赤いリノと緑のリノ

シリーズ名
F山科の自堕落な日々 (毎週金曜日更新)
話数
第14回
著者
F山科
前回のコラムで取り扱った「スーパーリノMAX(以下、緑リノ)」。仕様が前作(以下、赤リノ)よりも出玉性能に特化しており、俗にいう「尖った台」なので、やはり…というか導入台数は少なめである。

今後大きな人気が出れば増台の可能性もあるかもしれないが、正直なことを言わせてもらえば現状のママでいい。というか、緑リノではなく赤リノの方が流行ってほしい限りである。


そもそも赤リノは最初に大量導入されたのが良くなかった。まだゲーム性も完全に把握できてない状況下で、知識が浸透する前に空き台が目立つ→稼働が悪くなる…という、よくある負のスパイラルに陥ってしまったのだから。初代モンキーターンのように少ない導入台数からジワジワと人気を伸ばしていくパターンだったら、また違った結果になっていたかもしれない。

3択や転落目などのシステムが判明した現在、自分のようなリノの熱狂的リピーターは確実にいる。また、出玉増加スピードも擬似ボーナスの台よりも圧倒的に早いので、会社帰りに一勝負というケースでも、ジャグラーなどのノーマルタイプを含めた選択肢に加えられると思うのだが…どうだろうか。

話を戻そう。「赤リノの方が流行ってほしい」そう願うのは赤リノを経験せずに緑リノを打った場合、そのハードルの高さに諦める人が多いと思うためである。

前回のコラムでも触れたが、トマト揃いのチャンスとなる特殊1枚役の確率は、緑リノになって確実に下がっている。赤リノでもその確率は設定1で1/98。パチンコでいう所の羽根デジのようなモノである。なので、そう簡単にチャンスが訪れるワケではない。

これが緑リノになるとさらにハードルが高くなるわけで、ボーナス高確率状態という楽園にたどり着く前に、ギブアップしてしまうことが多くなるのは容易に想像できる。もちろん、速攻でトマト揃いを達成し、圧巻の出玉を体験すれば緑リノの虜になるとは思うが…設置された緑リノのシマのデータ状況を見れば、そんな簡単ではないことは分かるハズである。

だからこそ、最初に1/8という高確率状態の興奮を味わってもらうためにも、赤リノでゲーム性を熟知してもらいたい。緑リノに挑戦するのは、それからでも遅くはないハズだ。

…で、自分は赤リノを相当打ってきており、前回のコラムでは不甲斐ない結果だったため、休み中に緑リノのリベンジ戦へと行ってきた。


赤でも緑でも、リノは順押し→中押し→逆押しとロータリー方式で打つ私。で、順押し時に右下がりレモンテンパイハズレで1枚の払い出し。

はい、特殊1枚役成立ですね。これが出るまでに15000円かかったけどね。ゲーム数でいえば400G超えてます。

投資2万まで頑張ってみようかと思ったけども、早くも心が折れそう。隣のおじさん、他の台からコイン持ってきてるから負けてないかもしれんけど、データ表示器が2500G超えてるんだよね…(汗)。

そこから特殊1枚役は4回成立して、計5回。1回目の後、次に特殊1枚役が来たのは追加投資10000円だった。すでに投資2万を超えている。


アツくなってるなワシ。逆押しで上段にトマトが止まった時は、祈るような気持ちで3択に挑んでましたね、ワシ。写真が同じ出目に見えますが、左リール枠上の絵柄が違うので同じではありません。上の写真なんて動揺しているから、ブレブレだね、ワシ。


そういえば実戦中に、今度誌面の企画で実戦するという担当の飄くんから「2万円で足りますかね」とツイッターでリプライが来ていた。とりあえず「3択ハズすと吐くよ、これ」と返しておいた。彼が素晴らしい連チャンを魅せてくれることに期待したい。恐らく5月21日売りのパチスロ必勝本にその実戦模様が載るハズである。

なお、総投資は37000円。持ち玉を完全に使い切ったらヤメよう…と考えていたら中途半端にコインが残ってしまい、ズルズルと打ち続けていた。だが、5回目の3択をハズした時は「勇気ある撤退」を決めた。

ちなみに、隣のおじさんは3000G超えのトマト揃いでようやくBIGを引いていた。良かったな、でも台パンは迷惑行為だから止めようぜ。


その後は地元に帰り、今度は赤リノを打つために別のホールへと向かう。実は自分の地元のホールには「最近」になって赤リノを導入したホールがあるのだ。

大量導入してから今まで残っていた状況と、中古導入でコストを削減して使おうと決めた状況…その差は言うまでもない。現に私は何回かこのホールで赤リノを打っているが、特殊1枚役の出現率があからさまに今まで打ってきた台とは違った。

憶測の域を出ないが、おそらくは中間設定…もしかしたら高設定を使っている可能性もある。だから自分はじっくり腰を据えてこのホールで赤リノを打つ時は、カンタくんで特殊1枚役をカウントしている。

ちなみに、ボーナス中は順押しで上段リンゴ揃いのサンプルを採るのはもちろん、特殊1枚役のカウントも可能。また、連チャン中は特殊1枚役の存在を忘れがちだが、割と重要なので見逃さないように注意しよう。

これまでにも特殊1枚役の出現率が良好な台には座っているが、そういう時に限って3択が当たらなかったり、トマト揃い後のボーナス連チャンに見放されていたので良い結果には繋がっていなかった。

緑リノで疲れ果てた私は、半ばヤケクソに赤リノへと向かっていった。まあ、最初は700Gハマリの凱旋を打ち、そこで奇跡的に赤7から1500枚ほど獲得していたんですけどね(汗)。

この日の赤リノは、とても優しかった。


開始早々2千円で右上段トマトからのチャンスをモノにする。そこからBIGを引き当てて、その連チャンが…BIG7回、REG6回の13連。一気に1500枚近くの出玉をモノにする。

連チャン中も特殊1枚役を数回確認しているので、やはり状況は良さそうだ。緑リノと同じ感覚で打っていたから余計に印象深く感じたのかもしれないが、特殊1枚役をその連チャン中に3、4回は確認した。

まだ時間はあったので、打ち続けることに。150G以内に特殊1枚役が2回成立し、2回目でトマト揃いを奪取。これはBIG1回で転落。

さらに80G以内に特殊1枚役が2回。こちらも2回目でトマト揃い奪取。


このトマト揃いからBIG5回、REG1回。これにて2100枚の出玉を獲得し、緑リノの負けを完全に払拭した。逆押し→下段赤7停止はリプレイ濃厚だが、そこからの左上がり7テンパイはBIG確定……何度見ても震えるリーチ目である。特に転落する可能性のあるレモンを引いた後なら、なおさら…だ。


適度にくるチャンス、初回大当たり時の3号機サウンド。赤リノにしか味わえない魅力はまだまだこんなものじゃない。これから規制がキツくなれば貴重な台になると思うので、今のうちに赤リノを思う存分堪能しておきたいところである。

とはいえ、緑リノでも夢を追ってみたいという願望もある。先ほどの実戦で出ている人は4箱とか、連チャンしている人はドンドン出玉が増えていってましたからねぇ。まさにデッドオアアライブと言いますか。

とりあえず緑リノは「トマト揃い」まで打つ…と躍起になると、大変なことになりかねないので、ご利用は計画的に!!