最終話 『おっさん、Aとの最終決戦始めました』

シリーズ名
おっさん物語 (不定期更新)
話数
第6回
著者
おっさんの伝道師

牙狼 魔戒ノ花 パチンコ(ガロ新台) 最終話 『おっさん、Aとの最終決戦始めました』

前回までのあらすじ

止め打ちも何も知らなかったおっさんがマイケルとともに一人前のパチンカーに成長していく。
そんな中、ナミへイという女性を助けるために自称パチプーのAと勝負することになったおっさん。決戦当日、集合場所におっさんとナミヘイは来たが、マイケルの姿は見当たらず……。果たしてマイケルは何処に!? 衝撃の最終話が始まる!!

※写真はイメージです

「これが最終話だーーー!! そりゃ!!」

最終話 『おっさん、Aとの最終決戦始めました』

「マイケルさん来ませんね……」

ナミへイ(以下、ナ)「そうですね……」

「もうそろそろ時間ですけど……。私一人で勝てるのでしょうか?」

「私さんなら大丈夫です!これまでマイケルに教えてもらったことを全て出せば必ず勝てます!」

「わかりました!マイケルさんがいないですけど必ず勝ってみせます!」

「ハイ!!」

ついにマイケルは現れなかったが、ナミへイのためにも必ず勝つと意気込んだ私は勝負の舞台となるホールへと向かった。

A「よう!よく逃げないで来たな! ウケるww まーお前なんかケチョンケチョンしてやるよww」

「私さんは絶対に負けませんよ!」

A「よくあんなヤツのことなんか信じられるな。ウケるww それじゃ、早速勝負といこうか!」

A「それじゃルールだけど、打つ機種は『牙狼 魔戒ノ花』」

A「勝敗は閉店時に出玉が多かった方の勝ちだ。単純だろ?それで俺が勝ったらナミへイはもらうって条件は忘れんなよ、ウケるww」

「わかりました。ただしこちらにも条件があります。私が勝ったらナミへイさんには今後一切関わらないこと。そしてこの街から出て行ってもらいましょう」

「私さん…」

A「いーよー!だって俺負けねーしww」

「それではいざ勝負です!」

決戦開始!!

~開始10分~

A「さっそくきたぜ~!激アツの牙狼斬馬剣保留!信頼度は約75%!」

A「はい、楽勝!ウケるww」


「くそっ!(なんてヒキだ…)」

「大丈夫です。まだ始まったばかりですよ。落ち着いていきましょう」

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ナミへイが私を励ましてくれるが、順調に当たりを引き続けるAにかなりの差をつけられてしまった…。

A「やっぱパチンコは当たってなんぼだよなー!攻略とか必要ねーしw」

「やはりヒキの強いやつしか勝てないのか…」

「そんなことはないです!私さんの台選びは間違っていません!Aの回転率より私さんの台の方が断然良いです。自分を信じて下さい!」

「わかりました……」

そして672回転目。私にチャンスが訪れる!

激アツプレート予告から超魔竜リーチへと発展し、これがようやく当たりへと繋がったが……。

ST入らず…。しかもラウンド中の止め打ちも成功したのが1回だけ。このままじゃ負ける……。

A「ウケるww ハマってSTに入んないとかウケるww そしてウケるw 残り時間も少ないし俺の勝ちだな!」

Aとの差は約2万発。もう諦めるしかないのか……。

??「………終了です…」

「…?」

??「あきら…ら…そこ……終了…」

「この声とセリフはもしかして…マイケル?」

??「あきらめたらそこで試合終了。」

「マイケルじゃない?」


マイケル(以下、M)デ・ス・yoーーー!!!

