CR牙狼復刻版 止め打ち・セグ

シリーズ名
for expert (不定期更新)
話数
第20回
著者
きしめん
今週のコラムは2本立て。まずはCR牙狼復刻版(SanseiR&D)について解説していきましょう。続けてCRぱちんこスーパーロボット大戦OGを紹介していますので、そちらも併せてご覧いただければ幸いです。

牙狼といえばパチンコファンなら知らない人はいないといっても過言ではない大ヒットシリーズ。今作はその原点である初代のリメイク版となっています。

スペックは初代と同じ1種2種混合タイプで、魔戒チャンスの突入率50%&継続率82%というゲームバランスは完全に継承されています。ただ、当時の出玉力は今の規則だと再現できないので、大当たり出玉は少なくなっているんですよね。

しかし大当たり確率がアップしているので、かなり打ちやすくなっていると思います。単純に「初代のライトミドル版」と考えて問題ないでしょうね。

まずは通常のデジパチとは少し異なる1種2種混合タイプのゲーム性から解説していきましょう。



【電サポ中のゲーム性】

[1] スルーに玉を通す

[1] 電チューが開放し、電チューに玉が入賞するとデジタルが変動

[3-A] 1/208.7に当選すれば直撃大当たり
[3-B] 1/208.7にハズれても、小当たりに当選した場合はVアタッカーが開放し、そこでVに入賞すれば大当たり

[4] [3]で獲得した大当たりが電サポあり大当たり(魔戒チャンス継続)なら[1]に戻る。電サポなし大当たり(魔戒チャンス終了)なら通常時に戻る


1種2種混合タイプには確変大当たりが存在せず、すべて通常大当たりとなっています。そして大当たり後に時短が付く場合は魔戒チャンス突入or継続、時短が付かない場合は魔戒チャンス非突入or終了となっているのです。そのため魔戒チャンスは確変機でいうところの時短に相当し、99回転消化すると通常時に戻ってしまいます。

ただ、[3-B]のV入賞による大当たりの発生頻度が高く、普通に打っていれば運が悪くても20数回転で大当たりが獲得できるので、時短抜けは心配しなくても問題ないでしょう。



【電サポ中の止め打ち】

●電チュー性能

・賞球数…1個
・開放パターン…1種類(2回開放)
・小デジ変動秒数…1種類
・カウント数…なし



初代と同じ2回開放で、1回目と2回目のインターバルが非常に長いのも初代と同じです。正確な秒数を計測したわけではないですが、おそらく開放パターンは初代とまったく同じだと思われます。ただ、賞球数が3個から1個に変更されており、止め打ちによって玉を増やすことができなくなっています。



◆止め打ち手順
初代牙狼といえば止め打ちで玉を大量に増やせる攻略マシンとしても有名で、1種2種混合タイプにおける「Vハズシ打法」を世に知らしめた作品です。

それゆえ今回の復刻版にもその止め打ち攻略を期待されている方も多いかと思いますが…残念ながらそこはきっちりと対策がとられており、今作は止め打ちで玉を増やすことができません。まずはその理由について解説していきましょう。


[理由1] V入賞口の開放タイミングの変更

初代はV入賞口の開放回数が1回で、開放タイミングはVアタッカーが開放した直後となっています。そのため早いタイミングでVアタッカーに拾われた玉のみV入賞の可能性があり、わざと遅めに拾わせることでVを回避しつつVアタッカーの賞球を獲得することが可能となっています。

しかし、復刻版ではV入賞口の開放回数が2回に増えており、遅いタイミングでもVに入賞する可能性があります。一応、2回目も回避しつつVアタッカーに玉を拾わせることは可能ですが、玉数は1個が限度。初代のように毎開放で2〜3個拾わせることは不可能です。


[理由2] 電チューの賞球数の変更

初代は電チューの賞球数が3個なので、電チューで玉を増やしつつ、Vアタッカーでさらに玉を増やす可能でした。しかし、復刻版は賞球数が1個に減ってしまったので、電チューでの玉減りは避けられず、Vアタッカーの賞球でその玉減りをカバーする、という感じになっています。


これらの理由により、初代の止め打ち攻略を再現不可能となります。正確にはVハズシの止め打ちは可能なのですが、実践しても玉増えは期待できず、むしろ玉が減っていく可能性が高いので、やる意味はないでしょう。

では「何も考えずにただ打ち続けるだけでいいのか」というと、そうではありません。Vを狙いながら打つ場合でも、ムダ玉を減らすポイントはたくさんあります。そいうわけで、ここでは玉減りを減らす止め打ち手順を紹介しましょう。


[手順1]
スルーに玉が通るまで普通に打つ

[手順2]
1開放目で電チューに玉が入賞しそうになったら[手順3]へ

1開放目で入賞しなかった場合は電チューが閉じてから2〜3拍待って2個打って2開放目を狙い、入賞しそうになったら[手順3]へ

1、2開放目ともに入賞しなかった場合は[手順1]に戻る

[手順3]
電チューに入賞しそうになったら2個打つ

[手順4]
Vに入賞した場合はそのまま大当たり獲得。Vに入賞しなかった場合は[手順1]に戻る


「小デジタルが変動を開始してから1回目が開くまでの間」「電チュー1回目が閉じてから2回目が開くまでの間」「電チューに玉が入賞してからアタッカーが開くまでの間」など、打ちっぱなしだとムダ玉が生じるポイントがたくさんあります。そのため、それらのムダ打ちを減らすことで玉減りを減らすことが可能となります。

注意すべきポイントは[手順2]と[手順3]の「入賞しそうになったら」というところ。玉が入賞してからの打ち出しでは少し遅く、それだとV入賞口の2開放目にも間に合わないことが多くなってしまいます。

そのため、電チューに入賞してからではなく、入賞する直前を見切って打ち出しを開始する必要があるのです。電チューの羽根(ベロ)の上に玉が乗ったあたりを目安に打ち出すようにしましょう。



【アタッカーのオーバー入賞狙い】

●アタッカー性能

・賞球数…12個
・カウント数…9カウント
・センサー感知…普通



アタッカーは初代と同じで盤面の真下に存在。ただしゲージ構成は少し変更されており、左打ちでは入賞しないようになっています。そのため、今作の大当たり中は必ず右打ちで消化しましょう。

道中にはこぼしが3ヶ所もあり、そこでかなりの玉がこぼれます。3ヶ所のうち2ヶ所はその先におまけ入賞口(3個賞球?)があるのでロスになりにくいですが、それでも発生するムダ玉の数は最近の機種のなかではトップクラスに多いと思います。

オーバー入賞もあまり期待できないので、アタッカー性能とゲージ構成は正直「悪い」と言わざるを得ないでしょう。



◆止め打ち手順

[手順1]
8個入賞したら打ち出しを停止(4〜5個入賞を目安に打ち出しを停止)

[手順2]
9個目を弱めに打ち出し、10個目を強めに打ち出す



天井は右下がりの傾斜ですが、弱め打ちは十分可能。ただ、アタッカーまでの距離が遠く、途中でこぼれる玉が多いので、玉のルートは安定しません。そのため狙ってもオーバー入賞しないことが多く、逆に狙っていないのに運よくオーバー入賞することもあるので、ムリにに実践する必要はないと思います。ラウンド間のムダ玉を防ぐ簡易的な止め打ちのみ行なうようにしましょう。

大当たり獲得後は1R目が開放するまでの時間が非常に長く、図柄が揃ってすぐに打ち出しを開始するとかなりムダ玉が発生してしまうので、アタッカーの開放を見てから打ち出しを開始するようにしましょう。