年明けトマト協奏曲

シリーズ名
F山科の自堕落な日々 (毎週金曜日更新)
話数
第3回
著者
F山科
今回の実戦は、2016年1月1日に行なったもの。この日、実の弟であるヤマタクが秘宝伝で大量上乗せをしたという写真がLINEで送られてきたので、隣で打ってみた。

チャンス目を500G間引けなかったので天井ARTには入りましたが、そこでも秘宝RUSH _ HYPERに入らず。もうヤケクソでチャンス目をもう一度引くまで打ってやろうかと打ち続けたら、最終的にチャンス目間で700Gハマるとはねぇ…。

ヤマタクは3000枚ほど獲得して帰宅。その後、自分は用事があったので電車で移動。用事を済ませた後は自宅近くに設置されていない台を打つため、真っ先にホールへ向かう。 そう、今回取り扱うのは山佐のリノである。


昨年に更新したコラムでも触れたが、これまでにない画期的なシステムでリアルボーナスが連チャンする台である。もし自宅近くに導入されでもしたら、こればっかり打ってしまうかもしれない。それぐらい中毒性がある。

トマトが揃えばボーナスチャンス。しかし、あくまでも「チャンス」なので、何も引けずに再び転落状態へ戻ることもあるし、ボーナスが単発で終わることも多々ある。

しかし、一度でもボーナス直後のリーチ目や小役との同時当選で、転落前にボーナスを掴み取る快感を味わうと…もはや病みつきである。

初打ちではトマト揃いまでに3万強の投資を強いられたものの、その後2回目3回目の実戦では1万円以内にトマト揃いが出現。そこそこ遊べているので、そこまで恐怖心もないんですよね。


さて、リノと言えば遂にトマト揃いや連チャンのシステムが解明されました。

まず、トマト揃いについてですが、揃えるためには小役が何も揃わない状態を作り、CTであるトマト揃いを入賞させなくてはいけません。

この状態を作るカギが『特殊1枚役』と呼ばれるモノ。


リノの上部パネルには、有効ライン(=下段1ライン)で揃う小役の組み合わせが表記されています。そこで注目してほしいのが、3BETで1枚払い出しがある役の組み合わせ。

右下にある中リールが「ANY」となっている組み合わせが特殊1枚役となっており、これが成立すればトマト揃いのチャンスとなります。そしてご覧の通り、特殊1枚役は下記3種類が存在します。

【特殊1枚役の役構成】
[1] 赤7・ANY・リプ
[2] 青7・ANY・リプ
[3] コイン・ANY・リプ

で、特殊1枚役が成立した時は、上記のうち「2種類」が同時に成立しているんです。この2種類を回避して、(結果的に)揃わない「1種類」を狙えていた場合のみトマトが揃います。

例えば、赤7or青7だと揃う特殊1枚役だった場合、左リール下段にどちらも引き込めない時に小役が揃わない→トマト入賞となります。

つまり、トマトが揃うか揃わないかは、左リールを押した位置で決まるので一発抽選ではありません。ガチの3択なんです。

勘のいい人はもうお分かりですよね。


この事実を知っていると、右第1停止時の上段トマトが尋常じゃないアツさになります。なにせこの時点で特殊1枚役は確定しているんです。

あとは左リールを押した場所でトマト揃いか否かが決まります。己の力で運命が決まるんです。トマトが揃わなければやり直し、揃えばボーナス高確率状態へ…緊張感溢れる3択。ボタン押せねーよ、おい。

左リールから押して、いきなり揃うトマトを味わうもよし、変則押しでチャンスの瞬間を察知するもよし。リールだけでもここまで楽しめるんですよ、リノは。

なお、この特殊1枚役確率には設定差があるので、力を入れているホールがあるならカウント必須。トマト揃いの出現率はあくまでも結果の数値なので、正確な看破をするなら特殊1枚役の出現率が重要です。通常時からカウントできるのはかなり大きいですから。


この事実を知る前に、連チャンを味わいたくて元日に打ちに行ったリノ。脇目も振らずにリノのシマへ一直線で向かい、1台だけ空いている台に着席。データなんぞ気にしない。あの緊張感を味わいたい。

その願いが通じたのか、あろうことか新年初のトマト揃いがたったの千円で成就する。あまりにもあっさり揃ったので驚きを隠せなかった。

【トマト1回目】
BIG…1
REG…1


高確率状態中に追加投資で千円使ったけど無問題。早くもあの楽しい時間を味わえるとは。だが、速攻で転落した模様…。

そこで初当たりが良さそうな隣の台が空いたので持ち玉で移動。これが功を奏したのか、持ち玉でトマト揃いが出現する。

【トマト2回目】
BIG…4
REG…5


トータル9連。リアルボーナスの連打なので、出玉の増加速度はスピーディー。7とBARのダブルテンパイという2リール確定目は、何度味わっても格別である。特に安心であることの愉悦がね。

