パチスロもスマホゲームも上手い仕組みだねって話

シリーズ名
悪☆味の『ちょっといい話(仮)』 (毎週日曜日更新)
話数
第6回
著者
悪☆味
ホールに向かう朝の電車。時間的にだいたい通勤ラッシュと被ってしまうんだけど、混んでいる電車のなかでも、ずっとスマホをいじっているっていう人が多い。

みんな何をやっているのかと思えば、大抵はゲーム。何もこんな混雑しているところで…と正直ちょっとイラっとするんだけど、そんなにハマるくらい面白いのかな? ホールでパチスロを打ちながらゲームをやっている人もいっぱいいるし。


このスマホゲームとかに課金する金額って、日本人がズバ抜けて高いんですって。俺はやらないからわからないけど、課金している人に聞くとちょっとだけのつもりがいつの間にか…という感じらしいね。

まぁそれは良いとして、課金って実際のお金を触ることなくできてしまうじゃない? これが課金に対する抵抗を弱めているんじゃないかと思うんですよ。


実はパチスロも同じで、昔は50枚のコインを借りるたびに千円札を投入していったわけじゃない。今だって、ホールによってはそういう所もあるけど、周辺機器が進化していって、お金を使ってるのにお金を触る機会というのがどんどん減ってきている。

特に全紙幣対応のコイン貸し機が普及したことにより、『両替』をするという行動をせずに打ち続けることができるようになった。

千ゲームを超えるようなハマリにあっても、財布を出して実際にお金を触るのは3度か4度だけということが普通にあるわけですよ。

3万円も4万円も使っているのに、それを意識させるタイミングがこんなにも少ないってこと。これって怖くない? 実際に、自分でいくら使ってるかわからなくなることだってあるもん。


これがさ、昔のように千円ずつ投入して、1万円を使うたびに両替のために席を立たなくてはならないっていうシステムだったら、もうちょっと我に返るタイミングがあると思うんですよね。

それに加えて、最近は脱等価の流れもあって、貯メダルを利用して遊技することも増えたし。実質的に自分のお金を使っているようなものなのに、その意識が本当に薄まってしまう。

なんかあれだね、便利になるのは悪いことじゃないけど、なんとなく目をくらまされているような気がしてしまうのは自分だけでしょうか。


…と、いまホールから帰ってきて、ポケットのなかにICカード(1万円を投入後の残高アリ)が入ったままだったことに気づいた悪☆味の戯れ言でした。

なんだよ、精算は当日限りって!