1000ハマリを経験すると臆病風に吹かれてボブ・ディラン

シリーズ名
回胴皇帝的必勝塾ドッカーン (毎週木曜日更新)
話数
第10回
著者
スロカイザー
パチスロ必勝本DX5月号(4月7日発売)の104〜107ページに『パチスロ ガールズ&パンツァー』の特集で大和…もといカシオレ氏と、クボンヌ…もといレイバン氏の対戦で執り行なわれた男子戦車道地方大会決勝戦の模様が掲載されている。

このバトルでもっと注目すべきところは、レイバン氏の眼鏡がちょこちょこ変わること…ではなく、泣く子も白熱する壮絶なる攻防だ。私、仮面高校隊長のヴェニスは決勝戦の応援に駆けつけてその激戦を網膜に焼き付けていたのだが、戦場に吹く風を味わっているうちに「私も打ちたい」という欲求が高まり、気付けば空き台に着席。具体的に言うと、



カシオレ氏が低設定と判断してヤメた台に着席。人が見切りを付けた台を打つのは愚行だと思うが、その"人"がカシオレ氏ならきっと可能性はまだあるハズだ。だって、カシオレ氏だもん。


ほら、打ち始めた直後にガルパンチャレンジ当選。

ちなみに、全然関係ないが…


私はこのシーンが好きだ。とくに秋山殿(右から2番目)のお湯と肌との境界線にドキドキしてしまう。


閑話休題、さらにガルパンチャレンジ当選。またまた、ガルパンチャレンジ当選。ついでにサバイバルウォー当選。見事なCZ祭り開催。ほらほら、カシオレ氏はヤメる台を誤ったのだ。

ただ、これらのCZは全てスルーして1000Gハマリ到達。慶徳義塾高校隊長の福沢氏が2人ほど殉死していたので私は泡を吹くことしかできなかった。そして、1065G。4度目のガルパンチャレンジからようやくATをゲット。

これが単発で終わったら、私はボッコボコのリアルボコになってしまう。まぁ、それはそれで西住殿や大学チームの島田流幼女らに愛でられるのでOKか。いやいや、私は仮面高校隊長のヴェニス、敗北は許されない。女の子に愛でられることは人生の勝者かもしれないが、私が欲するのは戦車道での勝利。女の子に引かれても、媚びることはせず。そして、そんな人生を省みない。それが仮面高校、鉄の掟、鋼の心だ。


そんな強い想いが我がキャタピラに通じたのか、1戦目:プラウダ、2戦目:サンダース、3戦目:プラウダ…と連戦連勝。この流れなら逆転できるかもしれない、この展開ならエンディングを見ることもできるかもしれない。そんな淡い期待を胸にレバーを叩いたが、7戦目の紅茶系オネー様方に駆逐されてジ・エンド。


「こんな格言を知っている? 600枚じゃ2万円は取り戻せない」

ダー様にそう罵られているような気がした。興奮した。

CZには当たるが、さすがに1000ハマリを経験すると臆病風に吹かれてボブ・ディラン。キリの良いところでヤメようとするが、教官鬼ごっこからAT当選。3連で終わってしまったが、ガルパンチャレンジからAT当選。単発で終わってしまったが、あんこう祭りからAT当選。3連で終わってしまったが、再びあんこう祭りからAT当選。なんだ、この引き戻し祭りは。

「こんな格言を知っている? 初当たりは軽いが100枚ほどしか増えていない」

ダー様に残酷な現実を突きつけられているような気がした。興奮した。


そろそろ大きな連チャンが欲しいな…と願っていたら、1戦目の対戦相手は同人誌では重度なシスコンで描かれている西住まほ率いる黒森峰女学園。黒い悪魔襲来だ。

「こんな格言を知っている? これを絶望というの」

ダー様にそう言葉責めされているような気がした。興奮した。

単発を覚悟していた私だったが、運が良かったからか、それとも運が良かったからか、運良く黒森峰を撃破。さらに2戦目:プラウダ、3戦目:サンダース…と連戦連勝。この流れなら逆転できるかもしれない、この展開ならエンディングを見ることもできるかもしれない。そんな淡い期待を胸にレバーを叩いた。

…ん、あれ、前にも似たようなことがあったぞ。これってデジャヴ?

「初ATと同じように7戦目で負けてしまうな」

全世界がそう予想していたが、私は仮面高校隊長のヴェニス。予想通りに動かない掟破りのトリックスターで、同人誌を読んだらスピードスターだ。7戦目で撃破されることはなく、連勝に連勝を重ねて…


見事6戦目で撃沈。

下皿とドル箱に詰められたコインを見ると、投資分はすでに取り戻せているっぽい。だが、私はトントンを目指して戦車道をしているのではない。

仮面高校、鉄の掟、鋼の心。それは勝てば勝ち逃げ、すぐ守りに入る。退く姿は潔し。出玉を流して実戦終了。ちょいプラで終わって、ほっと肩をなでおろした。

結局、カシオレ氏の判断は正しかったのか誤っていたのかは判らなかったが、今回の実戦で「1000Gハマリを経験したのにプラスで終えることができた私ってスゲー」という結論を導き出せた。


ちなみに隣で打っていたレイバン氏は「これ高設定だわ、高設定」とギンギンな眼でレバーを叩き続けていた。果たして、カシオレ氏とレイバン氏の勝負はどうなったのか。気になった人は、パチスロ必勝本DX5月号をチェックだ。