CR PROJECT TK 止め打ち・セグ
- シリーズ名
- for expert (不定期更新)
- 話数
- 第7回
- 著者
- きしめん
今週最後の攻略機種はCR PROJECT TK(SanseiR&D)。ミュージシャンとして数々の名曲を、プロデューサーとして数々の名アーティストを育ててきたTKこと小室哲哉をモチーフにしたパチンコとなっています。
自身もメンバーとして活躍したTM NETWORKやglobeだけでなく、プロデュースを手掛けたTRF、AAA、鈴木亜美といった名だたるアーティストが世代を超えて競演しており、大分賑やな仕上がりですよ。
スペックはデジパチと羽根モノのゲーム性が融合した1種2種混合タイプ。本機最大の特徴は電チュー保留による泣きの1回「アンコールCHANCE」で、RUSHが終了しても残っている保留1個で大当たりを引くことができればRUSHに再突入となります。電チュー保留がないと引き戻しのチャンスがなくなってしまうので、RUSH中は必ず電チュー保留をためるように注意しましょう。
1種2種タイプは普通のデジパチとは少しゲーム性が違うので、まずはその部分から解説していきます。
【電サポ中のゲーム性】
[1] スルーに玉を通す
[2] 電チューが開放し、電チューに玉が入賞するとデジタルが変動
[3] 変動中にさらに電チューに入賞させると電チュー保留が1個点灯(変動中のものとあわせて2回転分)
[4-A] 1個目の変動で1/225.98に当選すれば直撃大当たり
[4-B] 1個目の変動で1/255.98にハズれても、小当たりに当選(1/4.07)した場合はVアタッカーが開放し、そこでVに入賞すれば大当たり
[4-C] ハズレの場合は[1]に戻る
[5] [4]で獲得した大当たりが電サポあり大当たり(PREMIUM LIVE RUSH継続)なら[1]に戻る。電サポなし大当たり(PREMIUM LIVE RUSH終了)なら[6]に進む
[6] [3]で電チュー保留がたまっていればアンコールCHANCEが発生
[7-A] アンコールCHANCEで1/225.98に当選すれば直撃大当たり
[7-B] アンコールCHANCEで1/255.98にハズれても、小当たりに当選(1/4.07)した場合はVアタッカーが開放し、そこでVに入賞すれば大当たり
[8-A] [7]で大当たりした場合は[1]に戻る
[8-B] [7]で大当たりしなかった場合は通常時に戻る
他の1種2種混合タイプとの大きな違いは2つあります。1つ目は小当たり確率の低さ。1種2種混合タイプの代表作と言えAKB48シリーズがありますが、AKBは小当たり確率がほぼ100%となっており、電チューに玉が入賞すると高確率で小当たりに当選(Vアタッカーが開放)します。しかしTKは1/4.07と少し低めで、電チューに玉が入賞してもただのハズレで終わってしまうことが多いです。
ただし、ここからが他の機種と違うのですが、TKはVアタッカー入賞時のV獲得率が100%になっているため、Vアタッカーに入賞してもハズれる可能性がある(=V入賞しない)AKBとは異なります。そのためTKは「小当たりに当選すれば必ず大当たりにつながる(※わざと打ち出しを止めるなどの行為を考慮しない場合)」という仕組み。
そして2つ目の違いがアンコールCHANCE中のRUSH再突入率。RUSH中とアンコールCHANCE中の大当たりはどちらも電チュー保留での大当たりとなります。しかし大当たりを獲得する状況によって大当たり振り分けが異なり、RUSH中は
RUSH継続…62%
RUSH終了…38%
となっているんですが、アンコールCHANCE中は
RUSH突入…100%
となっているのです。そのためアンコールCHANCEで大当たりすれば「RUSH再突入濃厚!」ということになります。
これまでの機種は、残りの保留で当てても電サポがつかない当たりを引くとそこで終了してしまいましたが、プロジェクトTKはその部分の残念感が払拭されているわけです。
【電サポ中の止め打ち】
●電チュー性能
・賞球数…3個
・開放パターン…1種類(2回開放)
・小デジ変動秒数…1種類
・カウント数…なし
写真では少しわかりづらいですが、クギのすぐ下にスルーがあり、そのすぐ下に電チューがあります。開放パターンは2回開放のみと非常にシンプルです。
◆止め打ち手順
[手順1]
スルーに玉が通過したら打ち出しを停止(スルー&1開放目狙い)
[手順2]
一瞬だけ止めてから1個打つ(2開放目狙い)
[手順3]
[手順1]と[手順2]での電チュー入賞個数が1個なら
⇒[手順1]に戻る(やり直し)
[手順1]と[手順2]での電チュー入賞個数が1個なら
⇒[手順1]に戻る(保留点灯狙い)
[手順1]と[手順2]での電チュー入賞個数が2個以上なら
⇒[手順4]へ進む
[手順4]
電チューに玉が入賞すると液晶左下スロットが変動(デジタル変動)。
「V」停止で小当たりを獲得したら
⇒[手順5]へ進む
「V」が停止せずにハズれたら
⇒[手順1]へ戻る(たまっている保留で次の変動が始まるので、なくなった保留点灯狙い)
[手順5]
「V」アイコンが画面中央に上昇しきったら一拍おいて3個打つ(Vアタッカー狙い)
本機はVアタッカーに玉が入賞すると必ずV獲得となってしまうので、Vハズシによる止め打ちを行なうためにはVアタッカーそのものをハズす必要があります。しかしそれだと「VをハズしつつVアタッカーの賞球だけ獲得」ということができないため、攻略効果がほとんど期待できません。そのため電チューのインターバルやVアタッカーが閉じているときのムダ玉を防ぎつつV獲得狙う打ち方がベターだと思います。
