どうすれば台の開発者になれる?某大手メーカー現役社員が人材事情を暴露!

シリーズ名
世界で1番わかりやすいパチ業界コラム (不定期更新)
話数
第2回

メーカーは即戦力の人材しか求めていない




私は現在、大手パチンコメーカーでパチンコ機開発チームのプロデューサーを務めている。

もちろんパチンコが大好きでこの業界に入ったのだが、最近常々感じるのがこの業界の狭さだ。

私は現在の会社が3社目(全て同業)だが、社内には1社目で同じだった人間、2社目で同じだった人間がいる(笑)

さらに、過去の同僚も含めるとほぼ全ての大手メーカーには知り合いがいる状態だ。

なぜこのような状況に陥っているかと言うと、パチンコ業界が徐々に縮小傾向にあり、景気が悪くなっているからだ。

企業として新卒を採用して育てるよりも即戦力を求めてしまう傾向にあるのだ。

実際に私の会社でも新卒の採用よりも中途での採用人数の方が多くなってきている。

また、もう一つの理由として、パチンコ業界が縮小傾向にあるため、業界自体を希望する新卒者の数も減っているのだ。

台がヒットするかどうかは誰もわからない

このような環境下で働いていて感じるのが、プロデューサー、ディレクター、プランナーとポジションを問わず、ヒット機種を飛ばし続けられる人はいないということだ。

この業界で長年働いていると、開発者の中では常日頃、あの人はセンスがある・ない等の噂話が広がるが、どんな環境下でもヒットを飛ばし続けられる人というものはいないということがわかった。

例えば、

  • 1社目で大活躍をして、世間的にも超有名なバトル系パチンコシリーズを作り、鳴り物入りで2社目に入ったが、それ以来ヒットが一切ない人。
  • 有名ロボット版権パチンコ機を作り、シリーズの4作目まで歴史に残る大成功。しかし、5作目で急激に人気を落とし、噂話が名声から罵倒に変わり、現在は出世の第一線から外れてしまっている人。
  • ヒットしない作品ばかり作り、センスがないと言われていたが、人気が落ちてきた大型泥棒版権シリーズを再び脚光を浴びるほどに1機種で押し上げた人・・・


つまり、作品がヒットするか否かはかなり水ものであり、運の要素も強い。

しかし、その運を手にするには、絶対に面白いものを作るという開発者としての熱意を持ち続けることが必要不可欠なのだ。

ヒット機種を出せても出せていなくてもひた向きな努力を常に続けることが重要だ。

台の開発者になりたい人がするべきこととは?

パチンコの開発業界とは、このように人材の流動が激しい世界だ。

もし足を踏み入れたいと考えている人がいたならば、希望の会社に入れなくてもとにかくパチンコの開発業界の会社で経験を積むことが重要なので、覚えておいて欲しい。

小さなメーカーでも、下請けの開発会社でも、一生懸命情熱を燃やして仕事を覚えると、中途採用では案外ハードルが低く大手メーカーに入れることが出来るのだ。

そして、ヒット機種を飛ばせるかどうかは開発職を辞めるまでわからない、本当に面白い世界だ。

私は、縮小傾向にあるパチンコ業界で自分の作った機械でヒットを飛ばし、再び業界自体を拡大させることで、この面白く魅力的な世界を存続させていきたいと考えている。

面白い台を開発したい!というアツい情熱を持っている人がいれば、この業界に飛び込んできて欲しい。

そして、私達と一緒にパチンコ業界を盛り上げていって欲しい。

編集部から一言

なんとあのパチンコ大手メーカーの某台を開発した現役プロデューサーがパチストPGQに降臨!

中途採用だと、経験と実績さえあれば、下請け企業からでも大企業に入社できるのはゲーム業界と同じですね。

企画力に自信があって、台を開発してみたいと思っている人は、今から飛び込んでみるのもアリではないでしょうか!

某大手メーカー現役プロデューサーさんのプロフィール

年齢 40代
職業 某大手パチンコメーカーの現役プロデューサー
好きな機種 GARO
キャプテン翼
餃子の王将
通算戦績 プラス150万くらい
今の夢 パチンコ業界を再び盛り上げる!