はじめてパチンコ・パチスロ打ったきっかけは◯◯が多い?

シリーズ名
悪☆味の『ちょっといい話(仮)』 (毎週日曜日更新)
話数
第5回
著者
悪☆味
4月といえば、新社会人として働き始める人、そして大学や専門学校に入学する人も多い時期である。

高校を卒業して18歳ということになると、同時にそれはパチンコ屋に出入りできる権利を得たということにもなる。

当然、ホールもその層を新規顧客として獲得したいとは思っているのだろうけど、実際はどうなんだろうね。昔とは違うからと、最初から期待していないホールが多いんじゃないかな。

学校や会社の都合で引っ越す人もいるだろうから、多少は新規客を意識しているかもしれないけど、これまでパチンコ・パチスロを打たなかった人に来店してもらえるかというと、なかなか厳しい時代なんじゃないですかね。


以前にも書いたように、完全なる新規の人間が遊ぶには、最近のパチンコ・パチスロは敷居が高すぎる。

普通に考えて、当たるまで数万円もかかるようなことが頻繁に起こるゲーム性を、最初から受け入れられるはずがないでしょ? で、当たっても少しだけ出て飲まれて、また投資が始まる。

パチスロは千円単位、パチンコは500円単位(稀に100円単位)でというのは昔から同じだけど、いきなり何万円も使わされるなんてことは仕様的に起こりにくかった。

つまり、昔の機種(特に4号機Aタイプ)は持ち玉遊技の比率が高いので、確率通りに当たりを引ければ、それが低設定であってもそれほど現金を使わずに長く遊べたわけです。


まぁ、今はパチンコなら羽根モノや羽根デジ、パチスロならノーマルタイプというジャンルがあるので、受け入れる態勢がないというわけではないんだけど。

ただ、完全なる新規客はそれらを判別する知識もないわけだし、ホールがそれを想定して準備しているようにも見えない。

結局、既存のユーザーからいかに搾り取るかということに専心しているとしか思えないわけですよ。

いや、昔と大きく変わった点として、現在は1パチや5スロといったジャンルが広く普及している。これならどうなんだろうか?


以前、仕事でKEN蔵くんに話を聞かせてもらったんだけど、彼はゲームセンターでパチスロを覚えて、それがパチンコ屋に足を運ぶ切っ掛けになったと言っていた。

まさに新人類という感じだったけど、ゲームセンターに限らず、ギャンブルとしてではなくゲームから入るという形があってもおかしくはない時代だなとは思った。

4パチ、20スロはキツいけど低貸しなら…そういう新規客をまずは呼び込めるような態勢を作っていくべきではないだろうか。でも、やっぱり難しいんだろうね。


先日、業界人の先輩(20年選手)と話していて、今の若い人たちはパチンコ屋に入店する切っ掛けがないと言っていた。

うちらの世代だと、子供の頃に親に連れられてパチンコ屋に行った経験があるという人も多いと思うけど、今はそれがないじゃない。

あと中学や高校で不良っぽくなった人間だと、ゲームセンターやカラオケ、そしてパチンコ屋というのが遊び場所として選ばれていたと思う。今はそういう風潮もなくなっているし、それこそ学生服のままパチンコ屋になんて絶対に入れないからね(笑)。

『18歳になるまでパチンコ屋に入ったことがない人間が、ひとりでパチンコ屋に入ってみようと思わないでしょ?』

先輩にそう言われて、たしかにそうかもしれないなと。

最後の望みとなるのが、学校の先輩、職場の先輩から誘われて…という流れだけど、俺がもし先輩の立場だったとしても、後輩を今のパチンコ屋に誘おうとは思えない時点で、まぁ無理なんだろうなと思いますわ。