緑色のランプの真下にあるタテ2連ランプが電チュー保留のランプ。2個点灯していますが、これで電チューを1つ保留している状態です。
止め打ち実践時に注意すべきは電チュー保留の有無。本機は電チュー保留がない状態でRUSHが終了してしまうと、引き戻しのチャンスである「アンコールチャンス」に突入しません。そのため必ず電チュー保留が点灯している状態をキープする必要があります。
もし点灯していない状態で小当たりに当選した場合はVアタッカーに入賞させずに大当たりを回避する必要があります。ちなみに、止め打ちをせずに打ちっぱなしであれば「電チュー保留がないまま大当たり」という状況はまず起こらないでしょう。
【アタッカーのオーバー入賞狙い】
●アタッカー性能
・賞球数…14個
・カウント数…10カウント
・センサー感知…普通
アタッカーはヘソの真下にありますが、左からは入賞しない構成になっています。周辺のゲージ構成がやや厳しめで、手前で玉が右にこぼれやすくなっています。
◆止め打ち手順
[手順1]
アタッカーに9個入賞したら打ち出しを停止(2個目入賞を目安に打ち出し停止)
[手順2]
10個目を弱めに打ち出し、11個目を強めに打ち出す
天井部分が山なりで、弱め打ちに適した形状。ただ、傾斜が長く急なので、左の傾斜の手前を狙いすぎると、玉が頂点に達する前に勢いがなくなってしまい、そのまま左に戻ってしまいます。頂点すれすれかその直前を狙うようにしましょう。
ただしセンサーの感知が普通なので、周辺のゲージ構成がキツいこともあり弱め打ちに成功してもオーバー入賞率が大幅にアップすることはないでしょう。16Rで成功率が平均1.2個未満ならやるだけ損なので、その場合はラウンド間の止め打ちのみにとどめたほうが良いということになります。
自身もメンバーとして活躍したTM NETWORKやglobeだけでなく、プロデュースを手掛けたTRF、AAA、鈴木亜美といった名だたるアーティストが世代を超えて競演しており、大分賑やな仕上がりですよ。
スペックはデジパチと羽根モノのゲーム性が融合した1種2種混合タイプ。本機最大の特徴は電チュー保留による泣きの1回「アンコールCHANCE」で、RUSHが終了しても残っている保留1個で大当たりを引くことができればRUSHに再突入となります。電チュー保留がないと引き戻しのチャンスがなくなってしまうので、RUSH中は必ず電チュー保留をためるように注意しましょう。
1種2種タイプは普通のデジパチとは少しゲーム性が違うので、まずはその部分から解説していきます。
【電サポ中のゲーム性】
[1] スルーに玉を通す
[2] 電チューが開放し、電チューに玉が入賞するとデジタルが変動
[3] 変動中にさらに電チューに入賞させると電チュー保留が1個点灯(変動中のものとあわせて2回転分)
[4-A] 1個目の変動で1/225.98に当選すれば直撃大当たり
[4-B] 1個目の変動で1/255.98にハズれても、小当たりに当選(1/4.07)した場合はVアタッカーが開放し、そこでVに入賞すれば大当たり
[4-C] ハズレの場合は[1]に戻る
[5] [4]で獲得した大当たりが電サポあり大当たり(PREMIUM LIVE RUSH継続)なら[1]に戻る。電サポなし大当たり(PREMIUM LIVE RUSH終了)なら[6]に進む
[6] [3]で電チュー保留がたまっていればアンコールCHANCEが発生
[7-A] アンコールCHANCEで1/225.98に当選すれば直撃大当たり
[7-B] アンコールCHANCEで1/255.98にハズれても、小当たりに当選(1/4.07)した場合はVアタッカーが開放し、そこでVに入賞すれば大当たり
[8-A] [7]で大当たりした場合は[1]に戻る
[8-B] [7]で大当たりしなかった場合は通常時に戻る
他の1種2種混合タイプとの大きな違いは2つあります。1つ目は小当たり確率の低さ。1種2種混合タイプの代表作と言えAKB48シリーズがありますが、AKBは小当たり確率がほぼ100%となっており、電チューに玉が入賞すると高確率で小当たりに当選(Vアタッカーが開放)します。しかしTKは1/4.07と少し低めで、電チューに玉が入賞してもただのハズレで終わってしまうことが多いです。
ただし、ここからが他の機種と違うのですが、TKはVアタッカー入賞時のV獲得率が100%になっているため、Vアタッカーに入賞してもハズれる可能性がある(=V入賞しない)AKBとは異なります。そのためTKは「小当たりに当選すれば必ず大当たりにつながる(※わざと打ち出しを止めるなどの行為を考慮しない場合)」という仕組み。
そして2つ目の違いがアンコールCHANCE中のRUSH再突入率。RUSH中とアンコールCHANCE中の大当たりはどちらも電チュー保留での大当たりとなります。しかし大当たりを獲得する状況によって大当たり振り分けが異なり、RUSH中は
RUSH継続…62%
RUSH終了…38%
となっているんですが、アンコールCHANCE中は
RUSH突入…100%
となっているのです。そのためアンコールCHANCEで大当たりすれば「RUSH再突入濃厚!」ということになります。
これまでの機種は、残りの保留で当てても電サポがつかない当たりを引くとそこで終了してしまいましたが、プロジェクトTKはその部分の残念感が払拭されているわけです。
【電サポ中の止め打ち】
●電チュー性能
・賞球数…3個
・開放パターン…1種類(2回開放)
・小デジ変動秒数…1種類
・カウント数…なし

