「パチンコ・パチスロ台が高くてホールがヒイヒイ言っている」
ヘビーな打ち手ほどこんな話を聞いたことがあるのではないでしょうか?
台ってそんなに高いの!?
高いのはどうして!?
今回はそんな素朴な疑問に迫ってみたいと思います!!
「パチンコ・パチスロ台が高くてホールがヒイヒイ言っている」
ヘビーな打ち手ほどこんな話を聞いたことがあるのではないでしょうか?
台ってそんなに高いの!?
高いのはどうして!?
今回はそんな素朴な疑問に迫ってみたいと思います!!
パチンコ・パチスロ台の1機種の制作費用がどれくらいかかるか、アナタは知っていますか?
なんと・・・
10億円に及ぶ機種もあるのです!!
キレイな映像やところ狭しと動き回る役モノを制作するために多額の費用がかかることは想像しやすいかと思います。
そしてもっと費用がかかるのが、版権料と広告費。
今はほとんどの機種がアニメや歌手など何らかのコンテンツを使用した機種ですよね。
となると、当然それを使用する際は版権保有者(アニメの作者など)に使用料を払うわけです。
コンテンツによって版権使用料は変わってくるわけですが、あまりに高額な使用料のため、パチンコ業界が騒然となったコンテンツがありました。
そのコンテンツは、、、
人気アニメ「聖○士○矢」です!
人気と知名度があるコンテンツなので、この時は各メーカーが競り(せり)のような形で版権取得を争ったそうですが、ご存知の通り某大手メーカーが版権を取得しました。
その額はなんと・・・
1機種の制作費用がおよそ10億円ですから、版権料のみで10億というのは、どれほど高額かわかりますね。
驚くべきは、もっとお金を出せるメーカーもあったそうなんですよね・・!
しかし、それ以上金額を上げると版権料の相場が上がってしまうため自重したそうです。
聖○士○矢は版権料だけで10億円かかっているわけですから、その他の制作費が加味されることを考えると相当な費用がかかったと推測出来ます。
そういったことを考えると、版権を使わないオリジナルコンテンツの機種、例えば「海○語」シリーズや、「押○!番○」シリーズなどのような機種は格段に制作費を抑えられるでしょう!
メーカー側の利益率はめちゃくちゃ高いでしょうね。。
その他に大きくお金がかかるのが、広告費です。
東日本大震災以降、パチンコ・パチスロ台のテレビCMは姿を消しましたが、電車の中吊り広告や駅構内で広告を目にすることはあるのではないでしょうか。
例えば東京の山手線で1週間中吊り広告を出すと、枚数や広告の場所にもよりますがたったの1週間だけでも数百万円必要になります。
これを全国で出すとなると・・・。
メーカーはメイン機種ほどそういった高額な広告費用をかけるわけですが、その広告の効果がどれくらい稼働に貢献されるかは数値にはなかなか出てこなくてわかりません。
では、なぜメーカーは多額の費用を使って広告を出稿するのか?
それは、台を購入してくれるホールに対して「これだけ稼働支援していますよ~」というアピールをするためです。
そしてその広告費は台の販売価格に上乗せしているわけですから困ったものですよ。
台の購入費用はわれわれユーザーがホールから搾り取られるわけですから・・・。
制作費用が高額になるほど、メーカーは当然1台の販売価格を上げます。
2016年現在、パチンコ台1台の販売価格は平均して定価で40万円前後です。
中には50万円する機種もあります。
ホールはたったの10台新台を購入するだけで、400万円前後も購入代金を支払わないといけないのです。
そして400万円をお客さんから搾り取るのがどれほど大変なことか・・・(笑)。
何しろ、1週間と稼働が持たない台も多々ありますからね。
メーカーが莫大な版権料と広告費を抑えて台の販売価格を下げれば、ホールの経済的負担は軽減されます。
そしてホールの負担が減れば、ホールはその分ユーザーに還元してくれるはず!
もうアニメ版権はお腹いっぱい、という人も多いのではないでしょうか?
メーカーさん、無駄なところばかりにお金をかけず、ユーザに支持される台の開発をお願いしますよ!!