※写真はイメージです

「マイコー!!」

M「私さん、ナミへイ、ご心配をお掛けしまシタ」

「というかマイケルさんボロボロじゃないですか!どうしたんですか!?」

M「朝、集合場所に向かおうとしたら変な奴らに絡まれマシテ…。それで遅くなってしまいマシタ」

「もしかしてAが仕掛けた!?」

M「そうデス。私をここに来させないためにAが仕組んだことです」

「怪我は?」

M「大丈夫デス!私こう見えても強いんデス!」

「なら良かった!A、姑息な手を使うとは汚いぞ!」

A「おまw 必死ww ウケるwww マイケルがいなけりゃ動揺するんじゃねーかと思って仕掛けたんだけど、ドンピシャだったなw ホンマウケるわ~w」

「Aの思い通りになったってわけか…」

A「ざまぁw もう俺の勝ちや!」

M「まだ時間は残っていマス!Aはすでに通常時に戻っているから今から連荘と止め打ちすれば勝てマス!」

A「いや、無理だってw ウケるww」

その直後……

渾身の全回転を引き、遂にSTへ突入した。

M「時間はないですけど、焦らないでラウンド中と電サポ中の止め打ちはしっかりやりまショウ!」

「はい!」

ラウンド中と電サポの止め打ちをしながら大当たりを引く私。そして対決終了となる閉店を迎えた。

決戦の行方は果たして!?

「なんとか閉店まで続いてくれましたが…」

M「ドル箱の数は同じなので、微妙なところですね…」

A「俺のほうが当たり回数多いんだから、俺のほうが出てるに決まってんじゃん。ウケるw」

「大丈夫ですよ、私さん。自分に自信を持ってください」

A「じゃあお前から玉流せよ」

「わかった」

ジャラジャラジャラ………ピッ
18584玉

A「まぁまぁやな。最後減らしたけど余裕で勝ってるでしょw」

ジャラジャラジャラ……ピッ
18121玉

M「18……1…21………勝った!」

A「はっ!? マジで!? 俺のほうが当たり多いのになんで!?」

「『止め打ち』の差ね」

A「は?」

「ムダ玉を減らして、玉増えもさせる…それが止め打ちよ。私さんは地道に止め打ちをしていたけど、あなたは一切していなかった。しっかり止め打ちをしている人としてない人ではそれだけ出玉が違うってことよ」

A「ば、ばかな…!?」

「もしかしてそれを見抜いていたからこそ勝負を受けたんですか?」

「ふふふ、そうね。このホールは必ず1台良い台があるの。私さんがその台を見つけて打つだろうと思ったいたわ。ただ、私さんが当たりを引けるかどうかは賭けだったけどね」

(何か雰囲気変わった!?)

A「俺がこんな奴らに負けるとは……」

M「Aは自分のヒキだけを信用しすぎましたネ。しっかりと打っている人は勝てるのですヨ」

「マイケル、これでとりあえず任務完了ね。Aはおゆきなさい」

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そしてAはこの街から去っていった。

「マイケルさん、色々と教えて頂いて本当にありがとうございます。これでこれからも楽しくパチンコを打てそうです」

M「いえ、私さんが頑張ったからこその結果ですヨ」

「そういえば、マイケルさんとナミへイさんはお知り合いなんですか?」

「何も言わずにごめんなさい。実は私達はこういう者よ」

ナミへイは私に名刺を差し出した。

「DSY……No.2…ナミへイ…なんですかこれ?」

M「ワタシはパチンコを楽しく打っている人を邪魔する、Aのような人達を排除するために極秘でこの国へやってきまシタ。そしてアナタはAを倒し、このホールで楽しく遊技する人達を守ったのデス」

「なぜ、その役目を私が…?」

M「私さんは無限の可能性を秘めているように感じました。やはりワタシの目に狂いはなかったようです、アリガトウ。これで私さんもこの街で楽しく打てることでしょう」

「私さん、ありがとう」

「それであなた達はこれからどこへ?」

M「私たちの闘いに終わりはありまセン。次のところへ向かい、世直しをする…これが私達の極秘任務であり使命なのデス」

「マイケル、No.3から連絡が入ったわ。ここから少し遠いけど、ノリ打ち軍団が台を占拠しているらしいわ」

M「それじゃ行こうか。私さん、お元気で!」

マイケル達は次の場所へと向かうようだが、1つ聞いておかなければならないことが…。

「マイケルさん!『DSY』ってなんですか?」

MDe・Su・Yo---!

こうして慌しい2週間が終わり、平穏な日々が訪れた。

マイケルさんにはパチンコの奥深さと、ただ打つだけではダメなんだということを教わった。教えてもらったことは忘れずにこれからの人生をすごして生きたいと思う。

本当にありがとう、マイケルとナミへイ。

1ヶ月後

突然そのときはやってきた……。

まさかこんなことになろうとは……(終幕)





新シリーズが始まるぅぅぅううう!