が高い台を頑張って粘って打ってはいるんですが…」

「う〜ん。どちらも偶数設定であれば、それなりの勝負が期待できる台ですもんねぇ。それであの負けっぷりは病むな〜」

「今年はスタートダッシュが上手くいったから、いずれスランプが来ても普通に耐えられる…と思っていたんですけどねぇ。まさか振り出し近くまで戻されるとは…夢にも思っていませんでした(苦笑)」

「そんなにキツいスランプなら、しばらくは打つのを控えたらどうですか?」

「その選択肢だけはないんです。もはやアタクシにとってパチスロは生活の一部ですから、不調だからといって切り離すのは無理です」

「仕事として打たなきゃいけないときもありますもんね。因果な商売ですな(苦笑)」

「まあ、毎日パチスロが打ちたくてパチスロライターになったワケですから、それは凄く幸せなことでもあるんですけど」

「…でも、このまま手をこまねいているワケにもいかないじゃないですか。どうやってこのスランプを乗り越えるつもりですか?」

「とにかくムダ打ちはせず、なるべく期待値の高い立ち回りを愚直にこなしていくしかないでしょう。高設定狙いだけにこだわらず、宵越し天井やハマリ台狙いなども積極的に取り入れながら、ね。おかげさまで、朝イチはとりあえず『宵越しやリセットで旨味がありそうな台はないか?』を、しっかり見て回るクセがつきましたよ。ちょっと前までは、打ちたい台に猪突猛進…が、アタクシのデフォでしたけども」

「それはある意味、スランプから良い影響をもらったのかもしれませんね(苦笑)。でも、僕も経験はありますけど、スランプの時ってそういう立ち回りも、なかなか実を結ばなかったりするんですよね」

「そうですね。ただ、だからといって闇雲に徒手空拳でパチスロと向き合ったら、いよいよマイナス収支が見えてきちゃいますから。なんとかプラスで踏み止まるためにも、いまは腐らずに真摯にパチスロと向き合っていきたいです」

「頑張ってください。早くスランプを抜けて、また僕にご飯でも奢ってください」

「ふざけんなっ! …と、言いたいところだけど、この最悪な状態を抜けられたら死ぬほど嬉しいだろうから、勢いでなんでも奢ってあげちゃいそうだわ(笑)」