一気に出玉を増やし、意気揚々と次のトマト揃いを目指して打ち始める。

【トマト3回目】
ボーナスなし


左リール「7・リプ・BAR」から、藁にもすがる思いで中リールを止めた時…リプレイだった時の絶望感はハンパじゃないね。ここからリプレイが揃うようなら、転落した可能性が一気に高くなりますから(ボーナス高確率状態での通常リプレイ確率は約1/9)。それでもなんとか4回目のトマト揃いが比較的ハマらずに出現し…


中段リンゴ。ボーナス同時当選確定のリーチ目リプレイです。この瞬間、どれだけ救われることか!!

【トマト4回目】
BIG…5
REG…1


さらにここでの連チャンが超BIG偏向だったので、一気に1000枚近く獲得する。楽しい、楽しすぎる。

しかし、楽しい時間もあれば地獄のような時間もあるワケで。

【トマト5回目】
ボーナスなし


5回目のトマト揃い後はレモン小V揃いが2回出現してからのスルー。実戦時は知らなかったんですが、このレモン小V揃いは"転落を回避した瞬間"でもあるんです。

CT成立時もリールを押す場所で入賞か否かが決まっており(=実質2択)、正解すればレモン小VでCTが入賞して高確率状態を維持します。しかし、不正解なら…恐怖の転落。

不正解時の出目はレモンテンパイハズレとなるのですが、完全ハズレやボーナス成立後も同じ出目が止まります。なので、レモンテンパイハズレ出現でも、転落確定ではありません。その後のリプレイに着目して転落したかどうかを推測しましょう。

【トマト6回目】
ボーナスなし


そこからボーナス間900ハマリでやっと手に入れた6回目のトマト揃い。それもすぐにリプレイが揃い出した時は、もう泣きそうでしたよ。ボーナスを引けずに転落が連続するとは…。


そんな状況下で順押しから唐突に7回目のトマトが揃い、その直後にリーチ目リプレイ成立。どれだけ嬉しかったことか。出玉がもう少しで崩壊する…というところで、やっとボーナスが当たったんですから。

【トマト7回目】
BIG…0
REG…1

【トマト8回目】
BIG…2
REG…1


7回目のトマト後はREG1発で高確率状態から転落するが、すぐに8回目のトマトが入賞して3連チャン。この時点で今日は全部ノマれるか、(秘宝伝の負けまで)まくれるか…の勝負をすることに決めた。


そして9回目。

【トマト9回目】
BIG…7
REG…3


最大出玉をあっさり更新。山佐サウンドが流れ始める一歩手前のマイムマイムで連チャンはSTOP。これで収支は完全にまくった。あとはトントンぐらいまで出玉を消費してもいいかな…と思いつつ続行。だって楽しいんだもの。それに都内は等価じゃないので、打つならトコトンいきましょう。


したらば…

【トマト10回目】
BIG…6
REG…4

【トマト11回目】
BIG…1
REG…1

【トマト12回目】
BIG…11
REG… _ 8


10回目のトマトでまた豪快な連チャン、11回目でBIGとREGを1回ずつ当てて、12回目が完全に楽園状態と化した。

BIG8回目からは歴代の山佐サウンドが流れ始めます。最初はピカ吾郎V2。演歌っぽいので違和感ありまくり。9回目の燃えよ!功夫大戦はLAP調の曲。

そして10回目。

※写真はイメージです。

曲が流れた時、すぐに豪炎高校應援團の曲(Let's Shine)だと分かりました。豪炎チアーズの絵瑠(える)と流音(るね)が歌う楽曲です。

だって白瀬流音のチア姿が見たくて、タイマー告知ばっかり選択していたんだもの。全身鳥肌だわ、こんなの。


ちなみに楽曲はビッグの回数で変化します。なお、トマト揃いを経由すると、その時点で回数はリセットされます。転落後に即トマトを揃えてもNG。転落せずに連チャンさせている証になるのです。

これね、BIG13回目でメフィストのハイパーBIG中BGMが流れたり、22回目でネオプラネットのBGMが流れるんですって。そんな名曲流れたら、泣くわもう。


最終的な獲得枚数は5000枚弱。リノだけで言えば投資2000円の回収89000円。まあ、次の日にまた打ったら2万消えましたが。そこでも連チャンを味わえたからヨシ。

液晶や演出がないからと言って、この台を打たないのはマジで勿体ないです。一度、連チャンを味わってみてください。それからでも遅くないから。ただし中毒性が高いので、ハマっても責任はとれませんので、ご了承いただきたい。

ああ、トマト揃えたい…。