まどマギは本前兆40Gが楽しむための肝

シリーズ名
F山科の自堕落な日々 (毎週金曜日更新)
話数
第8回
著者
F山科
これまでにもコラムで散々書いているが、SLOT魔法少女まどか☆マギカは本当に「前兆演出」が素晴らしい。擬似連や次回予告などの激アツ演出はハズれる方が珍しいうえに、チャンスアップが皆無でも当たることがある。この絶妙なバランス…今後、まどか☆マギカの前兆を超える台はないのではないか? と思うほどである。

毎回打っていて感動するのは、やはり本前兆40Gが織り成す前兆システムである。

この台におけるボーナス当選契機のメインは、規定ゲーム数消化によるもの。この場合、本前兆のゲーム数は内部で40Gにセットされている。液晶上の前兆演出は大抵29〜32G継続するが、それは振り分けでそう決まっているため。内部的には少し前から前兆が始まっているのだ。

なお、前兆演出は最大36Gまで振り分けが存在しており、フェイクならば最大32Gまで。よって前兆が33G以上続いた場合は、その時点でボーナス確定となる。
※ただしフェイク前兆中にスイカを引いたタイミング次第では、CZ当選で前兆が伸びる場合アリ。

この本前兆40Gというのは、ARTの強制セット継続でも関わる要素。ART終了時点で40G以内にボーナス当選に繋がる状況ならセット継続させるというシステムは、このゲーム数が大きく影響しているのだ。


また、通常時においても、ちょっとした違和感からボーナスを察知できる瞬間がある。


代表的なのがスイカを引いた後だろう。なぜなら、スイカ成立時はボーナス前兆中でなければCZ前兆(フェイク含む)がほぼ発生する。

一方、フェイクのボーナス前兆中にスイカを引いた場合、CZ非当選ならCZ前兆は一切発生しない。逆にCZに当選していた場合は前兆を経由してCZ告知…という流れを辿る。また、ボーナス本前兆中であった場合はCZの抽選自体を行なわないので、CZ前兆は発生しない(あくまで実戦上だが)。

よって、ボーナス前兆中にスイカを引いた場合は、小役カウントに注意が必要だ。

ボーナス前兆中にスイカを引き、それがそのままフェイク前兆で終了した場合はCZ非当選のスイカとしてカウントする必要がある。逆にボーナス本前兆だった場合はサンプルから除外。基本的なことだが、正確なCZ当選率を算出するためにも必ず頭に入れておきたい。


ここまでボーナス前兆とCZ前兆の関係を説明してきたが、これらに当てはまらないケースが存在する。

それは、明らかにボーナス前兆中じゃない状況でスイカを引いて「何も前兆が発生しない」というケース。


これは『どう考えても前兆中じゃない』→『スイカを引く』→『CZ前兆を確認できない』→『数ゲーム後に前兆開始』…という流れを辿る。

この現象が起きる理由は1つだ。例えば本前兆の演出が32Gで振り分けられた場合、実際の本前兆40Gで考えると「8G間の空白」が存在することになる。この空白の間でレア役が成立した場合…前兆が発生しないという現象が生まれる。

このレア役は前兆が発生し得るものなら何でもOK。最も目にする機会が多いのはスイカだと思うが、強チェリーやチャンス目でもOKである。さらに言うなら、確定役でこの現象が起きると…本前兆中の確定役につきART当選&1G連までもが確定するのだ。まさに歓喜の瞬間と言える。


では、実戦上の例を挙げて説明してみましょう。

それは502Gでチャンス目を引いた時だった。いつもならチャンス目の後は魔法少女アイテム演出などの前兆演出で液晶が騒がしくなるのだが、それが一切発生しない。

そこから5Gほど消化したところで、ようやく前兆らしき演出が発生し始める。サブ液晶の青吹き出しでレア役否定とか、杏子のお菓子やダンスでハズレが出るとか。

その後、発展した前兆がどうなったのかというと…


534Gで連続演出に発展。次回予告とタイトルを含めると、決着がつくのは538Gである(復活があれば最大539Gだが)。

液晶演出はすでにキュゥべえ誘惑演出からシャッターで発展しようとしているので、本前兆確定パターン。

つまり、この場合は538or539Gで完結するボーナス本前兆があり、前兆演出が508G前後から発生。実際の本前兆は40G前からスタートしているので、498〜506Gが先述した「空白」となる。

「いつもと違うな…」という違和感がボーナスにつながる。こういう要素がまどか☆マギカの前兆を面白くしていると思うのだが、皆さんはどうだろうか。


しょっちゅう見る歯車の色が赤だったら、期待度アップどころの話ではなく、ボーナス当選濃厚だし。

通常時やART中は前兆ステージ以外から魔女バトル演出(連続演出)に発展すればボーナス期待度が極めて高かったり。


特に、ART中は薔薇薗の魔女ステージで魔女対決演出に発展した場合、"種ナシ"をいまだに確認したことがない。写真は失敗したが、すでに本前兆のレアパターン。


ART残りゲーム数が3Gでお約束の魔女対決演出を失敗した後、直後の残り2Gでほむらが前方ダッシュ。さやかならガセはあれど、マミさんやほむらの場合は前兆中である可能性が高い。

とはいえ、さっき魔女対決演出を失敗しているのだから、どう考えてもナシだろうな…と思った矢先に…


カウントダウン次回予告から「ワルプルギスの夜」が告知される。信じられますか。2G手前で失敗させといて、ここで「ワルプルギスの夜」を告知するんですよ、この台。どうやったらこんな演出バランスを構築できるのだろうか。


都内が等価じゃなくなったので、若干進んで打つ機会が減った感は否めないが、改めて打つとズバ抜けて面白い。それもこれも予測不可な前兆や、ARTの潜在能力のおかげだろう。

こんな歴史的名機が2016年に姿を消すかもしれない…という現実をいまだに受け入れることができないが、もう一度どこかで一花咲かせたいところである。しばらくアルティメットバトルをやってないので、どこかでコラムにしたい…。