勝てる機種の探し方

シリーズ名
乱のKatariBar (毎週日曜日更新)
話数
第4回
著者
最近、個人的に動画配信をしているのですが、「勝てる機種は何ですか?」とか、「○○での勝ち方を教えてください」という質問をされることが多いです。

でも、この答ってもの凄く難しい。だって、その人が『いつ』『どの時間帯』に『どんな機種』を打つのか、『どこまで投資できるのか』、『どういったホールなのか』などなど、ちょっと状況が違ってくるだけで立ち回りは大きく変わると思うので。


だから「勝てる機種はなんですか?」という質問に対しては、

「どんな機種が好きですか?」
「どんなホールで打ちますか?」
「どの時間帯で打ちますか?」

といった質問返しになってしまうことが多いです。そもそもその問いに即答できるような状況なら、とっくに全国のスロッターがその機種を打ってると思うし!

というわけで、勝てる機種について考える時は、どんな機種がその人に合っているかを一緒に考えるようにしているんだけど、話を聞いていたら色んな共通点が見えてきました。


まず、「勝てる機種」を選ぼうとしている人は幅広く色んな機種を見ようとするんだけど、「好きな機種で勝ちたい」と思っている人は、ホール選びで妥協していることが多いです。

これはアタイの予測だけど、後者のタイプは打ちたい気持ちが前に出すぎているせいでホール選びが二の次になっちゃうんじゃないかな? だから、ほとんどが打ちに行くのは近所のホール。ま、すぐにでも打ちたいという気持ちは良く分かりますけど(笑)。

しかも、ホール選びでガッツリと妥協が入っているせいでスタート地点で既に不利になっているにも関わらず、好きだという理由だけで機種選びをしたり、特に理由もなく「この台が出そう…」みたいなオカルトで座ってしまったり。

もちろん勝ち負け関係なしで打つなら問題ないけど、勝ちたいと言いつつその立ち回りでは…そりゃあなかなか勝てないですよと思わざるを得ない。

それをつっこむと、「稼働が多い日もあって、すごく出ている時もあるし、良いホールなんですよ」なんて返答が来たりするんだけど、よくよく聞いてみると、根拠がとても感覚的で曖昧だったりしてね。


楽しんで打つのは一つのスタイルだから、それ自体は悪いことじゃない。オカルトだって楽しむためと考えれば良いスパイスになる。限られた時間で打つから近所のホールが良いっていうのも当然でしょう。

だけど、そういう人は、勝ち方を突き詰めるよりも『低投資で楽しめる打ち方』を考える方が良いのではないかなーと思います。たまに勝てたらラッキーくらいの気持ちで、ね。


いくら好きな機種で勝ちたいと思っていても、そもそもホールがその機種を『戦力』として扱っていないと難しいです。

新基準機みたいに爆発力が抑えられている台は、仮に設定が良かったとしても勝ちにくい展開になってしまうこともしばしば。設定云々よりヒキに左右される要素が強い機種も多い。

そうなると、高設定をコンスタントに掴む…とまでは言わないにしても、それなりの頻度で打てないと長い目で勝つのは難しいです。だからこそ、ホールにとって稼働が期待できる『戦力』として扱われているか否かを見極めることがとても重要になります。


そう考えてみると、『好きな機種で勝つ』ということは、相当に高いハードルがあるということ、そしてそれを越えるには相当な覚悟が必要だということを肝に銘じたいですね。それでもなお! と思えるようであれば、是非とも好きな機種で勝つことを目指してください!

勝つために打つ機種と好きな機種は必ずしもイコールにはならないし、むしろ真逆になることも多いですよね。「楽しい」と「勝てる」がイコールになれば理想なんだけどねぇ〜。


いつの時代でも、本気で勝ちに行く人はホール選びを妥協しません。つまり、ホール選びが全てと言っても過言ではない。

でも、住んでいる地域によっては、どうにも優良店や勝てる店が見当たらないってこともあるでしょう。遠征できるほど時間に余裕がない人も多いでしょう。

そんな状況では、いくら「ホールを探せ!」といってもそもそも無理なので、ちょっと矛盾した言葉の使い方になっちゃうけど、『良い意味での妥協』というのがキーワードになるかもしれません。


最初のほうで妥協したホール選びについて書いたけど、あれは「近い」「打てればいい」という意味での妥協で、この『良い意味での妥協』というのは"柔軟な思考"と言い換えても良いかな。

高設定こそないけど中間には期待できるようなホールを探すとか、新基準機のようにあまり爆発が期待できない機種であれば、10スロや8スロなどで、投資リスクを抑えつつ爆発した時にそこそこのリターンが得られるような低貸コーナーを視野に入れてみたり。そして、ゆっくりしっかり勝負できる時には特定日の強いホールを探して遠征してみる…とかね。

勝つためのビジョンは人それぞれ違うだろうけど、『柔軟』さを取り入れつつ、来たる大勝負にむけて備えるといった、肩に力を入れ過ぎないスタイルが、これからのスロットで勝っていくためのポイントのような気がします。


出玉スピードを高めていった5号機時代は終焉に近づいている感が否めないので、一撃を期待するような立ち回りではもう立ち行かなくなっています。とりあえず、そのあたりは冷静に見つめた方が良いと思いますよ。

データ履歴で総ゲーム数を調べたり、全体的な稼働や数日間の稼働を把握したり。どこの島に稼働があるのか、どのくらい回っているのか、色んなことを調べつつ、臨機応変に立ち回る。これが勝つためのポイントではないでしょうか。


ただし、この『柔軟』な考え方、一歩間違うとただの『妥協』になるので、ご注意を。