写真では少しわかりづらいですが、クギのすぐ下にスルーがあり、そのすぐ下に電チューがあります。開放パターンは2回開放のみと非常にシンプルです。
◆止め打ち手順
[手順1]
スルーに玉が通過したら打ち出しを停止(スルー&1開放目狙い)
[手順2]
一瞬だけ止めてから1個打つ(2開放目狙い)
[手順3]
[手順1]と[手順2]での電チュー入賞個数が1個なら
⇒[手順1]に戻る(やり直し)
[手順1]と[手順2]での電チュー入賞個数が1個なら
⇒[手順1]に戻る(保留点灯狙い)
[手順1]と[手順2]での電チュー入賞個数が2個以上なら
⇒[手順4]へ進む
[手順4]

電チューに玉が入賞すると液晶左下スロットが変動(デジタル変動)。
「V」停止で小当たりを獲得したら
⇒[手順5]へ進む
「V」が停止せずにハズれたら
⇒[手順1]へ戻る(たまっている保留で次の変動が始まるので、なくなった保留点灯狙い)
[手順5]

「V」アイコンが画面中央に上昇しきったら一拍おいて3個打つ(Vアタッカー狙い)
本機はVアタッカーに玉が入賞すると必ずV獲得となってしまうので、Vハズシによる止め打ちを行なうためにはVアタッカーそのものをハズす必要があります。しかしそれだと「VをハズしつつVアタッカーの賞球だけ獲得」ということができないため、攻略効果がほとんど期待できません。そのため電チューのインターバルやVアタッカーが閉じているときのムダ玉を防ぎつつV獲得狙う打ち方がベターだと思います。

緑色のランプの真下にあるタテ2連ランプが電チュー保留のランプ。2個点灯していますが、これで電チューを1つ保留している状態です。
止め打ち実践時に注意すべきは電チュー保留の有無。本機は電チュー保留がない状態でRUSHが終了してしまうと、引き戻しのチャンスである「アンコールチャンス」に突入しません。そのため必ず電チュー保留が点灯している状態をキープする必要があります。
もし点灯していない状態で小当たりに当選した場合はVアタッカーに入賞させずに大当たりを回避する必要があります。ちなみに、止め打ちをせずに打ちっぱなしであれば「電チュー保留がないまま大当たり」という状況はまず起こらないでしょう。
【アタッカーのオーバー入賞狙い】
●アタッカー性能

・賞球数…14個
・カウント数…10カウント
・センサー感知…普通
アタッカーはヘソの真下にありますが、左からは入賞しない構成になっています。周辺のゲージ構成がやや厳しめで、手前で玉が右にこぼれやすくなっています。
◆止め打ち手順
[手順1]
アタッカーに9個入賞したら打ち出しを停止(2個目入賞を目安に打ち出し停止)
[手順2]
10個目を弱めに打ち出し、11個目を強めに打ち出す

天井部分が山なりで、弱め打ちに適した形状。ただ、傾斜が長く急なので、左の傾斜の手前を狙いすぎると、玉が頂点に達する前に勢いがなくなってしまい、そのまま左に戻ってしまいます。頂点すれすれかその直前を狙うようにしましょう。
ただしセンサーの感知が普通なので、周辺のゲージ構成がキツいこともあり弱め打ちに成功してもオーバー入賞率が大幅にアップすることはないでしょう。16Rで成功率が平均1.2個未満ならやるだけ損なので、その場合はラウンド間の止め打ちのみにとどめたほうが良いということになります。