機種によって目押しの精度が低下する!?その意外な原因とは

シリーズ名
あさってにむかって打て! (毎週水曜日更新)
話数
第10回
著者
担当編集・しゃっく(以下、し) 「はあ…」

「どうしたの、ため息なんかついちゃって?」

「いや、年は取りたくないものだなと、最近つくづく思いまして…」

「おいおい、しゃっくはアタシの1コ下でしょ!? アラフォーに括られる30代後半とはいえ、我々はまだまだ男盛りの働き盛り。老け込むにはまだまだ全然早いから!」

「僕だってそう思いたいですよ。でも…」

「でも?」

「最近、急激に目押しが下手になってきまして。ハナビのリプレイハズシもちょくちょくミスるようになっちゃったし…」

「仕事で毎日長時間パソコンを扱ってるから目が疲れてるんじゃない? ほら、ピントフリーズ現象って言うの?」

「いや、BAR絵柄はいままで通りに見えてる感覚があって、目押しはちゃんとできている…ハズなんですが、1コマ早く止めちゃうことが多くなったんです。コレって、老化で体の感覚に微妙なズレが生まれてきたってことじゃないですか?」

「う〜ん、少なくともアタシは、まだそんなズレは体感したことがないんだけどなあ」

「ということは、嵐さんよりも僕のほうが老化が早く来てしまったということになるワケですか。ショックすぎて涙が出てきそうです…」

「シャックだけに? ぷぷぷ」

「全然笑えないんですけど…」

「す、すみません(汗)。でもさ、加齢で体の感覚が鈍って目押しが下手になる…なんて話はこれまで聞いたことないけどな〜。こーじさんも老眼が辛いとは言ってたけど、体の感覚が…って感じではなかったし。きっと他に原因があるんじゃないの?」

「たとえば?」

「しゃっくがハナビを打つ時のシチュエーションって、大体どんなかんじ?」

「編集部からの帰りしな、まずはAT機かART機を打って、もし出た場合は閉店時に取り切れなくなるのが嫌だから、適度な頃合いをみてヤメて、そのあとに軽くハナビを打って帰ることが多いです。時間で言うと21時以降でしょうか」

「なるほど。ちなみに、最近はハナビを打つ前に何を打つことが多いの?」

「お金に余裕があるときは南国、お金に余裕がないときは低設定でも甘いパチスロ偽物語を打つことが多いです」

「ほうほう。じゃあもう1つ質問。ハナビを打つときは初代パネルが多い? それともマットブラック系パネルが多い?」

「マットブラック系ですね。リールが細いほうが昔のハナビっぽくて好きなんで」

「えぇ〜、アナタが最近悩んでる目押し力の低下…その犯人がいま、分かりました。んふふふふぅ(古畑○三郎風に)」

「ムダにちょっと似てるし(苦笑)。…って、原因が分かったんですか?」

「ええ。もう、ハッキリと。じっちゃんの名にかけて。んふふぅ」

「キャラがとっ散らかり過ぎでしょ(苦笑)。ふざけるのはいいから、原因があるなら教えてくださいよ!」

「目押しミスを引き起こした犯人…それは『リールの視認範囲の違い』です。んふふふぅ」

「視認範囲?」

「リールの見える範囲のことね。パチスロ機のリールって基本的には5ライン=9コマだけど、それ以外の部分…いわゆる『枠上』や『枠下』も、正対して座っていても見えるようになっているでしょ?」

「ええ」

「その見える範囲って、実は機種によって大きく違うんですよ。例えば、機種Aは枠上が広く見えるけど枠下は全然見えなかったり、機種Bは逆に枠上は全然見えないけど枠下は広く見えたり…というようにね」

「そんなこと、あんまり気にしたことがなかったなあ」

「コレはね、実は凄く気にしたほうがいいんです。特に技術介入性の高い機種を打つ時は、ね。例えば、機種Aのようなタイプを打ったあとに機種Bを打つと、大げさじゃなく1コマ近く、目押しの感覚がズレるから」

「ええっ?」

「ちなみにしゃっくがよく打つマットブラックパネルのハナビは、枠上が全然見えないタイプの筐体だから、他の機種に感覚が慣れたあとに打つと、初代パネルよりも目押しがミスりやすくなるんです」

「本当ですか?」

「うん。かく言うアタシも、パチスロ偽物語を打ったあとにマットブラックパネルのハナビを打つといつも以上にリプレイハズシの精度に不安を覚えるし、それで実際にミスったことも何度かあるんだよね。この2機種はリールの視認範囲の違いが大きいんだと思います」

「目押しだけはそれなりに上手い嵐さんでもそうなのか…。じゃあ、本当に加齢が原因じゃなかったんだ!」

「目押しだけってなんじゃい、だけって」

「いいじゃないですか、1つでもとりえがあるなら! ちなみに、リプレイハズシをミスらないようにするためにはどうすればいいんですか? ハナビを打つ前にはパチスロ偽物語を打たないほうがいいですか?」

「いやいや、ハナビを打つ段になったら、ボーナスが当たる前、すなわち通常時の段階からその違いをしっかりと意識し、BARをしっかりと上段に狙う練習をしながら感覚のズレを修正していけば、ミスる可能性はかなり低くなると思います。だって、普通に打てばちゃんとできるワケでしょ?」

「ええ。初代パネルではミスったことなんてほとんどないです」

「じゃあ大丈夫でしょう。それだけ、リールの視認範囲の違いが感覚に及ぼす影響は大きいってことです。コレはハナビに限らず、他の技術介入機にも言えることだから、そういった機種を打つ際には、しっかりと通常時から感覚のズレを修正しておくクセをつけて、その後の目押し=技術介入要素に備えておきましょう」

「今度からはちゃんと意識するようにしてみます!」