第弐話『おっさん、止め打ち始めました』

シリーズ名
おっさん物語 (不定期更新)
話数
第2回
著者
おっさんの伝道師

牙狼 魔戒ノ花 パチンコ(ガロ新台) 第弐話『おっさん、止め打ち始めました』

前回までのあらすじ

ようやく牙狼 魔戒ノ花という人生の楽しみを見つけた38歳独身サラリーマンの私。だがホールへ行くとほぼ必ず知り合いAと遭遇し、勝ち自慢やら色々と絡んでくる。しまいには最近パチンコを始めたことや負け続けている私を蔑む始末……。そんなAに一泡吹かせてやりたいが、一体どうすれば……。

悔しさと絶望の中、謎の男が現れた…。

勝ちたいなら攻略を覚えるベシ!

「あなたは一体……誰でしょうか?」

??「申し遅れまして………」

??「アーーーーイ」

??「とぅいま」

……………
…………
………
……

??「テーーーーーーーン!!!!」

「なんだか聞いたことのあるセリフですけど、もしかして……」

??「イエ、違いマスヨ。マイケルです!西海岸からパチンコを覚えるためにやってきまシタ!」

(一体なんなんだ、この人は…。どこの西海岸だ?)

マイケル(以下、M)「ところでアナタ、止め打ちもしてないんダッテ?」

「恥ずかしながら聞いておりましたか…。まず『止め打ち』という言葉すら知らないもので…。お恥ずかしい……」

M「止め打ちも知らなかったのデスねー。それならワタシがパチンコの全てを教えてアゲましょう!そうすれば、あんな自慢ヤロウなんかに負けるコトないデスよ!」

「いえ、そんな見ず知らずの人に教えてもらうなんて滅相もないです。自分で頑張りますから、気になさらないで下さい」

M「ワタシもパチンコを始めたときは色々な人にバカにされましたヨ…。だからワタシはそんなアナタを見ているとホットけないんデ・ス・yoー。ワタシに任せてください!
必ずアナタを一流のパチンカーに育てあげてみせマス!」 (確かにこのままバカにされ続けるのもな…)

「わかりました……。騙されたと思ってマイケルさんに乗りましょう!」

M「ヨーシ!それじゃあ一緒にガンバリマショウ!(ニヤリ)」

こうして私とマイケルの共同生活が始まった。というかマイケルが勝手に転がりこんできたのだが…。マイケルがこれまでどういう生活をしてきたのか、いつ日本に来たのか……気になることは沢山あるが、まぁ変なやつではなさそうだ。それはおいおい聞くとしよう。

牙狼 魔戒ノ花は止め打ち効果バツグン!?

それからパチンコのことについてはマイケルに教わることとなる。まずは『止め打ち』について聞いてみた。

「あの、『止め打ち』ってなんですか?」

M「止め打ちはデスネ……『止めて打つ』ということデスネ」

「…そのままじゃないですか。具体的にお願いします」

M「止め打ちは色々な場面で必要なのですが、ざっくりまとめて説明すると『出玉が増える』ことに繋がるわけですネ」

「ふむふむ、それでそれで?」

M「まず、止め打ちは通常時、ラウンド中、電サポ中にすることなんデス。この中でも通常時の止め打ちはもちろんやってマスよね?」

「通常時ですか…、やってないですね……」

M「ユア クレイジー!!! アハ! 通常時もやっていないなんて、クレイジーにもほどがあるぜ坊主。通常時は保留が3個貯まったら止める、2個になったら打ち出す、これは基本中の基本だぜ坊主!」

「す、すいません。(いきなり変わった?)」

M「そして牙狼 魔戒ノ花のラウンド中と電サポ中の止め打ちは ここ に載ってるし効果バツグンだから勉強しとけ、坊主!ボーダーはもちろん分かるよな!?」

「……ボーダー………シャツ?」

M「オーーーーマイ………ガッッッ!!! ボーダーのことも上に載ってるから勉強しとけや、ボケェ!」

というわけで、半ギレ状態のマイケルにボーダーと止め打ちを教えてもらった?ので、次は実戦で試すこととなったのだが、まさか実戦中にあんなことになろうとは……。

次回、おっさんとマイケルの身に何かが起こる……かもしれない?

「次回も幸福じゃないからね!」