今後のパチ・スロの行方を業界関係者に直撃取材!(前編)

シリーズ名
PGQ編集部コラム (不定期更新)
話数
第3回

アクエリオンEVOL パチンコ 規制される業界!パチプロに生きる道はあるのか!?(前編)

パチンコ・スロットともに大きな節目となった2015年。

ここまでの大きな規制となったのは今から約10年前、4号機が規制され5号機へと移行したとき以来だろう。これまでは意図的なのかたまたまか、パチンコとスロットは交互に規制が掛かっていた印象だが、今回は同時に大きな規制となった。また、パチ・スロの仕様だけでなく、一部地域では等価交換禁止となり、ここまで規制となると、何かしらの力が働いて意図的に打ち手を減らそうと考えているのではないかとも思ってしまう。

ある程度パチ・スロに詳しい方であれば、規制があることや等価が廃止となる地域があることは色々なメディアで取り上げられているので、なぜ今更こんなことを書くのかと思うだろう。だが大抵「射幸性がなくなる」、「遊びやすくなる」、「大衆娯楽となる」、「業界が衰退していく」という内容が多い。正直、規制内容をみればそんなことは百も承知なわけで、打ち手として2016年この業界はどうなって行き、打ち手はどうすればいいかを業界関係者に聞いてみた。

どうなる!? パチンコ業界!

と、その前に規制内容をざっくりと説明。

【パチンコの規制内容】

  • 大当たり上限が1/320
  • 確変継続率が65%以下
  • 突時・突確・突通・潜伏確変が禁止
  • 出玉なし大当たり禁止

【スロットの規制内容】

  • 最低出玉率が55%以下
  • 押し順の概念禁止(ATはダメ)
  • サブ基盤禁止
※自主規制も含む

本当に大まかなことだけをまとめるこんな感じ。この業界にある程度詳しい人であれば、既に規制は内容は熟知しているだろうということで詳細は割愛させて頂く。まだホールにはMAXタイプや高純増AT機が設置されているものの、「優先的に撤去すべし」という通知があったため、来年の今頃には全て新基準機となっているかもしれない。

等価廃止は打ち手にとってマイナス!?

打ち手にとって設置されている機種に関して大きな変化が現れるのは来年以降だが、現在もっとも打ち手に関わることは「等価交換の廃止」ではないだろうか。10年以上前は、特にパチンコに関して等価ではないホールが多かったものの(地域にもよるが)、ホールは大いに賑わっていた。

では、廃止となっても問題はなく、むしろこれまで以上に賑わうのではないかと思うのが普通だ。そこで、17年間パチ・スロで生計を立てているM氏に等価廃止によって打ち手はどう対応すればいいのか聞いてみた。

「実際、等価廃止となって、どう感じていますか?」

M「そうですね、実際ホールのお客さんは減っているように感じますね。ですが、逆に増えているホールもあります」

「増えているホールというのは?」

M「もちろん設定を使っているホールです。これまでは天井狙いやゾーン狙いといったいわゆる『ハイエナ時代』という感じでしょうか。ですが、廃止になったことで期待値のハードルも当然高くなりますよね。そうなってくるとなかなか狙える台が落ちていないんですよ。なので、設定を使うホールは当然お客さんが増えますよね」

「パチンコの方はどうですか?」

M「それも当然、良い台があるホールは増えています。ですが、それでもやはり全体的に見たら減っているかもしれませんね。私の周りにもいますが、ちょうど等価交換が主流になってきた時期に始めた人は、ホールに行く頻度がかなり減ったような気がします。あとは等価交換のホールへ遠征に行っている人も多いですね」

「Mさんは遠征に行ったりしないのですか?」

M「たまに行くこともありますが、基本は近場のホールです。私がパチンコを始めたときは等価交換のホールってあまり見かけなかったので、等価が廃止となったことはそこまで重く受け止めていません。ただし、当時とは状況が違うので通うホールはしっかりと見極めています」

「以前と状況が違うというのは?」

M「当時は『等価ではない=回る、設定を入れる』ということが認知されていました。また、ホールも意図的に交換率を下げていたので、通常営業とイベントを上手く使い分けることにより集客に繋がるホールが多かったように感じます。もちろんそれでも抜いてくるホールはありましたが(笑)」

「それでは等価が廃止となったことでアケてくると?」

M「打ち手としてはそうなって欲しいのですが……、そうはならないでしょう。前述の通り、以前はイベント開催が可能だったため、独自のホールの色を出すことができました。ですが、イベント規制があってからは、似たり寄ったりというホールが増えましたよね。。さらにMAXタイプやフリーズなどの一撃で事故ったら出るという台も多くなり、『事故って出るなら等価交換のほうが良い』という人が増えた影響か、どのホールも等価交換へと移行していったような気がします」

「事故って出るならどのホールでもいいってことですか?」

M「そうです。交換率が低くなった上に事故らなければ勝てない現状にうんざりしてパチンコ、スロットをヤメていく人もいるのではないでしょうか。ホールで遊技するお客さんがいるからこそ利益が生まれ、還元することができるのでホールに遊技客がいなかったら還元も何もなく、回収するだけという悪循環となるわけです」

この悪循環となっている現状でもM氏は良いホールを見つけ、月に生活できるだけの収支はあるという。後編ではM氏の立ち回りやこの状況で勝つための極意を聞いてみたいと思う。

パチプロM氏がイチオシする機種はコレだ!

CRアクエリオンEVOL【Type319】

項目 詳細
大当たり確率 1/319.7
確変中確率 1/32.0
賞球数 3&2&7&10&15
確変突入率 60%
時短 通常大当たり後100回

CRアクエリオンEVOL 攻略まとめ

M氏が今イチオシの台はCRアクエリオンEVOL【319Type】。時短100回で引き戻しも狙えるのでオススメですというのは表向きで、アクエリオンが好きだからというのが最大の理由だとか。そんなM氏が最も好きな演出はコチラ。

M氏「やっぱりこれ見たら色んな想像しちゃいますよね!」

「真面目な感じの出来る大人」というM氏の印象は、全て崩れ去ってしまった……。

後編へ続く